GM
*裁判前、技能の使用・もしくはアイテムの使用
ヘルブラム
1d6+3 (1D6+3) > 2[2]+3 > 5
スクエア
1d6+3+2 (1D6+3+2) > 6[6]+3+2 > 11
スクエア
足元は自分だか、誰だかの血で汚れている。
スクエア
この光景を見るのは、何も初めてではない。
スクエア
ただあの時のように。
逸る気持ちが不思議とないのは、救世主の加護によるものか。
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 7[4,3]+3 > 10 > 成功
ヘルブラム
*ダメージは2点 寝返ったトカゲのHPは0
[ ヘルブラム ] 寝返ったトカゲ : 1 → 0
ヘルブラム
一歩、一歩、あなたに恐怖を味わわせるように。
ヘルブラム
何度もあなたを蹴り飛ばした鉄の具足が、金属音を立てる。
ヘルブラム
めちゃくちゃに振り回された腕の先に、手ごたえ。
*
そこにはヘルブラムではなく、さきほどスクエアを刺したトカゲの末裔の姿が。
*
腹に鍋蓋がめり込み、苦悶の表情でその場に倒れ伏す。
ヘルブラム
やわらかい肉の下、何か硬いものが砕ける、ひどく嫌な感触。
ヘルブラム
背後からトカゲの末裔を突き出し、盾にしたヘルブラムは、冷めた顔でぱっと手を離した。
コウキ
元の世界では、こどもの本来の筋力では、あり得ないような力。
ヘルブラム
「まあ期待はしてねえ。ガキが、力だけは一人前に振り回しやがって」
ヘルブラム
じろじろと、ヘルブラムの視線がコウキを見る。
コウキ
視界がぼやける。ばくばくと鳴る心臓の音に合わせて頭が痛くなる。
ヘルブラム
蹴り飛ばし、踏みつけ、さんざん痛めつけてやったものを、あなたが応えていない様子なのを見て取って、フン、と鼻を鳴らした。
ヘルブラム
ぐるりと視線を巡らせた先は、ナイフを構えるスクエア。
スクエア
2d6+3+4+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+4+1+1>=7) > 6[5,1]+3+4+1+1 > 15 > 成功
ヘルブラム
2d6+2=>15 (2D6+2>=15) > 6[2,4]+2 > 8 > 失敗
[ ヘルブラム ] 奴隷の白兎 : 31 → 25
*
武装をした白兎が、剣を構えてスクエアのほうへ向かっていく。
*
ヘルブラムにさんざん盾にされているのだろう。身に着けた亡者の皮鎧には傷が目立つ。あるいはその下にも。
スクエア
コウキが救世主と相対しているのを横目に、白兎へ向く。
スクエア
リーチが短い分、普通に動けばこちらが不利。
*
白兎の末裔が果敢にあなたへ向かってくるのは、戦い傷つくよりもずっと恐ろしいものを知っているから。
*
槍の一振りで屠られ戯れに殺されていく、哀れな末裔たちの姿を知っているから。
*
だがそれだけに、熟練していてもわずか、その動きは固い。
*
剣を振りかぶって、下からあなたの胸を切り上げる。
スクエア
身を翻し、そのまま末裔の傍らに踏み込む。
スクエア
ナイフを胴に差し込むことに躊躇がない、訳ではない。
*
しかし同時に、これはあなたにとっては降りかかる火の粉。
スクエア
そしてそれは、共に往く救世主にとってもそう。
GM
だが、それは逃げたわけではない。背後から、もっと恐ろしいものが迫っているから。
ヘルブラム
ヘルブラムの槍が、白兎の陰からスクエアに迫る。
ヘルブラム
*暗器 s6 精確 c3 対象 スクエア
スクエア
2d6+3+2=>7 判定(+才覚+援護) (2D6+3+2>=7) > 8[2,6]+3+2 > 13 > 成功
ヘルブラム
2d6+3+1+2=>15 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1+2>=15) > 5[3,2]+3+1+2 > 11 > 失敗
ヘルブラム
槍が光を突き通す。だが、わずかその穂先の勢いは鈍る。
スクエア
免れなかったはずの一撃が、不可能ではなくなる。
ヘルブラム
引き攣り、蒼褪めたヘルブラムの表情が、なお激しい怒りへ染まる。
ヘルブラム
脆弱な末裔が、コインの力を分け与えられただけの『救世主の配下』が、なぜ自分の一撃を避けられるのか理解できない。
スクエア
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚+万能+多彩な凶器) (2D6+3+1+1>=7) > 4[1,3]+3+1+1 > 9 > 成功
[ ヘルブラム ] 奴隷の白兎 : 25 → 20
ヘルブラム
ヘルブラムはあなたに刺された脇腹を、無意識にか護るように動いている。
ヘルブラム
傷つけたあなたにとっては、なおさらそれは分かりやすい隙だった。
スクエア
片側を庇った分だけ、もう片側は留守になる。
GM
捉えられるはずのその隙の前に、白兎が立ちはだかる。
スクエア
致命的な個所からは外れたけれど、それでも。
*
トカゲの末裔は、無理矢理に盾にされて倒れていった。
*
そうせねば、彼が彼の敵を屠った後で、どんな目に遭わされるか分からないから。
*
そうして、この白兎はここまで生き延びてきた。いつ使い捨てにされるともしれなくとも。
*
白兎の末裔は、それが自らの使命とでも言うように、救世主に献身する。
スクエア
白兎の末裔を睨むように見据えながら、たたらを踏む。
*
そうして剣を構えなおし、あなたへ向かってくる!
