GM
皆様おそろいでしょうか。
アルビレオ
はい
わすれぐさ
はい
モーリーン
はい!
GM
それでははじめてまいりましょう。
GM
よろしくお願いします~!
わすれぐさ
よろしくおねがいいたします
アルビレオ
よろしくお願いします
モーリーン
よろしくおねがいしま~す
GM
では最初にキャラの紹介をしてもらいましょう。
GM
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
わすれぐさ
はい~。
GM
猟奇といえば~そう! わすれなぐささん!
わすれぐさ
わすれぐさともうします
わすれぐさ
この村ではたいへんお世話になっております 救世主です
わすれぐさ
血を落とすと蕎麦や萱の草が生えるという
わすれぐさ
猟奇にあるまじき心の疵の力があるので、重宝がられています
わすれぐさ
猟奇型であることは黙ってるかも……
わすれぐさ
あんまりひとのいるところでは戦いたくなくて……
わすれぐさ
村のみなさまのためにがんばりますね
わすれぐさ
心の疵の話もした方がいいかな
わすれぐさ
『きれいなおべべ』異常性
わすれぐさ
うつくしいものが好きで、すぐほしくなってしまいます
わすれぐさ
ふだんはちゃんと我慢しています
わすれぐさ
『にせもの』トラウマ
わすれぐさ
わたくしがもうほんものです
わすれぐさ
以上になります
GM
好きな飲み物はなんですか?
わすれぐさ
すきなのみもの……そうですね
わすれぐさ
のみものと言われると、甘いものが好きですね
わすれぐさ
果実を潰した……
わすれぐさ
赤いものが好きです
GM
ありがとうございます!
わすれぐさ
よろしくおねがいしますね
GM
では次は……モーリーンさん!
モーリーン
はーい
モーリーン
名前はモーリーン!イモムシの末裔です。
モーリーン
むかーしに捨てられて、今はこの村のみんなのお世話になってます。
モーリーン
村で一番賢い子って評判!
モーリーン
ふふん!
モーリーン
救世主さまのお役にだって立てますから、頼りにしてくださってもいいですよ!
モーリーン
で、心の疵か~……それって救世主さまのやつ?
それっぽいこと言っておけばいい?
GM
いいよ~
モーリーン
えっとね、親がいないことかな……
モーリーン
親がいないこと自体はそんなに珍しくもないけど、
モーリーン
イモムシの末裔って、大概隠れ里住まいだっていうでしょ?
モーリーン
あたしはどこの隠れ里も知らないし、こんな村に立ち寄るような末裔もいないし。
モーリーン
これから先、おんなじイモムシの末裔に会うことなんてないんじゃないかな……
モーリーン
でも、それでもプライドはあるからね!
モーリーン
あたしは賢い子!ちゃんとやっていけます!
モーリーン
だから大丈夫だよ!
モーリーン
以上!
GM
はい!
GM
好きなカボチャの食べ方はなんですか?
GM
※この村はなんとカボチャがとれる
モーリーン
かぼちゃ……えっと……
モーリーン
スープ!普通の……お湯みたいなスープじゃない味がするから!
GM
ありがとうございます!!
GM
最後にアルビレオさん!
