GM
外から見れば微弱だったはずの霊脈の乱れは、奥へと進めば一目瞭然。
GM
緑豊かな避暑地を一歩踏み出せば、そこから先は全くの別世界だった。
マシロ
「ここは子どもたちの幸せの場。楽しい夢を見続ける場所」
マシロ
「大人の皆さんが、こんなところに何用で?」
GM
マシロが、全員の前に立って、挨拶の言葉を述べる。
GM
その後ろから、悠希、果子、そして胡桃が姿を現し──
GM
──胡桃は、柘榴の姿を見て、大きく目を見開いた。
イザンナ
「はぁ~、それはお邪魔して悪かったねぇ。」
三善清次郎
「被害者ばっかり……てわけじゃあなさそうだね」
辰巳 悠希
情緒不安定な子なのかな~、なんて気楽に思っている。
マリア=ロドリーゴ
走っていく胡桃を見送って、息をついた。
三善清次郎
「……」怯えた後ろ姿を引きとめるだけの理由はなくて。
マリア=ロドリーゴ
「それでいい、単独行動を取るな。あとで迎えに行けばいい」
マリア=ロドリーゴ
柘榴に声をかけて、白い少女へ目を向ける。
マリア=ロドリーゴ
「お前がここのコテージの主か」
マリア=ロドリーゴ
「私たちの前に、ほかにだれか来たか?」
マリア=ロドリーゴ
はぐらかされたのを感じて、すぐに質問を変える。
マシロ
「質問の答えが欲しければ、そしてこのコテージの中に入りたければ」
マリア=ロドリーゴ
眉根を寄せる。先を促すように顎をしゃくる。
マシロ
「ここまで来たなら、ご存じかもしれませんが」
マシロ
「少しばかり、周辺が散らかっていてね。カミガカリたる皆さんには、掃除をお願いしたい」
イザンナ
「そりゃ構わないけど、僕もひとつ質問いいかな?」
マリア=ロドリーゴ
すぐに視線を逸らして、マシロへ向き直る。
マシロ
「……」カミガカリの後方を見て、にやりと笑う。
マシロ
「……後で伺いましょうか。何しろ今は、とてもタイミングが良い」
イザンナ
「まあ……落ち着いて話もできなそうだ。」
辰巳 悠希
「ウワーーーーーーーーー!!!!!!!
ゾンビだーーーーーーーーーー!!!!!!!」
辰巳 悠希
「ゾンビって実在するの!?!?
いや実在しないでしょ!?
ゾンビウイルス、完成していたのか!?!?」
三善清次郎
「ウイルス性のゾンビじゃないから大丈夫だよ~」
首無騎士
死者の如き、おぼつかない足取りで、カミガカリ達へと歩み寄ってくる。
マリア=ロドリーゴ
首がなかろうが、見間違えるはずなどない。
三善清次郎
その絶句を受けて、ようやく。気付く。修道服。霊糸。
マリア=ロドリーゴ
そこにいるのが確かに幼馴染であると確信した瞬間、
マリア=ロドリーゴ
「やっ……てやろうじゃねえか!」
マリア=ロドリーゴ
「そのガキの言った通り、今すぐ『掃除』してやるッ!」
木下果子
「おい、嘘だろ。アンタら、まさかアレと戦うつもりか!?」
イザンナ
小さな身体がないことに、少しだけ安堵して。
三善清次郎
「…………」霊符を取り出す。出来ることは他にない。
辰巳 悠希
「向こうはゾンビだし……ウイルス性じゃないとしても、死なないだろうしぃ……」
イザンナ
「まあ、何でもいい。そんなにうろたえていては……」
月花 柘榴
隠されていたところから、触手が生える。
イザンナ
男の前に金の騎士が降り立ち、剣を構える。
マリア=ロドリーゴ
子供たちに背を向けたまま、ただ周囲に風切り音を響かせている。
辰巳 悠希
なんだろう、今この人はなんて言った?
誰も守れず、喪う?
なんで今脅されたの?
イザンナ
「援護する。存分に舞え、"聖モニカ"!」
マシロ
「キミは何も気にせず、後方で彼らの戦いを見守っていればいい」
辰巳 悠希
「ムリムリムリムリ!!!無理だよ!!
僕は普通の中学生なんだってば!!」
三善清次郎
「いや、いくらなんでも流石に一般少年を戦わせるわけには……」
三善清次郎
一般であってほしい。聞き間違いであってほしい。
マシロ
「そう。辰巳悠希。……利き手を伸ばして、武器を思い浮かべてごらん」
月花 柘榴
「…………聞きたいことは山ほどあるけど」
月花 柘榴
「まず、あんたが生きてくれないとどうしようもないから」
辰巳 悠希
考えてみる。
自分のこの手は、何を掴む?
この弱っちい腕に、力がある?
辰巳 悠希
そんなものは無い、と思う。
だって僕は普通の中学生だ。
辰巳 悠希
でも、誰も守れず、喪うと言われた。
喪うのは、嫌だなぁ。
辰巳 悠希
何かが胸を過る。
喪いたくなかったもの。喪いたくないもの。
辰巳 悠希
そんな、大袈裟な。
家族はここにはいないし、果子ちゃんは昨日会ったばかりの女の子で。
辰巳 悠希
それは「何か」の中に入り、「何か」を掴んだ。
辰巳 悠希
どくり、と体が脈打つ。
どこか分からないところから、知らない力が流れ込む。
辰巳 悠希
体の内側が冷えるのを感じる。
氷のように、水晶のように、黒曜石のように。
辰巳 悠希
黒曜石が輝く。
黒髪の色が失われ、先端が炎に色づく。
辰巳 悠希
龍脈の力は鎧状になり体を包む。柔らかい体を鋼鉄のように覆い隠す。
辰巳 悠希
敵を見据える。
根拠もなく、やれる、と思った。
男の屍①
ずるずると足を引きずりながら、死者たちは前へ。
三善清次郎
願い空しく。縁がここに収束するのを見た。
マリア=ロドリーゴ
屍の群れの中央にいる、首のない騎士を見据えている。
マリア=ロドリーゴ
2d6+2 (2D6+2) > 10[4,6]+2 > 12
月花 柘榴
2d6+2 (2D6+2) > 2[1,1]+2 > 4
辰巳 悠希
2d6+2 (2D6+2) > 7[1,6]+2 > 9
イザンナ
2d6+8 (2D6+8) > 4[2,2]+8 > 12
三善清次郎
2d6+8+2 (2D6+8+2) > 4[2,2]+8+2 > 14
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 1 に変更しました。
男の屍①
男の屍(吸血屍鬼)
種別:不死 LV:3(1)
サイズ:2 知能:高い 感覚:魔力 会話:可能 反応:敵対
知名度:12 弱点:[閃光][幻覚] 移動:歩行
固定値:命14、回13、発12、抵11、判11
行動値:12(6)
生命力:43
装甲:3
結界:0
[武器攻撃]:肉弾攻撃/近接状態/1体
対象に[形状:斧]2d+10の物理ダメージ。
《狡猾な一撃》:物理攻撃/近接状態/1体
使用者は【命中】+2、対象に[形状:斧]2d+10の物理ダメージ。
《猛毒攻撃》:物理攻撃/近接状態/1体
対象に[形状:斧]2d+10の物理ダメージ。この物理攻撃で1点でも[ダメージ]を受けた場合、対象は[状態変化:猛毒]となる。
《攻撃回数Ⅰ》:常時/使用者
対象は[手番]の際、[タイミング:攻撃]を+1回。
マリア=ロドリーゴ
2d6+2 (2D6+2) > 7[2,5]+2 > 9
月花 柘榴
2d6+2 (2D6+2) > 7[2,5]+2 > 9
辰巳 悠希
2d6+2 (2D6+2) > 6[1,5]+2 > 8
イザンナ
2d6+8 (2D6+8) > 5[1,4]+8 > 13
三善清次郎
2d6+8+2 (2D6+8+2) > 10[4,6]+8+2 > 20
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
女の屍①
女の屍(キョンシー)
種別:不死 LV:3(1)
サイズ:2 知能:狡猾 感覚:魔力 会話:不可 反応:敵対
知名度:15 弱点:[火炎][閃光] 移動:歩行・飛行
固定値:命16、回10、発12、抵12、判11
行動値:5(4)
生命力:52
装甲:10
結界:10
[武器攻撃]:肉弾攻撃/移動4マス/1体
対象に[形状:槍]3d+12の物理ダメージ。
[追加効果]:対象は常に[近接状態]を無視できる。
《毒爪速射》:物理攻撃/8マス/2体
対象に[属性:魔毒/形状:槌]2d+25の物理ダメージ。
《瘴気防護》:防御/8マス/1体
ダメージ減少時に使用。対象が受けた[ダメージ]と効果を使用者が代わりに受ける(【抵抗】判定は失敗)。
《概念・強靭》:常時/使用者
対象は[手番]の際、[タイミング:攻撃]を+1回。
また、対象は[未行動]中、受けた[ダメージ]を−30。
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
月花 柘榴
2d6+2 (2D6+2) > 7[3,4]+2 > 9
イザンナ
2d6+8 (2D6+8) > 8[3,5]+8 > 16
マリア=ロドリーゴ
2d6+2 (2D6+2) > 4[1,3]+2 > 6
三善清次郎
2d6+8+2 (2D6+8+2) > 8[2,6]+8+2 > 18
辰巳 悠希
2d6+2 (2D6+2) > 6[1,5]+2 > 8
[ マリア=ロドリーゴ ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
[ イザンナ ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
老人の屍
老人の屍(画霊)
種別:不死 LV:3(1)
サイズ:1 知能:高い 感覚:魔力 会話:不可 反応:時々
知名度:14 弱点:[火炎][冷気] 移動:歩行・飛行
固定値:命11、回10、発19、抵12、判12
行動値:5(4)
生命力:45
装甲:1
結界:1
[武器攻撃]:魔法攻撃/5マス/2体/消滅
対象に1d+15の魔法ダメージ。
《瘴気の壁》:開始/戦闘地帯/戦闘地帯
対象は[対象:2体以上]([範囲・戦闘地帯]も含む)の[攻撃行動]から受けた[ダメージ]を[半減]。
《霊体攻撃》:魔法攻撃/7マス/1体/半減
1ターン中1回、対象に3d+16の魔法ダメージ。
《芸術の情念》:常時/使用者
対象は[手番]の際、[タイミング:攻撃]を+1回。
また、対象が[死亡]しない限り、[戦闘地帯]内に存在する[ボス]以外の[種別:不死]のNPCは【行動値】に+10。
マリア=ロドリーゴ
2d6+2+2 (2D6+2+2) > 9[3,6]+2+2 > 13
辰巳 悠希
2d6+2 (2D6+2) > 7[2,5]+2 > 9
三善清次郎
2d6+8+2 (2D6+8+2) > 6[1,5]+8+2 > 16
月花 柘榴
2d6+2 (2D6+2) > 8[2,6]+2 > 10
イザンナ
2d6+8 (2D6+8) > 8[3,5]+8 > 16
三善清次郎
それぞれの屍に視線を走らせる。
どれもこれも動きから生前の顔まで見えるようで。
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
首無騎士
首無騎士
種別:幻獣 LV:4(1)