ヘルブラム
2d6+3+1+3=>7 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1+3>=7) > 5[2,3]+3+1+3 > 12 > 成功
スクエア
2d6+3+3+2+1+1=>15 判定(+才覚) (2D6+3+3+2+1+1>=15) > 6[3,3]+3+3+2+1+1 > 16 > 成功
ヘルブラム
2d6+2=>16 (2D6+2>=16) > 10[6,4]+2 > 12 > 失敗
[ ヘルブラム ] 奴隷の白兎 : 20 → 14
スクエア
けれど鬼気迫る様子に気圧されて、目先のことに囚われかける。
*
悲鳴のような雄たけびとともに、あなたを斬り付ける!
コウキ
足がすくんで、逃げることも戦うこともできなかったけれど。
スクエア
そして白兎の背後に、敵対する救世主の姿があることに気づいた。
ヘルブラム
剣を防ぐあなたの手を打ち払わんと、槍が迫る。
スクエア
片腕で身体を庇いながら、白兎の膝を蹴る。
ヘルブラム
ヘルブラムの動きは速い。体を引き、白兎の体を受け止めることはしなかった。
*
よろめき、蹴り飛ばされた白兎が、地面を転がる。
*
ヘルブラムに尽くし、戦い、殺し、奪い、そうすることで生き延びてきた。
*
それがこの国において、白兎が選んだ賢く正しい生き方だった。
*
だがそれは、ヘルブラムが苦戦していることで今まさに揺らぎ始めている。
ヘルブラム
ヘルブラムは、歯を剥き出しにして笑うだけだ。
*
痛みと恐怖に震えながら、白兎はあなたたちへ向き直る。
スクエア
2d6+3+2+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+2+1+1>=7) > 12[6,6]+3+2+1+1 > 19 > 成功
[ スクエア ] HP : 14 → 15
ヘルブラム
2d6+3+1=>7 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1>=7) > 5[2,3]+3+1 > 9 > 成功
スクエア
荒く息を吐く末裔に、間髪を入れず突っ込む。
スクエア
今度は刃を伴わず、勢いのまま腹部に肘を入れる。
スクエア
よろめくのを認め切らないうち、脇をすり抜け、本来の標的に飛ぶ。
*
──とっさにねじ込まれた、白兎の末裔の手から。
ヘルブラム
ヘルブラムの表情には、白兎に対する感謝も、傷を免れたことに対する安堵も浮かばない。
ヘルブラム
ただ、末裔にやり込められ、末裔に庇われた、屈辱があるだけだ。
スクエア
たとい、恐怖に煽られていようとも。どうしてここまで。
ヘルブラム
「俺がっ、この俺がっ……! 末裔なんぞに……!」
スクエア
いや。いつかの日も、ここまですべきだったのか?
GM
あなたが共に戦えば、あるいはあの救世主は、あんな風に死なずにすんだのか?