アルビレオ
ああ、私か。
アルビレオ
アルビレオ・ファーシャ、吟遊詩人だ。
アルビレオ
諸国を回りながら詩を歌い、竪琴を奏で、人々に外の世界を届けることを生業としていたんだが……
アルビレオ
まあ、どうにも景気が良くなくてね。
アルビレオ
とある領主に囲われ、毎夜恋の詩を届けさせられる日々だ。
アルビレオ
それで、ある夜の帰りに令嬢の使用人に追い回され……
アルビレオ
気がついたらここにいたというわけだ。
シザーリオ
都合のいい過去改変はやめたまえ、詩人くん。
シザーリオ
君は血を啜っているところを追われ、助けと思って手を伸ばした彼女に監禁されたのではないか。
シザーリオ
まあまあ、安心しろよ。また俺がなんとかしてやるからな。
シザーリオ
心の疵ねぇ
シザーリオ
まっ、見ての通りコイツは異常さ。
シザーリオ
なんせ、俺みたいのを内に飼ってるんだからな。
シザーリオ
『多重人格』ってやつだな
アルビレオ
…………まあ、長い付き合いだ。
アルビレオ
私はもともと身体が弱くてね。
アルビレオ
しかし、治療……血を抜かれるのが特に苦手で
アルビレオ
悪化する一方だったのだが……ある夜訪れた医者が…………
アルビレオ
…………その男に血を抜かれて以来、だいぶ良くなったよ。
シザーリオ
俺のおかげなんだけどな。
シザーリオ
ほっとくと、コイツ誰を襲うかわかったもんじゃない。
シザーリオ
だから、俺がいるってわけだ。
GM
好きな女の子はどんなタイプですか?
アルビレオ
あー………………
アルビレオ
しいて言うなら、声の良い娘かな。
シザーリオ
俺は女の子に優劣つけないタイプ。
GM
ありがとうございます!!
GM
ではわすれぐささん、アルビレオさんの救世主お二人と、末裔のモーリーンさんの3人がそろったところで、初めていきましょう~。
GM
GM
GM
GM
劈く悲鳴、燃え滾る音、建屋の崩壊する音。
『人形旅団』
寸分の狂いのない軍靴の跫音。
『人形旅団』
剣を執り銃を執り、逃げ惑う村人に襲いかかる。
GM
火の手から駆けて逃げた末裔の子供。
GM
村の屋敷のメイドを見つける。駆け寄る。
GM
メイドはゆっくりとした動作で振り返る。
『人形旅団』
その姿はもはや人ではない。
『人形旅団』
人形の姿。
『人形旅団』
球体の関節を動かし、手にしたナイフで子供の胸をひと突き。
グリフォンの末裔
物陰でそれを眺める、グリフォンの末裔が一人。
グリフォンの末裔
刺し殺された子供がゆっくりと起き上がるのをみる。
グリフォンの末裔
先ほどまで生きている人間だった子供もまた、人形の姿に成り代わり、次なる犠牲者を求めて村を徘徊し始めた。
グリフォンの末裔
――オレはただの末裔。どうすることもできない。
グリフォンの末裔
人形旅団。脅威度5の救世主。
グリフォンの末裔
その名前の通りに無数の人形を引き連れており、数多くの村が滅ぼされたという。
マリインスキー
燃えさかる村、人形の軍隊の中に、末裔はその姿を見る。
マリインスキー
マリインスキー。
マリインスキー
人形たちの中で一人、表情も変えずに佇んでいる。
マリインスキー
連なる悲鳴にも、犠牲者の凝視にも、村に吹き抜ける熱風にも、その表情はわずかにも揺るがない。
マリインスキー
まるで人形のように。
グリフォンの末裔
「早く戻って伝えないと……」
グリフォンの末裔
人形の兵士に傷つけられた腕を押さえながら、物陰から物陰へ。
グリフォンの末裔
幸い無傷で済んでいる翼で、その場をどうにか逃れる――。
グリフォンの末裔
GM
Dead or AliCe『救世主 VS オレンジペコ盗賊団 VS 『人形旅団』マリインスキー』
GM
白兎の末裔
「お茶が入りましたよ~救世主様」
白兎の末裔
救世主達に部屋を提供している、宿付きの酒場。
わすれぐさ
「ああ、ありがとうございます」
わすれぐさ
両足を揃えて、椅子に行儀よく腰かけている。
白兎の末裔
白兎の末裔はあなたの世話役で、いつも嬉々としてあなたにお茶を出してくる。
