検見川速刀
憑依術で判定を行い、中忍頭の秘密を探ろうと思います。
検見川速刀
2D6>=5 (判定:憑依術) (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
GM
それは、2人が中忍頭の前から脱する、その刹那の事。
検見川速刀
──生気が抜け、手を引かれるままになっていた速刀の指先が、ぴくりと意図を持って動いた。
中忍頭
高まっていた櫃挾への殺意が、熟練の忍に一瞬の隙を作った。
検見川速刀
ほんのわずかな。だが、いかな実力差があろうと忍にとっては十分な隙。
検見川速刀
広げられた手が綱でも手繰るように握られ、引かれる。
検見川速刀
それだけだ。あとは、一に引かれてその場を脱する。
検見川速刀
そして、見られた、ということに相手も気が付くはずだ。
中忍頭
視線というには、あまりに異質な気配だった。
検見川速刀
振り切って駆ける背に、いつまでも拭えぬ不快な感覚が残っていた。
検見川速刀
「分かっているだろうが、あれは、手練れだ」
検見川速刀
https://character-sheets.appspot.com/shinobigami/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYlP6f7wMM
櫃挾一
「だがおれとお前なら勝てない相手じゃない」
検見川速刀
「言葉一つで奴の言うなりになる身でなければ、肯きもしたろうが……」
検見川速刀
「……どうにかして、この血核を壊さねばならん」
検見川速刀
視線を向ける。一の懐に呑まれた奥義書。
櫃挾一
「その手立てが見つからなくとも、やってやるさ」
検見川速刀
「いや。……もしかすると、その奥義があれば」
検見川速刀
「……そもそも、お前が盗み出したものではあるからな」
櫃挾一
「それもまあ修行の一部みたいなもんだしな」
櫃挾一
「ふー、やっぱり奥義って言えば必殺の一撃みたいなのが納められるのかな」
櫃挾一
2D6>=5 (判定:呪術) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
GM
その秘伝書は呪術的な封印が施されてあったが、それも持ち前の特技によって突破。
GM
秘密:秘伝書
この秘伝書には「血核」「禍魂の欠片」という2つの秘宝について記されていた。
そして、それらの秘宝を破壊する秘術も。
このプライズの所持者はクライマックスフェイズ中、このプライズの使用を宣言し、「里の秘宝」であるプライズを対象に選ぶ事で、それを破壊する事ができる。(使用可能なタイミングは特殊忍具としての扱いとなり、破壊は自分が所持していないプライズも対象にできる)
PC1がこの情報を獲得した時、PC1はプライズ「禍魂の欠片」を獲得する。
GM
プライズ:禍魂の欠片
里の秘宝。PC1の体内に埋め込まれた宝玉。
このプライズは、プライズ「秘伝書」の秘密が調査された時、調査したPCに対して情報が開示される。
このプライズはPC1が所有しており、所有者の移動ができない。
このプライズの所有者は、常にこのプライズの秘密を知る事が出来る。
GM
では、その事実を知った上で己の内へと気を巡らせると……
それは確かにそこにある。
GM
秘密:禍魂の欠片
生命を操作する力を持つこの秘宝は2つの役割を持っている。
ひとつは、力を吸収する受け皿。
もうひとつは、この秘宝を持って育った者を、里が行う実験に都合の良い存在に育て上げる矯正装置だ。
この秘宝が存在する限り、この秘宝の所有者は術者が設定した【背景】を1つ強制される。
このプライズが破壊された時、PC1は全ての弱点を失い、感情を結んでいた場合、感情表を振ってその内容を再決定する。
その後、奥義を一種特例習得する。
検見川速刀
「……俺ばかりでなく、お前のほうにもこんなものを埋め込んでいたとはな」
検見川速刀
「……それでも、里の外に出ようという意志は止められなかったわけだ」
櫃挾一
「うし、それじゃ、おれはこの奥義の段の方を試してくる」
櫃挾一
しばらくしてから、響くような大きな物音が聞こえてくる。
検見川速刀
腕を組んで待っていたのが、眉を跳ね上げる。