サイズ:2 知能:狡猾 感覚:通常 会話:不可 反応:時々
知名度:14 弱点:なし 移動:歩行
行動値:29(12)
イザンナ
開始前、特殊:霊威精錬 3
錬金・霊杖と錬金・霊神を精錬し、
開始タイミングで錬金・霊神を装備します
首無騎士
《影門跳躍》:開始/7マス/1体
1ターン中1回、対象は[近接状態]を無視して、現在のマスから7マス内に移動させられる。[開始]を消費せず、対象は効果を拒否できない。
首無騎士
《影門転移》:開始/5マス/1体
使用者は[近接状態]を無視して、互いの位置を対象と入れ替えて[設置]する。
首無騎士
その瞬間、マリアは戦場の端へ、清次郎は戦場の中心へ。
首無騎士
二人の影が重なった瞬間、縫い止められたようにイザンナの動きは止められた。
首無騎士
《影破り》特殊/戦闘地帯/1体
対象が《タレント》宣言時に使用。対象が指定した[タイミング:開始・準備]いずれかの《タレント》の効果を1つ消滅する。
マリア=ロドリーゴ
視界が一瞬暗くなり、遠くへと飛ばされる。
イザンナ
身体が動かない。かろうじて視線で黄金の騎士に目配せをする。
マリア=ロドリーゴ
さんざ見慣れた技だが、自分の身で喰らった経験はほとんどない。
マリア=ロドリーゴ
その行動ひとつひとつでさえ、自分のよく知るフェアリー・ブルダンであることが痛いほどによく分かる。
マリア=ロドリーゴ
食い入るように、遠くからその首の断面に目を向ける。
三善清次郎
主戦力として認識している赤髪のシスターが遠く離れる。小さく舌打ち。
マリア=ロドリーゴ
何がその首を落としたのか、何者がその命を断ったのか。
マリア=ロドリーゴ
それを読み取ろうとしても、死してなお幼馴染が動かされている冒涜的なこの状況に、思考が灼熱する。
マリア=ロドリーゴ
「こっちは問題ねえ! すぐに全部ぶち抜いてやる!」
老人の屍
《瘴気の壁》:開始/戦闘地帯/戦闘地帯
対象は[対象:2体以上]([範囲・戦闘地帯]も含む)の[攻撃行動]から受けた[ダメージ]を[半減]。
三善清次郎
【戦闘力増強】 対象:イザンナ 魔ランク+1 1・1
首無騎士
《影撃》:特殊攻撃/8マス/2体
対象に3d+20の物理ダメージ。
辰巳 悠希
2d6+2 (2D6+2) > 3[1,2]+2 > 5
辰巳 悠希
さっきのダイス振る時に交換し忘れたから、1と2を交換しようかな
[ 辰巳 悠希 ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
イザンナ
2d (2D6) > 6[2,4] > 6
[ イザンナ ] 霊紋 : 19 → 13
イザンナ
4d6+2>17 (4D6+2>17) > 10[2,2,3,3]+2 > 12 > 失敗
[ イザンナ ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
[ イザンナ ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
首無騎士
生命を5消費後、ダメージを[LV]+1d(最大5d)する
首無騎士
8d+20 (8D6+20) > 27[1,2,3,3,3,4,5,6]+20 > 47
[ 首無騎士 ] 生命力 : 0 → -5
辰巳 悠希
C(47-8) c(47-8) > 39
イザンナ
C(47-7) c(47-7) > 40
辰巳 悠希
リアクティブアーマーの効果を使用して、ダメージを-10します
[ イザンナ ] 生命力 : 53 → 13
[ 辰巳 悠希 ] 生命力 : 58 → 29
男の屍①
《狡猾な一撃》:物理攻撃/近接状態/1体
使用者は【命中】+2、対象に[形状:斧]2d+10の物理ダメージ。
三善清次郎
2d6+3 (2D6+3) > 5[1,4]+3 > 8
男の屍①
2d+10 (2D6+10) > 8[2,6]+10 > 18
三善清次郎
C(18-5) c(18-5) > 13
[ 三善清次郎 ] 生命力 : 51 → 38
男の屍①
《猛毒攻撃》:物理攻撃/近接状態/1体
対象に[形状:斧]2d+10の物理ダメージ。この物理攻撃で1点でも[ダメージ]を受けた場合、対象は[状態変化:猛毒]となる。
[ 三善清次郎 ] 霊紋 : 22 → 19
三善清次郎
3d6+3 (3D6+3) > 9[2,2,5]+3 > 12
男の屍②
《猛毒攻撃》:物理攻撃/近接状態/1体
対象に[形状:斧]2d+10の物理ダメージ。この物理攻撃で1点でも[ダメージ]を受けた場合、対象は[状態変化:猛毒]となる。
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
[ 三善清次郎 ] 霊紋 : 19 → 14
三善清次郎
3d6+3 (3D6+3) > 9[1,3,5]+3 > 12
男の屍②
《猛毒攻撃》:物理攻撃/近接状態/1体
対象に[形状:斧]2d+10の物理ダメージ。この物理攻撃で1点でも[ダメージ]を受けた場合、対象は[状態変化:猛毒]となる。
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
[ 三善清次郎 ] 霊紋 : 14 → 12
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
三善清次郎
3d6+3 (3D6+3) > 8[1,3,4]+3 > 11
男の屍②
2d+10 (2D6+10) > 10[4,6]+10 > 20
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
[ 三善清次郎 ] 生命力 : 38 → 18
老人の屍
《霊体攻撃》:魔法攻撃/7マス/1体/半減
1ターン中1回、対象に3d+16の魔法ダメージ。
イザンナ
2d6+1 (2D6+1) > 9[4,5]+1 > 10
老人の屍
3d+16 (3D6+16) > 12[3,4,5]+16 > 28
イザンナ
C(28-7) c(28-7) > 21
[ イザンナ ] 生命力 : 13 → 0
イザンナ
黄金の騎士で首なし騎士からの攻撃を軽減するも、足元から受けた追撃に眉を寄せる。
老人の屍
[武器攻撃]:魔法攻撃/5マス/2体/消滅
対象に1d+15の魔法ダメージ。
三善清次郎
2d6+9 (2D6+9) > 7[3,4]+9 > 16
老人の屍
1d+15 (1D6+15) > 3[3]+15 > 18
[ 三善清次郎 ] 生命力 : 18 → 5
女の屍①
《毒爪速射》:物理攻撃/8マス/2体
対象に[属性:魔毒/形状:槌]2d+25の物理ダメージ。
月花 柘榴
2d6+8 (2D6+8) > 9[4,5]+8 > 17
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
三善清次郎
2d6+3 (2D6+3) > 5[1,4]+3 > 8
女の屍①
2d+25 (2D6+25) > 4[1,3]+25 > 29
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
月花 柘榴
C(29-6-2) c(29-6-2) > 21
[ 月花 柘榴 ] 生命力 : 61 → 60
女の屍①
《毒爪速射》:物理攻撃/8マス/2体
対象に[属性:魔毒/形状:槌]2d+25の物理ダメージ。
月花 柘榴
2d6+8>16 (2D6+8>16) > 5[2,3]+8 > 13 > 失敗
三善清次郎
2d6+3 (2D6+3) > 5[2,3]+3 > 8
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
女の屍①
2d+25 (2D6+25) > 8[2,6]+25 > 33
三善清次郎
激しい腐臭に意識が霞む。
その中で鈍い熱を感じる箇所が増える。
次第に全身を覆っていく。
三善清次郎
「(……や、洒落に、ならんなこれ、……)」
女の屍①
触手が屍の攻撃を防ぐ。しかし怯むこともなく前進。
月花 柘榴
一撃は弾いた。傷はすぐに修復されていく、が。
女の屍②
敵地の中央に放り出された清次郎の元へ。一斉に屍たちが集まっていく。
三善清次郎
逃れる術がない。せめて喘ぐように呼吸をしても、それによって毒が回り、
気管が膨れ上がるのがわかる。
三善清次郎
掠れる声。痛い。肉がちぎれるような感覚。実際もう千切れているかもしれない。
三善清次郎
(次の記事、ゾンビネタでいけるな……)
三善清次郎
どこかへ手を伸ばそうとして、上手く動かない。
全身の血が濁り、澱み。巡って痛みを増大させる。
三善清次郎
ブラックアウトする視界の中に赤くうねる触手が過る。
女の屍②
他の仲間の元へ、素早く振り向き手を伸ばす。
三善清次郎
こんなもん、美しくもなんともねえなあ。
辰巳 悠希
屍に埋もれゆく、見知らぬ男性。
悠希は眉一つ動かさない。
三善清次郎
感覚の無い指先が腐肉を掻いて、そのまま。
女の屍②
《毒爪速射》:物理攻撃/8マス/2体
対象に[属性:魔毒/形状:槌]2d+25の物理ダメージ。
>柘榴、悠希
命中16
辰巳 悠希
2d6+12 (2D6+12) > 5[2,3]+12 > 17
月花 柘榴
2d6+8>16 (2D6+8>16) > 8[3,5]+8 > 16 > 失敗
女の屍②
2d+25 (2D6+25) > 7[1,6]+25 > 32
月花 柘榴
C(32-6-2) c(32-6-2) > 24
月花 柘榴
C(24/4) c(24/4) > 6
[ 月花 柘榴 ] 生命力 : 60 → 54
月花 柘榴
*神成神器化 神器咆哮 イサーパワー 4
月花 柘榴
抉られたところから触手が芽生えるように出てくる。肌を覆って、
月花 柘榴
抉るその爪と似た色の液体を、触手から流して。
月花 柘榴
2d6+10>=10 (2D6+10>=10) > 7[3,4]+10 > 17 > 成功
月花 柘榴
C(4*3+29) イサーパワー c(4*3+29) > 41
[ 女の屍② ] 生命 : 52 → 21
月花 柘榴
体の表面が腐り落ちていく。それを見ている。
月花 柘榴
食えないし、食わないから、全力で倒していい。
[ 三善清次郎 ] 生命力 : 5 → 0
マリア=ロドリーゴ
M2へ移動。準備で聖水を使用。
マリア=ロドリーゴ
2d6+9=>13 (2D6+9>=13) > 8[3,5]+9 > 17 > 成功
マリア=ロドリーゴ
C(5*3+32+10) c(5*3+32+10) > 57
男の屍①
C((57-3)/2) c((57-3)/2) > 27