白兎の末裔
食事の準備や寝床の準備も何でもします。
わすれぐさ
いつもお世話になっております。
アルビレオ
『救世主』という単語を耳にすれば顔を上げそちらを見る。
わすれぐさ
にこにこと微笑んでいる。少女と女のあいだほどの年頃。
わすれぐさ
「いただきますね。ごくろうさまです」
アルビレオ
目が合う前に視線をそらす。
わすれぐさ
男の方をちらと見て、小首を傾げる。
わすれぐさ
ただそれだけだ、すぐに末裔を見て笑った。
白兎の末裔
「最近この村にいらっしゃった救世主さまですね」こそこそ
わすれぐさ
「そのようですね」
白兎の末裔
そわそわしている。
わすれぐさ
「このむらはよいところですから、しばらくいらっしゃるかもしれませんね」
白兎の末裔
救世主をみたらお世話したくてたまらないというタイプの白兎の末裔だ。
わすれぐさ
「あちらにおこえがけしてきてもよいのですよ」
白兎の末裔
小さい村だが、大きな街道の近くにあり、それなりに栄えている。
白兎の末裔
末裔もおおよそ救世主たちに好意的だ。
白兎の末裔
「いいんですか!?」大声
わすれぐさ
「はい。わたくしはもうおちゃをいただきましたから」
アルビレオ
その言葉が聞こえないことはない。
わすれぐさ
促すように言って、男を見た。
アルビレオ
迷うように視線を泳がせ
アルビレオ
微笑んだ。
白兎の末裔
「あの~お茶は~いかがですか~?」
アルビレオ
「ありがとう、可愛らしいお嬢さん」
わすれぐさ
茶を飲みながら、尻尾を揺らして男へ向かう末裔の背を見送る。
シザーリオ
「いただこうかな」
シザーリオ
鬱陶しい髪をリボンでまとめる。
白兎の末裔
この世界でお茶は高級品だが、カボチャを出荷できるこの村は比較的裕福な村であり、頻繁に紅茶を救世主に供している。
白兎の末裔
「ではご準備してまいります」
白兎の末裔
ぴゃーっといなくなる。
白兎の末裔
二人が残される。
わすれぐさ
「ごきげんよう」
わすれぐさ
立ち上がらぬまま、男を見て一言挨拶をする。
シザーリオ
「……おや、君は先ほど救世主と呼ばれていた子かな?」
シザーリオ
頬杖をつきながらそちらを見る。
わすれぐさ
様子を見て、ゆっくりと目を瞬かせた。
わすれぐさ
さっきまでの男とは、少し違うような気がする。
わすれぐさ
「はい、わたくし、わすれぐさともうします」
シザーリオ
「俺の国じゃ見かけないタイプの美人だ。よろしく」
わすれぐさ
「このむらでおせわになっている『ありす』です」
わすれぐさ
「ええ、よろしくおねがいいたします」
シザーリオ
「俺はアルビレオ、吟遊詩人さ」
わすれぐさ
美人、と言われると、嬉しそうに目を細めて、微笑む口元を袖で隠した。
わすれぐさ
「あるびれおさま」
わすれぐさ
「ぎんゆうしじん、とはなにかしら?」
シザーリオ
「意中の女に愛を囁くお仕事さ」
シザーリオ
そう言って方目をつぶる。
わすれぐさ
まあ、と目を瞬かせる。
わすれぐさ
「それはそれは、たいへんなおしごとでしょうね」
白兎の末裔
お茶を持ってくる。うわっ!! 救世主さま同士が喋ってる!!
シザーリオ
「人気者で困ってしまうよ」
わすれぐさ
「ふふふ」
シザーリオ
視線を末裔へと向ける。
わすれぐさ
笑い声を漏らした女もまた、末裔を見る。
白兎の末裔
「おっお茶が入りました~」
シザーリオ
「ありがとう、お嬢さん」
白兎の末裔
カップに注ぐ。
白兎の末裔
2d6>=5 お茶の出来映え (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > 成功
白兎の末裔
スペシャル!!!!!!!!!!!!
わすれぐさ
会心の出来やんけ。
白兎の末裔
完璧なお茶が出来ました。
シザーリオ
カップに手を伸ばす。
わすれぐさ
お茶の入ったカップを持った救世主が、宿の中に二人。
白兎の末裔
お茶の出来映えは安定しない。何せ日刻みの時計は3分間が計れない!!