スクエア
自ら繋いだ絆しを手放せないまま、寸刻思考が止まる。
ヘルブラム
槍が振り回され、あなたたちはヘルブラムの周囲から追い払われる。
ヘルブラム
それは、味方であるはずの白兎も同じように。
コウキ
目の前では暴力が振るわれて、鉄のにおいがする。
GM
スクエアを刺した『おとな』は倒れ、スクエアからヘルブラムを庇って白兎が血にまみれている。
コウキ
みんなを守ってわるいやつをやっつける、というのは、きらきらしたものじゃなくて。
コウキ
わるいやつをやっつければ全員笑えるわけでもなくて。
スクエア
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+1>=7) > 5[1,4]+3+1+1 > 10 > 成功
GM
2d6+2=>10 (2D6+2>=10) > 2[1,1]+2 > 4 > 失敗
スクエア
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+1>=7) > 8[3,5]+3+1+1 > 13 > 成功
ヘルブラム
2d6+3+1=>13 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1>=13) > 5[2,3]+3+1 > 9 > 失敗
ヘルブラム
傷ついた白兎を引き戻し、再び攻撃を仕掛けるが、それはスクエアには届かない。
ヘルブラム
*s3,(h6),d7,(d10),c8
スクエア
2d6+3+3+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+3+1+1>=7) > 6[3,3]+3+3+1+1 > 14 > 成功
ヘルブラム
2d6+3+1+1=>7 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1+1>=7) > 3[2,1]+3+1+1 > 8 > 成功
コウキ
2d6+3=>8 判定(+愛) (2D6+3>=8) > 7[2,5]+3 > 10 > 成功
[ ヘルブラム ] 奴隷の白兎 : 14 → 12
ヘルブラム
スクエアに翻弄され、脇腹から血を流し、ぜえぜえと息をつく男。
ヘルブラム
あれほどあなたを痛めつけた救世主は、今やその威圧を減じているようにも見える。
コウキ
それは実体を伴って、こどもの周囲に散らばって。
ヘルブラム
怯えて縮こまっているだけの子供に対して、ヘルブラムはもはや意識を割く余裕がない。
*
「何を……何を、ボーっとしているんですかッ!」
*
「あなたが、あんたがここで倒れたら、私が今までしてきたことは……ッ」
ヘルブラム
白兎の声に、ヘルブラムが歯を食いしばり、視線を上げる。
ヘルブラム
2d6+2=>7 (2D6+2>=7) > 9[6,3]+2 > 11 > 成功
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 5[4,1]+3 > 8 > 成功
[ コウキ ] HP : 20 → 19
[ コウキ ] 衰弱(4Rヘルブラム) : 0 → 3
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 2[1,1]+3 > 5 > 失敗
[ コウキ ] ヒーロー : 0 → -1
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 6[3,3]+3 > 9 > 成功
スクエア
2d6+3+3+2+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+3+2+1+1>=7) > 8[3,5]+3+3+2+1+1 > 18 > 成功
ヘルブラム
2d6+3+1=>18 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1>=18) > 3[1,2]+3+1 > 7 > 失敗
GM
白兎の末裔が、再びスクエアに向かって剣を振るう。
コウキ
何もできないでいる。自分はヒーローだって、救世主だって、言ったのに。
コウキ
剣の動きがスローモーションみたいに見える。
スクエア
構えは解かないながらも、僅かにたじろぐ。
*
ヘルブラムの怨嗟の叫びを映したように、白兎が吼える。
コウキ
瞬間。あれだけ動かなかった足が、持ち上がって、駆け出して。
GM
剣は重たい鉄の塊。刃が立たなくとも、あなたがその身で受ければ、どうなるかわからない。
GM
骨が砕け、当たり所が悪ければ、頭がつぶれてしまうかもしれない。
GM
その光景が、あるいはあの日死んだ救世主と重なって、スクエアの脳裏に浮かんだかもしれなかった。
コウキ
わからない。怖い。戦い方も、じぶんの身の守り方も、なんにもしらない。
コウキ
ヒーローになる方法なんか、わからなくなった。
GM
まともに受ければ、生きていられるはずがない、力の乗った一撃。