女の屍①
C((57-10)/2) c((57-10)/2) > 23
[ 男の屍① ] 生命 : 43 → 12
[ 男の屍② ] 生命 : 43 → 12
[ 女の屍① ] 生命 : 52 → 25
マリア=ロドリーゴ
1d 霊紋を燃やします (1D6) > 3
[ マリア=ロドリーゴ ] 霊紋 : 22 → 19
マリア=ロドリーゴ
3d6+9 (3D6+9) > 12[1,5,6]+9 > 21
首無騎士
2d (2D6) > 5[2,3] > 5
[ 首無騎士 ] 生命力 : -5 → -10
マリア=ロドリーゴ
C(6*2+32+10) c(6*2+32+10) > 54
男の屍②
C((54-3)/2) c((54-3)/2) > 25
女の屍①
C((54-10)/2) c((54-10)/2) > 22
マリア=ロドリーゴ
C(6*1+32) c(6*1+32) > 38
[ 女の屍① ] 生命 : 25 → 3
[ 男の屍① ] 生命 : 12 → -13
[ 男の屍② ] 生命 : 12 → -13
[ 首無騎士 ] 生命力 : -10 → -47
マリア=ロドリーゴ
1d6 再び霊紋燃焼 (1D6) > 6
[ マリア=ロドリーゴ ] 霊紋 : 19 → 13
マリア=ロドリーゴ
3d6+9 (3D6+9) > 10[2,2,6]+9 > 19
マリア=ロドリーゴ
2と3を交換して、21まで上げます
[ マリア=ロドリーゴ ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
[ マリア=ロドリーゴ ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
マリア=ロドリーゴ
C(6*2+32+10) c(6*2+32+10) > 54
[ 首無騎士 ] 生命力 : -47 → -52
マリア=ロドリーゴ
超過霊力を使用。《記憶再現》からの霊威の衝撃。
マリア=ロドリーゴ
1d6 霊紋燃焼 (1D6) > 3
[ マリア=ロドリーゴ ] 霊紋 : 13 → 10
マリア=ロドリーゴ
3d6+9 (3D6+9) > 5[1,2,2]+9 > 14
マリア=ロドリーゴ
私に何も言わず、何をしに向かうのかを騎士団へ伝えず、たった一人でこんな場所で。
マリア=ロドリーゴ
フェアリー・ブルダンは優秀なカミガカリ──今なお、変わることなく。
マリア=ロドリーゴ
虚空に銃声、音に見合わぬ量の銃弾が戦場に降り注ぎ、屍を一掃する。
マリア=ロドリーゴ
屍を打ち砕いた銃弾は、そのまま死してなお動く騎士の躯へと向かった。
GM
遠くの屍を散らしながら、その弾丸は相方の身体まで。
マリア=ロドリーゴ
それはほかの屍と同じように、首のない体を穴だらけにしてゆく。
GM
リサ自身が言ったこと。彼女が近くで見て、よく知っていること。
マリア=ロドリーゴ
だから相手がだれであろうが、斃そうと決意したのなら。
マリア=ロドリーゴ
必ず、打ち倒すまで、銃弾は止まらない。──
首無騎士
そこへと飛び込む。はらりと布は落ち、地面に触れると影へと変わる。
マリア=ロドリーゴ
舌打ち。タイミングを外され、魔弾は一度周囲へ散っていく。
首無騎士
影は地面を這うように移動する。先ほどまで首無騎士が立っていた場所には、血痕だけが残されていた。
マリア=ロドリーゴ
右目で影を睨みつけながら、身構え直す。
マリア=ロドリーゴ
……かつては相棒に伝えていたその言葉を叫んで、歯を食いしばった。
月花 柘榴
2d6 霊紋を消費します (2D6) > 7[3,4] > 7
[ 月花 柘榴 ] 霊紋 : 22 → 15
月花 柘榴
4d6+10 (4D6+10) > 14[1,4,4,5]+10 > 24
月花 柘榴
C(5*1+29) 武器攻撃 c(5*1+29) > 34
女の屍②
C((34-10)/2) c((34-10)/2) > 12
[ 女の屍② ] 生命力 : 21 → 9
月花 柘榴
腹から触手が生える。放射状に広がる触手は花のよう。
月花 柘榴
這う影を地面ごと崩しながら、毒の雨を降らせる。
月花 柘榴
……目線を合わせて笑いかけてくれたあの顔が、よぎって、
月花 柘榴
目をそらしても、触手はその影がどこにあるかを察知する。
月花 柘榴
降り注ぐ毒はどこにいたってその影を飲み込む。
月花 柘榴
飛び出したところを、触手が殴りつける。
首無騎士
毒が付着した場所を振り払おうと、のたうちまわる。
マリア=ロドリーゴ
食い入るように、動かなくなってゆく屍を見つめていた。
マリア=ロドリーゴ
血を吐くような叫び声を上げた。
イザンナ
浮き上がった手が地面に突き刺さった杖を手元に引き寄せる。
イザンナ
2d6+8 (2D6+8) > 7[2,5]+8 > 15
イザンナ
錬金・霊杖の効果を使用します ランク+1
イザンナ
ランクが2+1(阿修羅)+1(戦闘力増強)+1(杖)で5
イザンナ
C(5*5+27) c(5*5+27) > 52
老人の屍
C((54-1)/2) c((54-1)/2) > 26
女の屍②
C((54-10)/2) c((54-10)/2) > 22
[ 老人の屍 ] 生命力 : 45 → 19
イザンナ
2d6+8 (2D6+8) > 8[2,6]+8 > 16
イザンナ
C(6*4+27) c(6*4+27) > 51
老人の屍
C((51-1)/2) c((51-1)/2) > 25
イザンナ
「焼き尽くせ。我らの前から消え失せろ。」
イザンナ
この程度の屍を燃やし尽くすのに、こんなにも疲弊するとは。
マリア=ロドリーゴ
首無し騎士によって開かれた距離を詰め、動かなくなった屍の傍に跪く。
辰巳 悠希
身長に対して不釣り合いな、引きずるほど大きな剣が地面に落ちた。
辰巳 悠希
悠希の表情は変わらない。
だが、その手が震えている。
辰巳 悠希
少年の体から、甲冑が、結晶が剥がれ落ちる。
辰巳 悠希
何が起こったのか、よく分からない。
確か、武器を手に取って──
月花 柘榴
悠希を見る。触手がしまわれ、バンダナを結び直しながら。
辰巳 悠希
さっき話したばかりの、人の良さそうな眼鏡の──
辰巳 悠希
何が起こったのか分からない。
現実に起こったこととは思えない。
三善清次郎
「……ごほっ、あ”、ッ…………あ”~……?」
辰巳 悠希
意識が薄れてゆく、遠くで果子の声と、聞き覚えがある別の声が聞こえた気がした。
三善清次郎
「…… ……おェッ」口に残っていた、タール状の霊肉を吐いて。
木下果子
「悠希、悠希……!」倒れた悠希の元へと駆け寄る。
マリア=ロドリーゴ
周囲のやり取りに目を向けず、騎士の屍を検めている。
イザンナ
振り向いたときに、背から生えた腕はなく。
三善清次郎
顎を掴まれて、周囲に目を走らせて、霊力結界が解除されいることを確かめて。
マリア=ロドリーゴ
体は毒液にまみれて、うかつに手で触れることはできない。
イザンナ
「や~、大丈夫だよ。みんな無事だからね。」
マリア=ロドリーゴ
再び動き出しはしないことに、安堵している自分がいる。
マリア=ロドリーゴ
何も分からなくなる前に、そこに遺された痕跡を確かめる必要があった。
マシロ
「さあ、悪しき屍は、土に戻さねばなりません」
マシロ
「とどめを刺しましょう。ええ、それがいい」
イザンナ
つまり、脅威ではないのだろう。
はじめから。
マリア=ロドリーゴ
マシロの傍を、魔弾がすり抜けていく。
マリア=ロドリーゴ
「…我が騎士団から失踪したカミガカリだ」
マリア=ロドリーゴ
「事件の解決に動いていた。なぜ死んだのか、調査をする」
マリア=ロドリーゴ
「そして、然るべき弔いを行う」
マリア=ロドリーゴ
「それまでは、埋めるのも燃やすのもなしだ」
月花 柘榴
……信じたくないな、と思う。思うけど、この人が言うなら間違いはないのだろう。
マシロ
「……そうかい。そんなもの、さっさと消しておいた方がいいと思うけどね」
マリア=ロドリーゴ
少しでも役に立てる。そのためなら、これを切り刻んででも調べ上げる。
三善清次郎
血みどろの頭を掻きながら息を吐く。首無騎士の身体に目を向けて。
マリア=ロドリーゴ
「コテージの中に入れてもらおう。このカミガカリの体は中で調べさせてもらう」
マリア=ロドリーゴ
立ち上がり、マシロに向き直って、淡々と言い放つ。
マシロ
明らかに気に入らないといった様子ではあるが、止める事もしない。
マリア=ロドリーゴ
どこからともなく縄を取り出して、手際よく騎士の屍を縛り上げると、
マリア=ロドリーゴ
自信のなさそうに俯くことも、申し訳なさそうに笑うことも、
マリア=ロドリーゴ
向き合って眠ることも、もうない。
木下果子
ぐったりと意識を手放した悠希を膝に寄りかからせながら、おずおずと手を挙げる。
木下果子
全体を見回して、最後にマリアの方を見て。
三善清次郎
腐臭がひどいので遠慮がちに距離を取っている。
木下果子
「この状況、まだ何も分かってねえんだけどさ……ひとつだけ素人の気付きがあって」
木下果子
「今、ゾンビの群れに襲われた……んだよな?」
マリア=ロドリーゴ
この少女の顔、どこかで見たな、と今さらぼんやり思っている。
木下果子
「……たぶん、勘違いじゃないと思うんだけど」
三善清次郎
「……」ゾンビに覆われて何も見れていなかった男。
イザンナ
「ありがとう。参考にさせてもらうね~。ところで……」
イザンナ
「僕も、聞きたいことが一つあるんだけど。」
木下果子
「……わかんない。どうなんだ?」マシロの方を見る。
マシロ
「あと二人、まだ紹介していない子がいます」
マシロ
「コテージに入れば分かるでしょう。皆さん、中に入られますか?」
マリア=ロドリーゴ
「ああ。場所を貸してもらうぞ」
イザンナ
「いいのかっていうか……僕に任せていいのかって感じだけど。」
木下果子
「まだ何も分かってないんだぞ。さっきから何が起きてるんだって感じだ」
木下果子
「まあ、やべーもん見ちゃったな、というのは分かる」
イザンナ
「あはは……大丈夫だよ。大丈夫だけど……」
木下果子
「そのへんも説明してくれよ。えっと、お名前は?」
マシロ
「この後、また二人増える。自己紹介なら、そこでまとめてするのがいいだろう」
イザンナ
「じゃ、名前はまた後で。それで、言いかけたんだけど……」
イザンナ
「うん。僕も彼らも、君たちに危害は加えないから……」
月花 柘榴
すこしだけ目をそらして、それから果子を見る。
三善清次郎
「………………」たぶん、自分の姿はショッキングだったろうと思う。
イザンナ
「ミヨシ君、先歩いて。僕とザクロちゃんが一番後ろ。」
木下果子
「要人警護みてえな配置だ」少し申し訳なさそうに中央を歩く。
イザンナ