わすれぐさ
日刻みだものね。
シザーリオ
口元に運ぶまでもなく漂う香りと、程よい温度。
濃すぎず、薄くもない味。
シザーリオ
「とても美味しいよ。今まで口にした中で最高の出来だ」
白兎の末裔
「ほっ、ほんとですか~~???↑↑」
シザーリオ
カップを置いて、じっとその目を見る。
白兎の末裔
はわわ
シザーリオ
「本当だとも」
わすれぐさ
あの子が今は意中なのか?と思って見てます。
白兎の末裔
はわわ
シザーリオ
「良ければ今晩もう一度……」
白兎の末裔
「今晩、もう一度……???」
白兎の末裔
「お茶を……???」
アルビレオ
す、とリボンを解いて顔を背ける。
アルビレオ
視界が広いのはおちつかない。
アルビレオ
「…………」
わすれぐさ
おや?
アルビレオ
「お茶を、いただこうか」
白兎の末裔
「あっあっはい」
白兎の末裔
おかわりを淹れる。
わすれぐさ
「わたくしにも」
白兎の末裔
「はい!!」
わすれぐさ
美味しそうに飲むからほしくなっちゃった。
わすれぐさ
「あるびれおさま」
アルビレオ
「…………何か」
わすれぐさ
「むかしむかし……むかしの『ありす』たちは」
わすれぐさ
「さいばんのまえには、こうしておちゃをのんだそうですよ」
アルビレオ
「…………」
わすれぐさ
くすくすと笑いながら、カップに茶を注いでもらっている。
アルビレオ
「で、あれば」
白兎の末裔
おっ、お茶会だ……!
アルビレオ
「君は幸運だ」
わすれぐさ
「どうして?」
アルビレオ
「私の手は、人を傷つけるためのものではないからね」
わすれぐさ
「…」
わすれぐさ
「そんなこと、おしえてしまうなんて」
わすれぐさ
「ふふ、でも」
わすれぐさ
「このむらで、さいばんをおいそれとはおこしませんわ」
わすれぐさ
「あなたさまが、なにもしないなら」
わすれぐさ
「ゆったりと、おすごしになって。よいむらですから」
アルビレオ
「助かる」
白兎の末裔
聞きました????? 救世主さまが、この村を!! よい村と!!!!
白兎の末裔
聞きました???
わすれぐさ
よいむらですよ。
アルビレオ
紅茶もよい
白兎の末裔
人生最高の日かな?
わすれぐさ
注がれたお茶をまた飲み始めました。
GM
「大変だ!!!!」
GM
ばたん! とドアが開き、駆け込んでくる末裔。
GM
「大変だ大変だ! 救世主様!」
わすれぐさ
視線を上げる。
わすれぐさ
カップを置いて、立ち上がる。
GM
「一大事です! 出たんですよ!!」
わすれぐさ
「でた」
わすれぐさ
「おちついて、どうされましたか」
白兎の末裔
「まさか……」
GM
落ち着いて、と言われて、深呼吸。
GM
すー。
GM
はー。
GM
「出たんですよ、オレンジペコ盗賊団が」
わすれぐさ
「おれんじぺことうぞくだん」
わすれぐさ
聞いたことはあるかしら?
GM
ないでしょうね。
わすれぐさ
首を傾げる。
白兎の末裔
「そんな……オレンジペコ盗賊団が!?」
白兎の末裔
「大変だ……!!!」
わすれぐさ
「それってなあに?」
わすれぐさ
末裔が盛り上がっているので、置いてけぼり感を感じています。
GM
「盗賊団ですよ! 「奴らは商人や村を襲っては……有無を言わさず……」
GM
「紅茶を奪っていくんです!」
GM
恐ろしい!
わすれぐさ
「おちゃを」
わすれぐさ
「おちゃだけ?」
白兎の末裔
恐ろしい!