GM
しかしそれは、受けたこどもが、救世主でなければの話だ。
コウキ
血の代わりに、クレヨンで描かれたらくがきのようなものが、こどもから吹き出る。
ヘルブラム
ヘルブラムは、そこでようやくハッとした顔をして、槍を構えなおした。
ヘルブラム
意識がコウキへ向かっているスクエアへ向けて、槍を振るう。
スクエア
我を取り戻したのは、ヘルブラムに少し遅れてから。
スクエア
間合いの内に入り、槍の柄を片腕で引き受ける。
ヘルブラム
あなたに手傷を負わせるには至らないまま、ヘルブラムは間合いを取る。
ヘルブラム
自分の動きが精彩を欠いているのか、あなたの動きが良くなってきているのか。
スクエア
冷静にならなければならない。今この時、成すべきことがある。
スクエア
本当は、あなたに話さなければならなかったことがある。
スクエア
身体が動かないばかりでなく、言葉さえも伝えられない。
スクエア
2d6+3+2+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+2+1+1>=7) > 8[4,4]+3+2+1+1 > 15 > 成功
ヘルブラム
2d6+3+1+6=>7 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1+6>=7) > 6[3,3]+3+1+6 > 16 > 成功
スクエア
2d6+3+1+1=>16 判定(+才覚) (2D6+3+1+1>=16) > 4[1,3]+3+1+1 > 9 > 失敗
ヘルブラム
蒼白の顔のまま、肩で息をするヘルブラム。
スクエア
振りかざしたナイフから、誰の物ともつかない血が散る。
ヘルブラム
その表情は、しかし笑みを取り戻している。
ヘルブラム
性急に迫るあなたを、ヘルブラムの槍が追い払う。
ヘルブラム
血が散って、わき腹に痛みが走るが、構うものではない。
ヘルブラム
ヘルブラムのぎらつく目が、戦場を睥睨する。
ヘルブラム
2d6+3+1=>7 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1>=7) > 11[5,6]+3+1 > 15 > 成功
コウキ
2d6+3=>15 判定(+愛) (2D6+3>=15) > 6[2,4]+3 > 9 > 失敗
ヘルブラム
2d6+2=>7 (2D6+2>=7) > 5[4,1]+2 > 7 > 成功
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 8[4,4]+3 > 11 > 成功
[ コウキ ] HP : 19 → 17
[ コウキ ] 衰弱(5Rヘルブラム) : 2 → 3
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 8[6,2]+3 > 11 > 成功
[ ヘルブラム ] 奴隷の白兎 : 12 → 10
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 10[4,6]+3 > 13 > 成功
[ スクエア ] 王子(5Rコウキ) : 0 → 1
スクエア
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+1>=7) > 3[2,1]+3+1+1 > 8 > 成功
[ スクエア ] 末裔 : 0 → -1
ヘルブラム
2d6+3+1=>13 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1>=13) > 6[2,4]+3+1 > 10 > 失敗
GM
ヘルブラムと白兎の攻撃は、スクエアへ集中する。
GM
その攻撃のうち、白兎のものはコウキに防がれる。
GM
先ほどと同じようにあえなく弾かれるが、コウキの感じる痛みは先ほどよりも大きい。
コウキ
普通のこどもならもううずくまって動けないはずの傷。
ヘルブラム
そうしてコウキを釘付けにすると、ヘルブラムの槍は邪魔な末裔へ。
スクエア
己が全ての切っ先を引き受けなかったことは、幸か不幸か。
ヘルブラム
「無力を呪って死ね! 愚かさを悔やんで死ね!」
ヘルブラム
届くのはただ、底なしの悪意、殺意、害意。
ヘルブラム
末裔という生き物、そのものに対する憎悪が、ヘルブラムを冒している。
ヘルブラム
憎悪、それのみによって、あなたを焼き尽くそうとする。
スクエア
退かすのを成し得るのは、六ペンスコインの力。
スクエア
何もかもが、救世主の力に頼っているだけに過ぎない。
ヘルブラム
そんな末裔を守ろうとする救世主の愚に怒っている。
ヘルブラム
ヘルブラムの体が泳ぎ、追撃がままならなくなる。
スクエア
2d6+3+1+2+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+2+1+1>=7) > 8[5,3]+3+1+2+1+1 > 16 > 成功
ヘルブラム