「君、凄く丈夫で強いんだね。おかげでみんな助かったよ。」
月花 柘榴
嘘だ。いつもはモノノケにとどめをさそうとしない。
イザンナ
マリアも、ミヨシも。
ザクロに対して意外といった顔をしていた。
イザンナ
あの時、確かに連絡先を交換していたと思ったが。
イザンナ
「……初めから、頼る気はなかったという事か。」
イザンナ
「そんなんじゃ何も、信用できなくなるよ。」
三善清次郎
「……」柘榴に目を向ける。小さいからだ。血にまみれた。
マリア=ロドリーゴ
「ひとりで行動して、霊力結界の中で斃れたら」
マリア=ロドリーゴ
「カミガカリでも死ぬことになるぞ」
月花 柘榴
「……人んち邪魔すんのにこの格好はないだろ」
マリア=ロドリーゴ
「逃げたのはお前の妹だったな」
マリア=ロドリーゴ
「妹に見られるのが嫌なら、多少は隠してやる」
三善清次郎
「まあ、……お兄さんもいまけっこうひどいし……」
月花 柘榴
ありがとうと、そう言いたかったはずだ。
イザンナ
彼女が敵意をもっていないことはわかる。
協力関係であることもわかる。
頼ろうとしないこともわかる。
わかるのと、わからないのと、問題があるのは別だ。
三善清次郎
「ああいう言い方ないんじゃない~?」イザンナを肘でつつく。
イザンナ
ぐったりとしたユウキの身体を抱いたまま、ヒヒヒと笑う。
辰巳 悠希
イザンナの笑い声に合わせて、スニーカーのつま先がぷらぷらと揺れている。
イザンナ
自分の身体は完全ではない。
つまり、そこに死が見えるという事だ。
イザンナ
「大人になってもらわねば、困る。と言ったところか。」
月花 柘榴
血も毒もなくなった真新しい服で、影から出てくる。
三善清次郎
「おかえり。おにーさんもあとで着替えよっと」
マリア=ロドリーゴ
騎士の体を抱え直し、抑えた声を上げる。
月花 柘榴
大きく息を吐いて、俯いて、それから顔を上げる。
三善清次郎
「はあい!」速足でコテージに向かった。
GM
カミガカリたちは、コテージの中へと足を踏み入れた。
三善清次郎
2D (2D6) > 3[1,2] > 3
月花 柘榴
4d6 (4D6) > 20[3,5,6,6] > 20
イザンナ
3d6 (3D6) > 15[4,5,6] > 15
辰巳 悠希
4d6 (4D6) > 15[2,3,4,6] > 15
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 3 に変更しました。
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
[ イザンナ ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
[ 辰巳 悠希 ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
[ イザンナ ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
[ 三善清次郎 ] 生命力 : 0 → 1
[ イザンナ ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
[ マリア=ロドリーゴ ] 霊紋 : 10 → 15
[ 月花 柘榴 ] 霊紋 : 15 → 20
[ イザンナ ] 霊紋 : 13 → 18
[ 三善清次郎 ] 霊紋 : 12 → 14
[ 三善清次郎 ] 霊紋 : 14 → 17
GM
2〜4:なし
5〜9:ただれた皮膚/結界+1:500G(効果値:1)
10〜:穢れた爪/物D+2:1000G(効果値:2)
マリア=ロドリーゴ
2d6 (2D6) > 3[1,2] > 3
イザンナ
2d6 (2D6) > 9[3,6] > 9
GM
2〜9:なし
10〜:女の指/装甲+2:1000G(効果値:2)
辰巳 悠希
2d6 (2D6) > 8[2,6] > 8
三善清次郎
2D6 (2D6) > 5[2,3] > 5
GM
2〜9:絵の具の欠片/精神+1:500G(効果値:1)
10〜:絵画の切れ端/行動+2:1000G(効果値:2)
月花 柘榴
2d6 (2D6) > 8[3,5] > 8
マリア=ロドリーゴ
マシロに『怒り・不信』で取得。
マリア=ロドリーゴ
2d6+3 (2D6+3) > 4[2,2]+3 > 7
イザンナ
2d6+5 (2D6+5) > 9[4,5]+5 > 14
辰巳 悠希
2d6+3 (2D6+3) > 7[3,4]+3 > 10
三善清次郎
2d6+6 (2D6+6) > 11[5,6]+6 > 17
[ イザンナ ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
[ 辰巳 悠希 ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
三善清次郎
2d6+9 高位治癒 (2D6+9) > 10[5,5]+9 > 19
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
三善清次郎
C(5*3+17)+10 回復量 c((5*3+17)+10) > 42
[ 辰巳 悠希 ] 生命力 : 29 → 58
[ 三善清次郎 ] 生命力 : 1 → 43
三善清次郎
軽く服を払う。真言を唱えるまでもなく傷が癒えていった。
[ イザンナ ] 生命力 : 1 → 43
三善清次郎
(あとで忘れないうちに感想メモとっとこ~)
辰巳 悠希
気を失ったままの少年の傷が癒えてゆく。
GM
──3月7日 07:11 コテージ・リビングルーム──
GM
どんよりと薄暗い空を背に、コテージへと戻る。
GM
エントランスを抜け、扉を開ければ、そこには大きなリビングルームがある。
GM
中の景色は穏やかだった。壁面と床の木目が、部屋に温かみを持たせている。
GM
部屋にはファブリックのソファ。そこには二人の少女が腰掛けている。
GM
一人はちらりとカミガカリたちを一瞥し、すぐに手元の本へと視線を落とした。
マリア=ロドリーゴ
首無騎士を抱えて、見覚えのある少女と、はじめて見る少女を順に見た。
ミク
「みなさんもはじめましてはじめまして。どうぞおかけになって」
マリア=ロドリーゴ
記憶処理された、って話だったな、とチラッと思い出す。
三善清次郎
「うわ、ほんとに、」ミクちゃんだ、と言いかけて、記憶を消されていることを思い出す。流石に気持ち悪く思われるかもと口を押さえた。
マリア=ロドリーゴ
「このままでいいならな」と、腕の中の騎士を示す。
イザンナ
「あ、辰巳君どうしよ。どこか寝かせられるとことか……」
辰巳 悠希
「わ、うわわ」
慌てて立ち上がり、部屋の隅に逃げる。
ミク
「部屋に戻ってる。どしたの、顔真っ青だったけど」
三善清次郎
「あっ、だいじょぶだいじょぶ、おにーさん生きてるから!ぴんぴんしてるから!」力瘤。
マシロ
「……悠希と果子の二人には、カミガカリのことから説明する必要がありそうだね」
三善清次郎
「おにーさんは魔法使いなので治せちゃうんだな~」ヘラヘラ。
辰巳 悠希
マリアが抱えた首の無い体を見て、また小さく悲鳴を上げる。
マリア=ロドリーゴ
「そうだ。これから死因を調べる」
イザンナ
「こらこら、子供を怖がらせないの。め!」
木下果子
「……動いてたもんな。つーか、今も動いてる?」
マリア=ロドリーゴ
「ああ、まだとどめは刺してない」
辰巳 悠希
「そんな状態の人が生きてる訳ないですよ!」
イザンナ
「ごめんねぇ、辰巳君。そっちのお姉さんちょっと気が立ってるから……」
三善清次郎
「とりあえず話がややこしくなっちゃうから、移動した方が良いね」
マシロ
「神秘の存在と言えば奇妙なことのように聴こえるだろうが、その存在の証明は容易なことだ」
マシロ
「先程キミたちが見た屍の群れは、それを分かりやすく示していると言えるだろう」
マリア=ロドリーゴ
「起こったことを事実として認める。簡単なことだろう」
マリア=ロドリーゴ
「あれは、夢でもまやかしでもない。それを打ち倒す私たちもまた、尋常の存在ではない」
イザンナ
「人間はお前達のように強くないのだぞ、聖モニカ。心もな。」
マリア=ロドリーゴ
「そいつは弱い人間じゃない。知っているだろう」
マリア=ロドリーゴ
「……今は、少しおかしくなっちゃいるが」
辰巳 悠希
「僕は、弱いっていうか、普通の人間ですよ!勝手に決めないでください!」
辰巳 悠希
「記憶……、なんだろう、何か、剣みたいなのを掴んだとこからよく分かんない……」
木下果子
「……ゾンビの群れみてえなのに襲われたのは、覚えてるんだな?」
マリア=ロドリーゴ
「だが、このこれは記憶障害じゃ済まねえぞ」
木下果子
「剣を引き抜いて、ゾンビの群れと戦って見せたんだ」
三善清次郎
悠希と果子のそれぞれを見て、未来の面影を探す。探してしまう。
月花 柘榴
「……全然姿違ったし、同じ感じで記憶がなくなってんのか、わかんねーけどさ」
木下果子
「私だって混乱してんだぞ。さっきから何の話をしてるんだ?」
マリア=ロドリーゴ
「……ここからもう一段階話がややこしくなる」
マリア=ロドリーゴ
「まずこのコテージは、お前たちの所有物だ」
マリア=ロドリーゴ
「それに私たちの知るお前たちは、大人だし、夫婦だった」
辰巳 悠希
「こんな立派な家、父さんでも買えないと思うけど……」
月花 柘榴
「……あんたらは、今年24歳、のはずなんだよ」
辰巳 悠希
そう考えると色々納得できるな……。
超パワーを手に入れてゾンビをやっつけるなんて、夢に決まってるもんな……。
マリア=ロドリーゴ
首のない女を横抱きに、シスターが淡々と語るさまは、悪い夢にしか見えない、かもしれない。
木下果子
「っ、信じたいけど、さすがになんか……根拠というか、証拠みたいなのはないのか」
月花 柘榴
「……あたしは、2007年に産まれてて、今年で14歳」
イザンナ
スマートフォンをひとつ取り出して、画面を見せる。
三善清次郎
モバイルを取り出そうとしたがイザンナの方が速かった。しまう。
辰巳 悠希
自分もスマホを取り出して、日付を表示する。
イザンナ
「身体が縮んだってわけじゃなさそうだな……」
木下果子
「誰にも触られてないかまでは、わからない」
辰巳 悠希
「……そういえば、僕寝てたはずなのに制服着てるな……」
三善清次郎
事情が説明できるとしたら、この子だけだろう。
辰巳 悠希
何か事情を知っているっぽい人の方を見る。
マシロ
「キミたちは、悠希と果子と、どういう知り合いだ?」
マリア=ロドリーゴ
「私たちは”デュマ”と呼ばれるアラミタマを討伐した」
辰巳 悠希
この夢、一年前の設定があるの?