アルビレオ
横で聞いている
白兎の末裔
私のお茶が……。
白兎の末裔
「このままではお茶が淹れられなくなってしまう……」
白兎の末裔
あわわ……。
アルビレオ
それは大変そうだな……
わすれぐさ
お茶だけ……?
わすれぐさ
「それはたいへんですね」
GM
「たまたま砂嵐に紛れて逃げられましたが、危ないところでした」
白兎の末裔
「出がらしの一滴も残さない、ヤバいやつらですよ……」
わすれぐさ
世界観があるなあ。
アルビレオ
「…………」
わすれぐさ
「たいせつなおちゃ、ですものね」
わすれぐさ
「おいはらったほうがよいかしら」
GM
「えっそんな悪いですよ……でもいいんですか? 助かります……。それじゃあ行きましょう、早速……!」
シザーリオ
「可愛いお嬢さんに悲しい顔はさせらせないしなぁ……」
アルビレオ
口元をおさえる
わすれぐさ
「このむらには、おせわになっておりますからね」
白兎の末裔
「救世主さま……!」
わすれぐさ
「まいりましょう」
アルビレオ
「…………あまり期待はしないで欲しいがな」
わすれぐさ
異常性かなあ。お茶だけを狙う救世主。
白兎の末裔
やっぱり救世主さまは最高~!
わすれぐさ
「まあ、まあ、あるびれおさまもごいっしょに」
アルビレオ
「ああ」
わすれぐさ
「ありがとうございます。
 わたくしひとりでは、こころもとないかもしれませんから」
わすれぐさ
微笑んでいる。
GM
「ささっ、善は急げです!」 行きましょういきましょう場所は街道に出て――
GM
「大変だ!」
GM
駆け込んでくる村人。
わすれぐさ
「あら」
GM
ばたんとドアが開き。
わすれぐさ
「おれんじぺことうぞくだんですか」
グリフォンの末裔
現れるや否やあなたたちの前で倒れ込む、グリフォンの末裔。
アルビレオ
「……!」
アルビレオ
駆け寄り、抱き起こす。
グリフォンの末裔
抱き起こされる。
アルビレオ
「どうした」
グリフォンの末裔
「……救世主さま、お逃げください」
わすれぐさ
「にげる?」
グリフォンの末裔
抱き留められたグリフォンの末裔の片腕は、
グリフォンの末裔
人形に変化している。
アルビレオ
「…………」
グリフォンの末裔
「隣の村が、襲撃に遭いました」
グリフォンの末裔
「脅威度5の救世主、『人形旅団』マリインスキーです」
わすれぐさ
「ご」
わすれぐさ
思わず復唱する。
アルビレオ
まだ脅威度5のヤバさがわからない
アルビレオ
「奇妙な術をつかうようだな」
わすれぐさ
「こころのきずのわざですね」
白兎の末裔
「『人形旅団』! マリインスキー!」
白兎の末裔
『人形旅団』マリインスキー。脅威度5の強力な救世主。
わすれぐさ
知っているのか、末裔……
白兎の末裔
通りがかる村々を襲撃し、容赦なく破壊していく。殺した相手を亡者ではなく、己の配下の人形として従えている。
白兎の末裔
「冷徹で非道な救世主で有名なんです」
わすれぐさ
「それは……」
わすれぐさ
「とうぞくだんよりたいへんですね」
わすれぐさ
比較にならないぐらい……
アルビレオ
「冷徹で非道……」
白兎の末裔
「盗賊団なんか、この際どうってことないです」
白兎の末裔
「救世主さま、速やかにお逃げください」
わすれぐさ
「あなたたちは?」
グリフォンの末裔
「……村全員で逃げ出すのは、無理だ。追いつかれる」
白兎の末裔
「救世主さまだけなら、今すぐ出れば間に合うでしょう」
シザーリオ
いいね、逃げよう。勝ち目がないならそれが一番だ。
アルビレオ
首を横に振る。
わすれぐさ
「……」
アルビレオ
「私でも……時間稼ぎくらいはできよう」