2d6+3+1=>7 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1>=7) > 7[1,6]+3+1 > 11 > 成功
スクエア
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+1>=7) > 7[5,2]+3+1+1 > 12 > 成功
[ ヘルブラム ] 奴隷の白兎 : 10 → 2
[ スクエア ] 王子(5Rコウキ) : 1 → 0
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 6[2,4]+3 > 9 > 成功
コウキ
1d6+3+1 (1D6+3+1) > 3[3]+3+1 > 7
[ コウキ ] HP : 17 → 21
[ コウキ ] 衰弱(5Rヘルブラム) : 3 → 0
ヘルブラム
2d6+2=>7 (2D6+2>=7) > 11[5,6]+2 > 13 > 成功
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 10[4,6]+3 > 13 > 成功
[ コウキ ] HP : 21 → 20
[ コウキ ] 衰弱(6Rヘルブラム) : 0 → 3
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 8[2,6]+3 > 11 > 成功
[ コウキ ] 王子 : 0 → 1
スクエア
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+1>=7) > 7[4,3]+3+1+1 > 12 > 成功
ヘルブラム
2d6+3+1=>7 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1>=7) > 2[1,1]+3+1 > 6 > 失敗
ヘルブラム
2d6+3+1=>7 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1>=7) > 6[3,3]+3+1 > 10 > 成功
[ スクエア ] HP : 15 → 4
スクエア
2d6+3+2+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+2+1+1>=7) > 6[2,4]+3+2+1+1 > 13 > 成功
[ ヘルブラム ] 奴隷の白兎 : 2 → 2
[ ヘルブラム ] 奴隷の白兎 : 2 → 0
GM
ヘルブラムを庇い続け、満身創痍の姿で息をついている。
スクエア
死を恐れる者だからこそ、死に物狂いになれる。
GM
倒れれば死ぬ、退けば死ぬ、あなたたちを殺せなければ死ぬ。
GM
追い詰められきった白兎の毛並みは赤く、吐く息さえ血の匂いがする。
GM
しっかり構えていれば、その程度は弾けるはずだ。
GM
だが、意識は朦朧とし、柄を握る手は汗と血でぬるついている。
ヘルブラム
白兎の胸を貫いて、勢いを殺さぬままスクエアへ迫る。
*
白兎は、スクエアの眼前で、ほとんど鼻を突き合わせるようにして。
*
何が起こったのかわからない、という顔をしていた。
*
ヘルブラムに付き従えば、生き永らえられるはずだった。
*
他の何者をも殺し、奪い、犯し、踏みにじっても。
GM
言葉を吐き出そうと動いた唇は、血の塊を吐き出す。
GM
槍をさらに押し込まれ、一度跳ねて、あとはもう動かない。
ヘルブラム
荒く、ヘルブラムの唇から獣のような息が吐き出される。
スクエア
吹き出る血と比べれば、切っ先が肌を傷つけることなど、最早些事。
ヘルブラム
すでに正気を失っているとしか思えないヘルブラムではあったが、スクエアがまだ生きていて、動けるのを見ると、反応は早かった。
GM
襤褸屑のように、白兎の死体が地に投げ出される。
スクエア
顔が、全身が塗れている。自分と、白兎の夥しいほどの血で。
ヘルブラム
明らかなのは、ヘルブラムを護る配下はもはやいない。
ヘルブラム
従えていた配下たちも、白兎の死に方を見れば、恐怖の表情で遠巻きに見守るだけ。
ヘルブラム
ヘルブラムではなく、あなたたちを応援してすらいるだろう。
ヘルブラム
スクエアと同じぐらい、返り血で全身を真っ赤に染めながら、ヘルブラムは嗤う。
スクエア
死に損なった末裔は、不確かな足取りで、それでも、立っている。
ヘルブラム
末裔も、救世主も、すべては所詮、自分の役に立たない。いずれは裏切り、逃げ出し、楯突き、邪魔になるのだから。
ヘルブラム
ここで目の前にいる二人を殺して、命乞いをしてくる連中から、配下などいくらでも見繕えばいい。
ヘルブラム
「まずは……てめえからだ、末裔がっ……!」
ヘルブラム
槍で貫かれ、死に体に見えるスクエアへ向かって、油断なく歩を進める。
コウキ
3d6+1 救済 +呪物 (3D6+1) > 3[1,1,1]+1 > 4
[ スクエア ] HP : 4 → 2