なんか複雑な設定だな~……。
マリア=ロドリーゴ
「その時に、一緒に行動した……その時きりだがな」
マシロ
「……つまり、カミガカリとしての仕事仲間だったということか」
月花 柘榴
「そのときにアラミタマに狙われてたのが、胡桃……あたしの妹」
マリア=ロドリーゴ
「そちらの疑問はそれですべてか?」
マリア=ロドリーゴ
「ならどうして、ここが『楽園』で、『子どもたちの幸せの場』なのか」
マリア=ロドリーゴ
「教えてもらおうじゃねえか、おい」
ミク
「よく聞いてたよー。くるみちゃん、ざくろちゃんの事大好きだから」
マシロ
「……深い意味はないさ。ただ単に、先程まで、ここには同年代の子供ばかりが居たからね」
マシロ
「大人が居ると、ほら、少し……過ごしにくくなってしまうだろう?それだけさ」
月花 柘榴
けど、どんな顔をして会ったらいいかわかんない。
辰巳 悠希
言われてみれば、大人が来た途端にゾンビなんかも来たなぁ。
マリア=ロドリーゴ
「なぜ、辰巳夫妻のコテージに子供が集まっている?」
辰巳 悠希
学校で仲のいい男女が「○○夫妻」なんて呼ばれることがあるな~と思っている。
マリア=ロドリーゴ
「だが答えたくないなら、質問を変える」
マリア=ロドリーゴ
「カミガカリについてお前は知っているようだが」
マリア=ロドリーゴ
「このコテージの周囲にいるというのも認識しているのか」
イザンナ
「アラミタマっていうのは、ゲームのラスボスみたいなやつだよ」と辰巳君に。
三善清次郎
ああっ なんかミステリアスな感じに誤魔化してたのに!咄嗟にマシロに同情してしまっている。
辰巳 悠希
「それって危ないんじゃないですか……?」
ミク
「あたしの方からいらいさせていただきまして」
マシロ
「……ああ、ああ。知ってはいるさ。だが、だから何だ。1から10まで説明する気はないね」
辰巳 悠希
「あっ、じゃあ皆さんはそれを倒すために来た……」
辰巳 悠希
のに、なんでマシロさんはご機嫌斜めなんですか……?と思いながらマシロの方を見る。
三善清次郎
(このひと自分のこと魔王って言ってなかったっけ……)
辰巳 悠希
先程見た光景を思い出す。
確かに勇者っぽくはなかった。
マリア=ロドリーゴ
「”聖ヴェロニカ”もまた、そのためにここへ来て、命を落としたはずだ」
木下果子
「……物騒な話だな。そんなヤバいやつなの?」
辰巳 悠希
「え、じゃあ……マシロさん、皆さんにお願いした方がいいんじゃないですか……?」
木下果子
「で、その“聖ヴェロニカ”っていうのが……」
辰巳 悠希
この人は、幼馴染の首なし死体を抱えて、こんな平気な顔をしているのか……?
三善清次郎
幼馴染がこんなことになって、心中穏やかなわけはないだろうに。
三善清次郎
「うん。1年前もずいぶん助けてもらったね」
マリア=ロドリーゴ
「お前が何を考えて、私たちを警戒するかは知らないが……」
マリア=ロドリーゴ
「邪魔だけはしないでもらおう」
マシロ
「ただし、こちらは協力する気はない。それだけ分かってもらえればいい」
マシロ
「まだ、ボクたちの関係も紹介していなかったという事になるな」
マシロ
「それでは改めて、ボクの名前はマシロといいます」
GM
縛られている首無騎士を尻目に、マシロは簡単な自己紹介を済ませる。
マシロ
「そして、隣で本を読んでいる彼女の名前が、ムツミ」
ムツミ
反応はない。無言でただ、書物に目を落としている。
辰巳 悠希
「そういえば、僕と果子ちゃんも同級生だよ」
木下果子
「……同級生になる前に、10年後に飛ばされてきちゃったな」
辰巳 悠希
「学校に何かあったりするのかな……?」
イザンナ
アラミタマは、若い人間を好むというし……
イザンナ
「ごめんねぇ、押しかけて。迷惑だよね。」
イザンナ
「あ、僕はミコト、ツツミノミコト。得意な事は変装です。」
イザンナ
「え~~じゃあ、僕も子供になっちゃおうかな。」
イザンナ
「ふふん、これで僕も子供の仲間入りだねぇ。」
三善清次郎
「自己紹介のハードル急に上げるのやめてくれる!?」」
辰巳 悠希
「……変装にしては変わりすぎじゃ……」
木下果子
「なるほどなあ……確かにこりゃ魔法の世界だわ……」
辰巳 悠希
「確かに、魔法でもないとあんなのはできないよね……」すごい夢だな~
三善清次郎
「あー。お兄さんはミヨシです。得意なことは……えーと……片手で卵割れます」
辰巳 悠希
あ、普通の人っぽい……。
さっきは血みどろだったけど……。
辰巳 悠希
騎士、騎士かぁ。
シスターに見えるけど。
マリア=ロドリーゴ
腕の中の首無騎士を抱えなおした。
辰巳 悠希
「聖堂騎士……って、聖騎士みたいなやつ?」
マリア=ロドリーゴ
それから、柘榴の方へ目を向けた。
月花 柘榴
「……月花柘榴。胡桃の姉……っていっても、胡桃とは同い年だから、あんたらとも同じ」
月花 柘榴
得意なこと、ないな……。どうしたらいい? なんでハードル上げたの? とお兄さんをじっと見ます。
月花 柘榴
なんでハードルあげたの? と少年になったイザンナを見ます。
月花 柘榴
「…………よろしく」やっぱ覚えてないんだ、とミクを見ながら。
イザンナ
「よかったら、どこか空いてる場所とかある?調べたいんだけど……ほら、暴れ出すかもしれないし。」
マリア=ロドリーゴ
「……何人かついてきてもらえるか」
辰巳 悠希
ガレージ付きのコテージって、結構高いんじゃないのかな?本当に僕の家なの?
辰巳 悠希
そういえばこの人、手がいっぱいあるんだった……。
イザンナ
「ミクちゃん、何かあったらこっちに呼びに来てくれる?」
辰巳 悠希
どちらにも付いて行く気にならず、様子を見守っている。
木下果子
「……私は、少し調べものでもしようかな」
辰巳 悠希
全然何が何やら分からない。
夢にしては、ちょっと設定が凝りすぎている気もする。
辰巳 悠希
「あ、僕も手伝っていい?
……っていうか、知らない人の中に一人にしないで……」
木下果子
「大したことじゃねえよ。ここが私らの家だってんなら、アルバムとか残ってないかってな」
イザンナ
「果子ちゃんは眼鏡で、辰巳君は……ちょっと怖い顔してたねぇ。」
三善清次郎
「黙ってればカッコいいお兄さんだったんだけどねえ」
木下果子
「でも、戦ってる時はりりしい顔だったよ」
月花 柘榴
「……色々教えてくれたんだよ、あたしに」
辰巳 悠希
「僕が……君に?」
全然想像できない、という顔。
月花 柘榴
「あたしも、あんたがちっさい頃こんな感じだった、ってのは全ッ然想像できなかったな……」
辰巳 悠希
こんなコテージを持っていて、怖い顔だけど、黙っていればカッコいいお兄さんで、お腹から触手?みたいなのを出す子に色々教えていた……?
辰巳 悠希
「そりゃ、僕も全然想像できないから、そうだろうけどぉ……」
辰巳 悠希
「人ってそんな、10年くらいで変わるかなぁ……」
木下果子
「身長とか、まだまだ伸びるんじゃないか?私も成長遅いけど、今でもじわじわ伸びてるし」
辰巳 悠希
10年前の自分は4歳な訳だが、気が弱い所や大人しい性格は変わらなかった気がする。
イザンナ
「じゃ、僕らはこれで~。行こうか、モニカちゃん」
マリア=ロドリーゴ
歩き出す。ガレージの方へ消えていく。
辰巳 悠希
大人組を見送る。
よく分からないけど、色々幼馴染さんのことわかるといいな。
ミク
「はいはい。あんまり邪魔はしたくないんだけどねー」
マシロ
「ミクは二人の対面の状況を見ていないから、ボクがかわりに答えようか」
マシロ
「といっても、ボクもキミが抱えてるものまでは知らないからね」
マシロ
「キミはカミガカリであることを胡桃に隠してきた。ここまでは合ってるかな?」
マシロ
「彼女は恐らく……最悪の形で、キミの正体を知ったという事になるのだろう」
マシロ
「それ以上の事は何とも。ボクは胡桃の心が読めるわけではないのでね」
月花 柘榴
2d6+2>=8 (2D6+2>=8) > 8[3,5]+2 > 10 > 成功
月花 柘榴
足取りは重く、けれど、一歩ずつ。階段を登る。
GM
マリア、ミコト、清次郎は首無騎士を連れてガレージへ。
GM
柘榴とミクは、胡桃のいるゲストルームへと向かう。
GM
リビングには、マシロとムツミが残されていた。
月花 柘榴
「……嫌いになるほど、喋ってない、まだ」
月花 柘榴
「…………えっと、そっか。……ミクはたぶん、知らないんだけど」
月花 柘榴
「たぶん言ったらやべー話で、すげー怒られそうなことだけど、あたしは、なんか変なカミガカリの組織とかに絡んでないから、言っちゃう」
月花 柘榴
「……さっき、1年前さ、胡桃がアラミタマに狙われて、倒したって話したじゃん」
ミク
「てことはもしかして、初対面ではないのに、あたしが忘れてしまっていた?」
月花 柘榴
「一般人は……なんか……カミガカリとかのいろんなこと、秘密になってるから」
月花 柘榴
「だから、それで、胡桃に色々、カミガカリのこととか、身体のこととか、内緒にしてて」
月花 柘榴
傷がある。新しい、つくりたての大きな傷。
月花 柘榴
「……ここから、やばいもんが生えてくる」
月花 柘榴
「……だから、カミガカリのこととか、言ってなくて」
月花 柘榴
「胡桃が家を飛び出して、いなくなって、」
月花 柘榴
「……この1ヶ月、胡桃をずっと探してた……」
月花 柘榴
「……無事でよかった、……無事じゃない人もいるから、みんなの前じゃ言えねーけど」
月花 柘榴
「たぶん、胡桃は、あたしのこと知ったら、怖がるから」
ミク
「ざくろちゃんも、頑張ってたんでしょ? くるみちゃんを傷つけないために」
ミク
「じゃ、やっぱりいいこだ。過去のあたしは正しかったんだな」
ミク
「くるみちゃんが家を出た理由は、ざくろちゃんかもしれない」
ミク
「けど、あの子が帰ってこれなかった理由は、ざくろちゃんじゃないんだよ」
ミク
「こりゃ口が滑りましたな!うっかりうっかり!うっかりだから仕方ない!」
月花 柘榴
……ちょっと振り返ってマシロが近くにいないかを見ました。
GM
階段に気配はない。下のフロアからは動いていないようだ。
GM
返事はない。けれど、わずかに吐息の音が聴こえる。
ミク
「もうじき、ここは電波も通じる。誰でも出入りができるようになる」
月花 柘榴
その単語が胡桃とミクの間で出てくることを受け入れるのに、すこし時間がかかって、
月花 柘榴
けど、荒い息が聞こえたから、反射的に。
月花胡桃
ベッドにくるまって、しかし柘榴の姿を見れば飛び起きて。
ミク
「……カミガカリのみんなを手伝ってあげるといい」
月花 柘榴
扉を見ている。扉の向こうできっと泣いている、ちいさな姿を。
月花 柘榴
――あの子が帰ってこれなかった理由は……
月花 柘榴
ミクのことばが、ぐるぐるとリフレインしていて。
月花 柘榴
そう言って、ミクに向き直って、目の端をぬぐう。
三善清次郎
2d6+6 (2D6+6) > 8[4,4]+6 > 14
月花 柘榴
2d6+2 (2D6+2) > 7[2,5]+2 > 9
イザンナ
2d6+5 (2D6+5) > 8[2,6]+5 > 13
辰巳 悠希
2d6+3 (2D6+3) > 11[5,6]+3 > 14
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
[ 辰巳 悠希 ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 2 に変更しました。
GM
情報:首無騎士について[評価【体力】]12成功後、[知識【知性】]15
GM
情報:道迷いの法則障害について[能動判定]12成功後、[察知【幸運】]14または[知識【知性】]16
GM
情報:枯れた霊脈の原因[能動判定]12成功後、[察知【幸運】]17
GM
情報:果子について【精神】8または【幸運】8
GM
周辺のモノノケを退治する[能動判定]14、成功時「情報:道迷いの法則障害について」と「情報:枯れた霊脈の原因」の[能動判定]を自動成功
マリア=ロドリーゴ
イザンナに『お節介なんだよ/まあ受け取ってやる』
三善清次郎
2d6+9 高位治癒 (2D6+9) > 5[1,4]+9 > 14
三善清次郎
C(4*3+17)+10 回復量 c((4*3+17)+10) > 39
[ イザンナ ] 生命力 : 43 → 53
[ 月花 柘榴 ] 生命力 : 54 → 61
[ 三善清次郎 ] 生命力 : 43 → 53
GM
──3月7日 08:41 コテージ・ガレージ──
マリア=ロドリーゴ
めぼしい場所へ首無騎士を横たえて、その姿をあらためて見下ろした。
三善清次郎
「いろいろ後回しになっちゃってごめんね」
イザンナ
「何から調べようかねぇ。バラバラにするわけにもいかないし……魔力……霊力というのだったか?」
マリア=ロドリーゴ
「ここに巣食うアラミタマを斃さなければ、騎士団には帰れない」
マリア=ロドリーゴ
「現場判断だ。お前たちに協力する」
三善清次郎
柘榴の様子を見る。表だって取り乱してはいないことにほんの少しだけ安堵する。
イザンナ
「ちょっと失礼していいかな……服とか脱がしてもいい?」
マリア=ロドリーゴ
「……そいつの能力が厄介なのは、もう見ているだろ。油断はするなよ」
イザンナ
2d6+10>=12 (2D6+10>=12) > 11[5,6]+10 > 21 > 成功
イザンナ
初めての構造ではあるが、脱がせにくい物ではない。
縄を避けるように、これ以上破損しないように服を脱がせ……
[ イザンナ ] 霊紋 : 18 → 13
イザンナ
3d6+8>=15 (3D6+8>=15) > 8[1,3,4]+8 > 16 > 成功
イザンナ
脱がした時と同じように、慣れた手つきで丁寧に。
GM
獲得[情報④:首無騎士について]>PC②③④⑤
マリア=ロドリーゴ
「とにかく、この体は自由にするわけにはいかん」
マリア=ロドリーゴ
「……あのマシロってガキ、知ってて言ったのか?」
イザンナ
「……わかった。もう少し調べてみよう。」
マリア=ロドリーゴ
「問題は、首がどこにあるかだ」
イザンナ
「身体だけ調べていても、埒が明かないな。」
マリア=ロドリーゴ
「あいつが何を予言し、何故ひとりで行動し、何故今こうなっているのか」
マリア=ロドリーゴ
「……周辺を探る必要があるな」
イザンナ
「彼女たちはこのコテージとは別の方向から来た」
イザンナ
「彼女は僕がもう少しここで調べておくから、そっちを見てきてもらった方がいいかも。」
三善清次郎
「まあ、俺もちょっと気になるところがあるから、そっち見てこようかな」
マリア=ロドリーゴ
「周辺にはモノノケがまだいるだろう」
マリア=ロドリーゴ
「私は一通り『掃除』をしてくる」
イザンナ
「ここの防衛は任せて、存分に暴れてくるといい。」
マリア=ロドリーゴ
大股で、身を翻してガレージを出ていく。
月花 柘榴
「……あたしは、結界……あの、迷った法則障害見てくる」
月花 柘榴
「さっき……胡桃と、ミクが、結界の話してて」
三善清次郎
「……なんかあったら、呼ぶんだよ。連絡先まだ持ってる?」
イザンナ
「実のところ、結界……法則障害の場所を我に伝えたのはミクだ。あのマシロという者には言うでないぞ。」
イザンナ
「仲良しでも、目的が同じとは限らんからなぁ」
イザンナ
「裏切り者と言われては、肩身が狭かろう」
三善清次郎
「……よし、じゃ一旦解散だね。またあとで」
三善清次郎
「報連相は大人の基本!……って、行っちゃった」
三善清次郎
「……じゃ」こちらも背を向けて、ガレージを後にする。
マリア=ロドリーゴ
周辺のモノノケを退治する[能動判定]14
マリア=ロドリーゴ
2d6+9=>14 (2D6+9>=14) > 7[2,5]+9 > 16 > 成功
[ マリア=ロドリーゴ ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
イザンナ
自在に動く手を呼び出して、待っている間にもうひと調べ。
マリア=ロドリーゴ
周囲を魔弾が唸りを上げながら飛び交う。
マリア=ロドリーゴ
……最優先とすべきは”聖ヴェロニカ”の救出。
マリア=ロドリーゴ
ならば、そのために邪魔なものは全部吹っ飛ばしてやるのがいい。
マリア=ロドリーゴ
膚にわずかに緊張が走る。首のない騎士を見た時の、あの衝撃が蘇る。
マリア=ロドリーゴ
お前が私に何も言わず出ていったとしても、共に行動していなくても。
マリア=ロドリーゴ
私たち二人がいれば、斃せねえ相手はいねえんだからな。
マリア=ロドリーゴ
目についたモノノケを、降り注ぐ銃弾が端からすべて、穿って行った。
月花 柘榴
道迷いの法則障害について[察知【幸運】]14または[知識【知性】]16 知性で判定
月花 柘榴
2d6+2>=16 (2D6+2>=16) > 7[3,4]+2 > 9 > 失敗
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 6 に変更しました。
月花 柘榴
モノノケは出てこない。たぶん、倒してくれているのだろう。
月花 柘榴
だから結界のもとまでスムーズにたどり着ける……とはいかなくて、
月花 柘榴
そういえば来たときはコテージの前までワープしてたな、と思い出す。
月花 柘榴
迷った、って連絡先に送ろうかと思ったところで、
月花 柘榴
鈍い痛みの中で、どちらにいけばいいかがなんとなくわかる。
月花 柘榴
もう隠さなくていいのか、とぼんやりと思った。
月花 柘榴
でもやっぱり見られるのは嫌だな、なんて、
月花 柘榴
ぐるぐると考えている間に、足は勝手に進んでいる。
月花 柘榴
知らない場所だけど、身体に住む触手が、ここだと言っている。
月花 柘榴
……どうして、ここに入れたのと。胡桃が言っていた。
月花 柘榴
そのことがわかる。鈍痛とともに、知識が流れ込んでくる。
月花 柘榴
それを忘れないように、スマホを開いてメモをして、
三善清次郎
外へ出てきた。ここへ来てからずっと感じている……
三善清次郎
土地の霊気の気配が薄い。
ほとんど、枯れているといってもいい。
三善清次郎