[ スクエア ] HP : 2 → 6
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 7[3,4]+3 > 10 > 成功
[ コウキ ] 王子 : 1 → 0
コウキ
C(2+3+0+2+1) ダメージ +鋭気 +王子 +看破 +発狂 c(2+3+0+2+1) > 8
[ ヘルブラム ] HP : 15 → 4
コウキ
なんとかしないと、はやく、血を止めないと。
スクエア
咄嗟に止めようとした末裔は、けれど、能わない。
ヘルブラム
コウキの力を、ヘルブラムは分かっていたはずだった。
ヘルブラム
末裔一人、二人がかりで殺しあぐねていたのだ。大したことはなかろうと、受けようとしたとたんに光の奔流に飲まれる。
ヘルブラム
全身に走る激痛に、判断が誤っていたことを知る。
ヘルブラム
子供の遊び如きで殺されてたまるか、と憤怒が腹の底から湧き上がる。
ヘルブラム
散々邪魔をしてくれた、そっちの死にかけの、末裔の息の根を止めねば。
スクエア
2d6+3+3+2+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+3+2+1+1>=7) > 11[6,5]+3+3+2+1+1 > 21 > 成功
ヘルブラム
2d6+3+1+6=>7 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1+6>=7) > 7[1,6]+3+1+6 > 17 > 成功
スクエア
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+1>=7) > 7[4,3]+3+1+1 > 12 > 成功
ヘルブラム
2d6+3+1+2=>7 才覚+多彩な凶器 (2D6+3+1+2>=7) > 7[6,1]+3+1+2 > 13 > 成功
スクエア
2d6+3+2+1+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+2+1+1>=7) > 8[2,6]+3+2+1+1 > 15 > 成功
[ ヘルブラム ] HP : 4 → 0
ヘルブラム
2d6+1-0 判決表 (2D6+1-0) > 9[6,3]+1-0 > 10
ヘルブラム
9~11 HPを1点回復して立ち上がる。
[ ヘルブラム ] 前科 : 0 → 1
[ ヘルブラム ] HP : 0 → 1
スクエア
Choice[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》] (choice[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》]) > 《封印》
[ ヘルブラム ] 封印(8R スクエア) : 0 → 2
コウキ
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 7[6,1]+3 > 10 > 成功
[ ヘルブラム ] HP : 1 → 0
ヘルブラム
2d6+1-1 判決表 (2D6+1-1) > 5[3,2]+1-1 > 5
スクエア
ヘルブラムの前に立つは、這う這うの体とも言える有り様。
ヘルブラム
槍を握りしめ、スクエアへと向かっていく。
ヘルブラム
立って、ナイフを握っているのがやっとといった末裔へ向けて、槍を振るう。
スクエア
身を微かにでも屈めれば、全身が軋み、悲鳴を上げる。
スクエア
槍がこの身体を捉えようとも、止まらない。
スクエア
無力な末裔は、六ペンスコインの力を以って、ヘルブラムの首を掻き切る。
ヘルブラム
だが、折れかけた膝が踏みとどまり、足が地を踏みしめる。
ヘルブラム
「俺以外は、みんなみんな死んじまえっ……!」
ヘルブラム
それはまるで、駄々をこねる子供のように。
ヘルブラム
槍を握りしめて、再びスクエアへ向けて振りかぶる。
コウキ
こどもの身体は軽い。けれど、それにコインの力が乗る。
GM
光を撒き散らしながら、コウキの体がヘルブラムへと激突する。
ヘルブラム
その、一種夢の中のような、眩い光景に反して、コウキの体に返る手ごたえはひどく嫌なものだった。
ヘルブラム
ヘルブラムはもともと、怪力を持つわけでもなければ、打たれ強いわけでもない。
ヘルブラム
配下を引き連れ、狡賢く立ち回り、新人救世主を刈り取っては責務をこなす。
ヘルブラム
しかしそれは、命を懸けた裁判をこなさず、心の疵を鈍らせるということに他ならない。
ヘルブラム
追い詰められ、心の疵を剝き出しにした救世主とぶつかれば、
ヘルブラム
肉が潰れ、骨が砕け、その奥の内臓の柔らかさを感じ取れるような感触。
ヘルブラム
ヘルブラムの唇から漏れたうめき声は、悲鳴というには弱弱しく、押し出された空気の塊がたまたま声を伴ったに過ぎない。
ヘルブラム
吹き飛ばされ、血を引きずりながら地面を跳ね滑っていく。
GM
槍が手から離れ、がらんと音を立てて、また地に落ちた。