”こういう場所"の景色はひたすら荒んでいて、
――いつ見ても、気分の良いものではない。
三善清次郎
煙草をふかしながら勝手知ったる様子で歩き回る。
経験が、この場所を知るための歩き方を教えてくれる。
[ 三善清次郎 ] 霊紋 : 17 → 12
三善清次郎
3d6+6+2>=17 (3D6+6+2>=17) > 5[1,2,2]+6+2 > 13 > 失敗
[ 三善清次郎 ] がダイスシンボルを 1 に変更しました。
三善清次郎
他のカミガカリたちと持ち寄った情報と併せて考えれば見えてくる。
三善清次郎
「いや~~~~なことするよね、ほんとに!」
三善清次郎
携帯灰皿に吸いかけの煙草を押しつけて。
三善清次郎
仮説だけど、と言い置いて、ひととおりの情報を協力者たちに送る。
GM
──3月7日 08:50 コテージ・ベッドルーム──
木下果子
「私達がホントは大人で、結婚してた夫婦だなんて言われて、ハイそうですかって納得いくか?」
辰巳 悠希
「まぁ、ちょっと情報量多すぎて何がなんだかって感じでは、あるな~」
辰巳 悠希
「さっき痛かったから、夢じゃない寄りになってきてるけど……」
木下果子
「私は、今の状況に全然納得がいってねえんだ」
木下果子
「家に帰りたいのに、どこに帰ればいいか分からない事も」
辰巳 悠希
「そう……だねぇ。まず、ここどこって話だし……」
木下果子
「……別にお前が嫌だってんじゃないんだ」
木下果子
「私は男みてーな女だし、恋愛とかよくわかんねーけどさ」
木下果子
「それでもやっぱ、こういうのって会ってから、色んな出来事があって」
木下果子
「それで好きになって付き合って、みたいなのがあったはずじゃん」
木下果子
「それ、全部すっとばして『お前ら結婚してたから』って言われても」
木下果子
「気持ちの方が追いついて来ないじゃんか……」
辰巳 悠希
色々と、色々と、え~と思うことはあるが。
「まぁ、うん。そうだよね……。
突然長編マンガのネタバレされた感っていうか、なんていうか……」
辰巳 悠希
「いや、でも僕は結末知ってからのほうが安心することもあるし……全然イヤじゃないんだけど……」
辰巳 悠希
「まぁでも、気持ちが追いつかないのは僕も同じ」
辰巳 悠希
「……というか、それを知ってから同じ結末になるのかな、みたいな不安もある」
辰巳 悠希
「今が10年語の未来っていうのも、ちょっと信じられないし」
辰巳 悠希
「例えば普通に帰れたとして、僕がこのへんの機械とか持って帰ったら、未来変わっちゃったりするのかな、とか思うと、やっぱり現実感無いな~」
木下果子
「何でこうなったのか……までは分からなくても」
木下果子
「ここに住んでるのが本当に私達なのかはわかるかもしれない」
木下果子
「元に住んでた私達がどこに行ったのかも、分かるかもしれない」
辰巳 悠希
「もしかしたら、同姓同名の別人だった、みたいなこともあるかもだしね」
辰巳 悠希
「……まぁ、それだと年が違うのは説明できないけど」
辰巳 悠希
適当に引き出しを開けながら振り返る。
「ミコトさん?」
木下果子
「大人になった私のこと、眼鏡だって言ってたろ」
辰巳 悠希
「そういえば言ってたね。僕は怖い顔とかも」
木下果子
「最近視力が落ちてきて……ちょうど眼鏡にしようかって思ってたとこだったから」
木下果子
「ちょいと怖いけど、何が出るか。やっぱ自分の目で見なきゃ納得できねえし」
辰巳 悠希
「そうだね……。僕も今のでちょっと怖い顔になっちゃったかも……」
辰巳 悠希
身震いして、別の引き出しを開けて中を探す。
ミク
「きれーなおねーさんになっている!さてはミコトくんだな!」
イザンナ
全裸の動く死体は手に任せて、ミクの側へと歩み寄る。
イザンナ
「うむ。カミガカリだからな。……皆、調査に出ておるよ。」
ミク
「ふうん」あらためて全裸の騎士とミコト?を見る。
イザンナ
「ここに来る前に、アラミタマに狙われているのは自分ではない……と言っていたな。」
ミク
「実を言うと……ここに居るのがどういうアラミタマだか、あたしもよくわかってないんだ」
イザンナ
「まあ、それは今外に出てった人たちが調べてくるとして……」
ミク
「マシロはね、ちょっとワルぶるところもあるけど仲間想いなんだよ」
イザンナ
「ミクちゃんがそう言うなら、信じるよ。」
ミク
「仲間の事を守ろうとして、トゲトゲしてるんだ。……根は悪い子じゃないんだけど……」
ミク
「仲間や身内が失踪したわけでもないし、別荘に閉じ込められたわけでもないし」
ミク
「……冷静に客観的に、仕事をこなせるよね?」
イザンナ
「僕の目的はアラミタマを倒すことだし、依頼者は君だし。」
ミク
「ミコトくんの正体は異世界の魔王であったか!」
イザンナ
「いかにも、泣く子も黙る常夜帝、魔王イザンナである。」
イザンナ
「……って、結構ネタになるんだよね。本当の事なんだけどさ。」
イザンナ
後方では2つの手首が騎士を調べ、終わった場所から服を戻している。
イザンナ
「そういうわけだから、安心してくれていいし……」
イザンナ
「何か、黙っててほしいことがあるなら誰にも言わないよ。」
ミク
「ミコトくんも友達なので、辛い立場である!」
イザンナ
「あ、そうだ。連絡先交換しておこっか。」
ミク
「あ、でもごめん。あたしは手元に端末がないのだ」
イザンナ
取り出した名刺入れから、ホスト(ミコト)のやつをだして差し出す。
ミク
「じゃあ、あと6年は業界に居てもらわねばな!」
イザンナ
「いられるかな~いられたらよろしくねぇ。」
ミク
「あたしは、ミコトくんの依頼主であるがゆえ」
イザンナ
「ま、報酬がアラミタマみたいなものだし」
イザンナ
「気にしなくていいって言いたいところだけど……」
ミク
「……あたしが会えたのが、ミコトくんでよかった」
イザンナ
「こういう時はあれだね。大船に乗ったつもりで任せておきなさいって。」
GM
情報:果子について【精神】8または【幸運】8
辰巳 悠希
2d6+3>=8 (2D6+3>=8) > 4[1,3]+3 > 7 > 失敗
[ 辰巳 悠希 ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
[ 辰巳 悠希 ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
木下果子
写真を引っ張り出して、それをめくっていく。
辰巳 悠希
「果子ちゃんメガネかけてるし、僕……僕?顔怖いけど……」
木下果子
「それに、制服……これから転入するはずだった学校の……」
辰巳 悠希
ってことはこれ中3くらいかな?こんな雰囲気変わるかなぁ……。
辰巳 悠希
「う~~~~ん……僕の顔がどんどん険しくなっていってる……」
GM
そんな既視感のようなものを感じる事があった。
辰巳 悠希
「これ、見たことある気、するよね……」
辰巳 悠希
「……正確には、全然わかんないのと、はっきり分かるのがある、けど」
辰巳 悠希
「え、え~~~~~~~~~~~~~とぉ……………」
辰巳 悠希
「み、見てないから!大事なところは!!」
木下果子
「…………ん?二人で食卓を囲む夢じゃなくて?」
辰巳 悠希
「アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
辰巳 悠希
「アアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
木下果子
「……ま、まあいいや。大事なのはアレだ」
辰巳 悠希
「え、ああ、確かに。
ちょうどこのベッドだった……」
辰巳 悠希
思い出してちょっと恥ずかしくなってきている。
木下果子
「私たち、過去から飛んできたんじゃなくて……」
木下果子
「……若返った24歳の辰巳夫妻なのかな」
辰巳 悠希
「う~~ん……。
服とか持ち物とかがどうなってるんだろうっていうのはあるけど……」
辰巳 悠希
「記憶があるから……、過去から来たのとは違いそうだなぁ」
木下果子
「……どうやら、そっちも簡単に答え合わせが出来そうだぜ」
GM
隣の引き出しを見せる。そこには中学や高校の頃の制服や私服など。
辰巳 悠希
制服とかって取っておいてどうするんだろう?
小学校は制服なかったから分からないな~。
辰巳 悠希
「じゃあ……、体が戻って、誰かがこれを着せた、ってこと?」
木下果子
「帰る家を探してたが、ここが帰る家だったってこったな」
辰巳 悠希
そう考えると、制服と私服で別々なのもちょっと分かる。多分、自分は中学時代の私服なんて取ってないだろうし。
辰巳 悠希
「えぇ……、そういうことになる、のかぁ」
辰巳 悠希
分かんないけど、分かんないなりに分かることもある。
辰巳 悠希
「あの……、なんか、結婚相手が僕でごめんね……」
辰巳 悠希
「会ったばっかりなのに……、困るよねぇ」
辰巳 悠希
「えっ、果子ちゃんが謝ることなんて無いよ!」
辰巳 悠希
もにゃ……もにゃ……と両手を曖昧に動かす。
辰巳 悠希
「僕……、果子ちゃんのこと、結構好きだから……」
木下果子
「『相手が自分でごめんね』は言いっこなしだ」
辰巳 悠希
「じゃあ……、結婚したいと思ってもらえるように、頑張る」
木下果子
「悠希は相手が私でよかった。私も相手が悠希でよかった」
木下果子
「あとは、これからどうするかを考えよう」
木下果子
「そんでもって、零れた10年間を取り戻す」
辰巳 悠希
「そうだね、早く思い出して、仲良し夫婦に戻るぞ!」
GM
──3月7日 12:38 コテージ・リビングルーム──
イザンナ
「うん、手を残してあるから大丈夫だよ。」
イザンナ
「振り切られたり壊されたら引き留めるのは無理だけどね。ちゃんと縛ったままだし……」
辰巳 悠希
なんかちょっとフラグっぽい気がしちゃうな……。
マリア=ロドリーゴ
具体的には、マシロがいないことと、黙ったままのムツミの方を確認する。
イザンナ
「そう。とどめ刺しちゃうと、駄目になっちゃうからね。」
マリア=ロドリーゴ
「……。気が利くな。そうしてもらえると助かる」
辰巳 悠希
二人を上に行かせた、ってことは、やっぱり僕も戦力カウントされてるのかな……?
辰巳 悠希
「……何か試練みたいなのが、もうすぐあるのかな……」
マリア=ロドリーゴ
「コテージの中はどうだった。何か見つかったか」
辰巳 悠希
「ええと、アルバムとか見つかりました」
GM
情報⑨:果子について
果子は身重のため、夫と共に長めの休暇を満喫していた。
彼らがこのコテージへとやってきたのはひと月前。果子自身の希望で、夫と共に休養にやって来ていた。
それ以来、二人の姿を見かけた者はいない。
彼らはひと月前、コテージで姿を消した。その後、14歳の辰巳悠希と木下果子がコテージに現れた。
では元の夫妻は何処へ消えたのか?
何処へも消えていないのだ。辰巳悠希も辰巳果子もここに居る。
霊力の痕跡も、彼らの記憶も、24歳の夫妻と、14歳の少年少女は同一人物であることを証明している。
彼らは何らかの術によって若返った、正真正銘、24歳の夫妻である。
辰巳 悠希
「だからぁ、まぁ、僕は24歳みたいです……」
イザンナ
「…………なるほど。しかし……記憶がないんだなぁ。」
辰巳 悠希
そういえば、未来の果子ちゃん妊娠しているんだった……。そうか、妊娠か……。
イザンナ
「では、実感がない……イオリの時とは違うか……」
辰巳 悠希
そういうことした……のかな!したよね!
三善清次郎
「まあ、仲のよさそうな夫婦だったからねえ~」
辰巳 悠希
話に集中しよう。その方がいい……。色々バレる前に……。
イザンナ
「でも、記憶とかはそのままだったし……特殊なケースだから関係ないかなって。」
木下果子
「あ、情報量が多すぎて処理できないタイプのやつだこれ」
三善清次郎
「ちっちゃく……?」親指と人差し指で手でちっちゃいをつくる。
マリア=ロドリーゴ
「このコテージの話に集中しよう」
辰巳 悠希
「この界隈、こういうこと珍しくないのかな……?」
イザンナ
「あ、じゃあね。君たちには話しておこうかな。」
GM
首無騎士の正体は聖堂騎士団所属のカミガカリ、フェアリー・ブルダン。死を予言するアイルランドの妖精・首無騎士デュラハンの血を引く一族である。
彼女は今なお生きている。首からの出血は、首に縫い付けられた烈糸を強引に引きちぎった痕だ。彼女の首と体は、最初から繋がってなどいなかったのだ。
その構造は人とは異なり、首と体が離れていても死ぬことはない。しかし人と同じく、どちらかが破壊されれば死に至る。体が動いている以上、生きた首がどこかにあるはずだ。
普段は首が持つ臆病な性質が体の凶暴な性質を抑え込んでいたようだ。首なしでの意思疎通は困難である。
イザンナ
「殺すわけにも、連れ歩くわけにもいかない。」
辰巳 悠希
「最初から首がない人だったんですかぁ!?」
木下果子
「結局、あの人はじゃあ、あのゾンビ軍団とは無関係ってこと?」
三善清次郎
「連携してなかった、っていうのは、そういうことだろうね」
木下果子
「狂暴化してたってのはまあわかる。でも正気を失ってたってわけじゃないんだろ?」
木下果子
「なんで、ゾンビよりも先に私達の方に向かってくるんだよ?」
マリア=ロドリーゴ
「……逆と考えれば、一応筋は通る」
マリア=ロドリーゴ
「”聖ヴェロニカ”を私たちが邪魔した」
マリア=ロドリーゴ
「このコテージに何かがあり、”聖ヴェロニカ”は果たすべき任務に従って行動していたにすぎない」
マリア=ロドリーゴ
「情報共有が終わってからだ。当てが違ってたら、面倒なことになる」
マリア=ロドリーゴ
「それに、あの”体”に、私たちがすでに敵として認識されてるかもわからん」
三善清次郎
「デュラハンっていうと……そういうこともあるかもね」
マリア=ロドリーゴ
「…………だが案外、首がこのコテージ内にある可能性もあるかもな」
月花 柘榴
「このコテージには、なんかあるっぽい」
辰巳 悠希
デュラハンってことは、生まれたときから頭と首が離れてるのかな?産む時大変そうだな……。
月花 柘榴
「なんなのかはよくわかんねーんだけど、このへんの霊力がコテージに集まってるらしくて……」
月花 柘榴
情報3を果子ちゃんと悠希くんに渡して全体公開!
GM
情報③:月花胡桃とコテージについて
月花胡桃はひと月前に家出したきり、行方不明となった。
その足取りはとあるコテージ付近でぴたりと途絶えている。
コテージのオーナーの名前は辰巳悠希、24歳。
辰巳はフリーランスのカミガカリであり、ひと月ほど前から、妻の果子と共に行方不明となっていた。
また、コテージ付近には霊脈があり、その霊力はコテージへと吸い上げられるような不自然な動きが観測されている。
この霊力の乱れもまた、ひと月ほど前からの出来事のようだ。
GM
情報⑤:『道迷いの法則障害』について
カミガカリたちがコテージへと辿り着けなかった原因は、道を迷わせることで特定の地域から遠ざける効果を持つ法則障害だ。
この法則障害が消去されない限りは、外に居る者は中へと入れず、中に居る者は外へと出る事ができない。術者自身もまた法則障害の維持のため、範囲内の地域から抜け出すことは出来ない。
しかし特定の第三者を“許可”することで、この法則障害の影響下から除外することは可能だ。ミクがこの法則障害の影響を受けなかったのも、術者による許可があったためだろう。
結界の内側には、『道迷いの法則障害』とは別に『霊力を吸い上げる法則障害』が展開されている。ひと月前から発生していた霊力の乱れの原因は、この『霊力を吸い上げる法則障害』によるものだ。
『道迷いの法則障害』と『霊力を吸い上げる法則障害』──これら2つの法則障害の組み合わせによって、術者は効率的に霊脈から霊力の剥奪を行っていた。
これらの法則障害は、同時期──つまり、どちらもひと月前に展開されたものと予想できる。
イザンナ
「ミクちゃんは術者じゃないんだよね。僕とあったの、外だからさ。」
辰巳 悠希
「じゃあ……、残りの3人……4人?の誰かがこれを……」
マリア=ロドリーゴ
「お前たち二人のどちらか、かもしれんがな」
辰巳 悠希
「ええ……?僕たちがそんなことする理由あるんですか……?」
三善清次郎
果子を見る。「自分はカミガカリじゃない、とは言ってたけどね」
木下果子
「自分で言ってるってだけじゃ微妙だな。じゃ、私も容疑者で」
木下果子
「あとアレだ。アラミタマってのがどこに居るかもまだ分からないんだろ?」
辰巳 悠希
果子ちゃん自分が疑われても平気なんだな……かっこいいな……
マリア=ロドリーゴ
「……このコテージか、その近く、ではあるはずだが」
三善清次郎
「霊力の流れを辿れば、わかるかもしれないんだけど……」
イザンナ
「何もないところにいる意味、ないもんね。」
GM
情報⑥:枯れた霊脈の原因
霊脈が枯れていた原因は、『道迷いの法則障害』とは別の『霊力を吸い上げる法則障害』の効果によるものだ。
これは霊脈を術者へと吸い上げることで、術者に霊力を与える効果を持つ法則障害である。
霊力を失ったことで霊脈の景色は枯れ果て、周辺のモノノケたちは霊力を求め彷徨っていた。
奪われた霊力の流れは幾重にもカムフラージュされ、土地、建物、モノノケ、あらゆるものを経由して、霊力の質を変換し、術者へと届けられる。
術者へと届いた霊力が、蓄積されずに即座に使用されていることも探知を困難としている要因の一つだ。膨大な霊力の用途は、今のところ不明である。
見過ごすわけにはいかないが、現時点では法則障害そのものに対処する術はない。術者を見つけ出し、倒すことで法則障害は自動的に消去されるだろう。
三善清次郎
「そもそも俺たちが今回探してるアラミタマ、っていうのはね……」かくしか。
三善清次郎
「……で、この辺一帯が霧に包まれて、ひと月でこーんなに荒れ果てちゃったのは、"霊力を吸い上げられて、それがどっかに持ってかれてる”から」
イザンナ
「霧がはれたらどうなっちゃうんだろうねぇ」
三善清次郎
「だろうねえ。いやあ~珍しい経験しちゃったなあ!」
マリア=ロドリーゴ
「今でさえ、街にモノノケが現れている状態だからな」
三善清次郎
「霊脈が枯れるってのは、けっこうやばいことなんだ」
イザンナ
「今の僕の力じゃ、街の人間全部なんて守れないしな……」
木下果子
「木が枯れたり、土の質が悪くなったりする?」窓の外を見る。
三善清次郎
「大人しく暮らしてたモノノケも変質する」
マリア=ロドリーゴ
「早くアラミタマを斃さなきゃまずいだろう」
辰巳 悠希
「……とりあえず、大変なことになっているのは分かりました」
三善清次郎
「場所によってはそういうのを治めてるヌシがいたりするんだけど……と、この辺は込み入った話になっちゃうな」
マリア=ロドリーゴ
「何に霊力を遣っているか、だが……」
マリア=ロドリーゴ
「……分かりやすく、異常だからな」
マリア=ロドリーゴ
「アラミタマの目的ともずれている」
イザンナ
「カミガカリが邪魔ってだけなら殺した方がいいだろうし……」
辰巳 悠希
「あ、僕たちを若返らせるのに使ってるの!?」
辰巳 悠希
「……?若返らせる必要、あるかな……?
犯人、子供のほうが好きなのかな……?」
木下果子
「てことは、術者ってやつをシメれば私たちは元に戻るかもしれない?」
マリア=ロドリーゴ
「……余波か、対処されたか、理由があってそうした」
三善清次郎
「アラミタマってやつは、契約を迫ってくる」
マリア=ロドリーゴ
「子供しかいないから、便宜上そう言っただけ、とのことだがな」
三善清次郎
「契約するとアラミタマは契約者の願いを叶えるっていうけど、だいたいまあ、悪魔の契約みたいなもので、うまくはいかない……歪んじゃうわけ」
三善清次郎
「そういうのに巻き込まれて、って言う可能性は、まあ。なくはない」
マリア=ロドリーゴ
「……お前たちのどちらか、あるいは両方が……」
マリア=ロドリーゴ
「若返ることを望んだ可能性も、ある」
イザンナ
「……可能性で傷つけたりしないから大丈夫だよ。」
マリア=ロドリーゴ
「辰巳夫妻は、カミガカリとそのパートナー」
辰巳 悠希
24歳って、そんな人生に絶望する歳でもないよな……。
マリア=ロドリーゴ
「アラミタマの危険性については、重々承知のはずだ」
三善清次郎
「ま、あくまで仮説だし、それがわかったところで今はまだどうにもならないしね!」
マリア=ロドリーゴ
「……考えにくいとは思うがな」
イザンナ
「ミクちゃんが、友達を倒してとは……言わないと思うんだよね。」
木下果子
「……確かに、そういうことは言わなさそう」
イザンナ
「怪しいけど、マシロちゃんにムっちゃん、クルミちゃんも違うと思う。」
月花 柘榴
「くるみのこと、助けてあげて、って言ってた」
月花 柘榴
「……どういうことか、わかんねーけど」
マリア=ロドリーゴ
「少なくともあのマシロは、話をはぐらかしてきやがったからな」
イザンナ
「言えないこと、あるんだろうね……なんでだろう」
マリア=ロドリーゴ
「あの本を読んでるガキの方も、何か知っているようだった」
イザンナ
「だからって、追い詰めるのは逆効果だろうしねぇ」
木下果子
「みんな同じ事を知ってる風だよな。あの四人、何を見たんだろう」
三善清次郎
「そうだね、ただでさえ俺らァ”大人”だしね」
マリア=ロドリーゴ
「お前に内偵しろとは言わないから安心しろ」
三善清次郎
……言ってから、うっかり全員子供にされたりしたらやだな~って顔をした
マリア=ロドリーゴ
「……早めに、見つけたいところだがな」
木下果子
「そういやさ、外に行けるって話だったじゃん」
イザンナ
「わからないけど、予言の事もあるし……何か知ってはいるだろうからね。」
木下果子
「あの子らのこと、調べられるんじゃねえの?」
辰巳 悠希
「……もしかして、外に出たら24歳に戻ったり……とか?」
三善清次郎
「潜入しなくたって調べられることはあるでしょうよ……」
マリア=ロドリーゴ
出してみる価値はあるな……とか、大人のこいつより話が早くなってきたな……とか。
マリア=ロドリーゴ
同じようにスマートフォンを確認している。
辰巳 悠希
スマホを見る。お母さんにかけたら、10年後のお母さんと話せるのかな……。
GM
情報:フェアリー・ブルダンの任務について[交渉【精神】]8(PC③のみ)または【知性】17
情報:ムツミ、ミク、マシロについて【精神】8または【敏捷】10
情報:木下果子について②(PC①のみ)[【幸運】10]
情報:アラミタマに出来る事[知識【知性】]14
[ 月花 柘榴 ] がダイスシンボルを 5 に変更しました。
辰巳 悠希
フェアリー=ブルダンに『生きてるんだなぁ』