わすれぐさ
「そうですね、ぎゃくのほうがいいでしょう」
白兎の末裔
「えっ」
わすれぐさ
「わたくしたちがまりいんすきいをふせいで……」
わすれぐさ
「そのすきに、あなたたちがにげればよいのです」
白兎の末裔
「しょっ、正気ですか? 脅威度5ですよ? コインめちゃめちゃもってるんですよ!」
白兎の末裔
こんなんですよこんなん。手でうずたかい山のようなコイン。
わすれぐさ
「このむらはよいむらですよ」
わすれぐさ
「なくなるのは、いやです」
わすれぐさ
わたくしがおせわになっている、わたくしのむらですよ。
わすれぐさ
ひとにとられるのはいやですよ。
白兎の末裔
やば。救世主さま最高だな。
白兎の末裔
「……!」
白兎の末裔
「そんな、でも、お気持ちはありがたいですが、救世主2人だけじゃ、とてもとても……」
わすれぐさ
「あしどめにもなりませんか」
アルビレオ
「『君を流れる赤き川 焦ってこぼすな 穏やかに』」
アルビレオ
「『君を流れる赤き川 押し合い詰まるな 穏やかに』」
アルビレオ
グリフォンの末裔の胸に手を当て唱えるように歌う。
アルビレオ
「痛みや傷を、癒やすことはできる」
わすれぐさ
場違いとも思えるような歌声に、言葉を止めて目を瞬かせる。
アルビレオ
「少しは、なんとかなるだろう」
グリフォンの末裔
「……ありがとうございます」
グリフォンの末裔
人形に変わった腕は戻らないが、ここに至るまでの負傷、消耗が回復する。
わすれぐさ
「きれいなうたごえですね」
グリフォンの末裔
「こいつの言うとおり、ヤバい救世主だ、マリインスキーは」
グリフォンの末裔
そう言って、目撃した惨状をあなたがたに伝える。
グリフォンの末裔
http://ssproject.lsv.jp/cgi-bin/doa_sheet_gm.html?id=Sisj05hWxoGUAaSwoV3yiL0dh8srV5SMB7Q0xfnEciE
白兎の末裔
「……でしたら、戦います」
わすれぐさ
「え」
白兎の末裔
「私たちも、村全体で戦います」
アルビレオ
僅かに、わすれぐさに微笑んでから。
口を開こうとして。
グリフォンの末裔
「村全員が逃げたところで、他に居場所はないからな、この堕落の国には……」
シザーリオ
「戦うったって、末裔に何ができるんだい」
わすれぐさ
「……」
シザーリオ
「俺は君たちが人形になっていくのを見たくはないなぁ」
白兎の末裔
「……コインが」
白兎の末裔
「村には6ペンスコインがあります」
白兎の末裔
「かき集めれば、10枚くらいにはなるかと」
わすれぐさ
「まあ」
わすれぐさ
「……でも、そのとおをわたくしたちのどちらかがもっても」
アルビレオ
「…………」
わすれぐさ
「とてもかなうあいてではないのでしょう」
グリフォンの末裔
「どっちにしたって、多分、2人きりじゃ時間稼ぎになるかもわからない」
アルビレオ
それはそうかもしれない
白兎の末裔
「それなら、救世主さまが逃げてほしいですよ、私は」
わすれぐさ
話しながら、嬉しくて笑みが深まるのを抑えている。
わすれぐさ
この村の人々が、自分と共に戦うと言ってくれている!
シザーリオ
「俺の為に君が死んだら、悲しみで胸が張り裂けてしまうよ」
わすれぐさ
それって、何て素敵なことだろう?
アルビレオ
余計なことを言うな
わすれぐさ
「いいえ、いいえ」
わすれぐさ
「それなら、いっしょにたたかいましょう」
アルビレオ
「正気か?」
わすれぐさ
「どちらにせよ、このむらのひとびとがしんでしまうのなら……」
わすれぐさ
「ひとりだけにげるなんて、できないわ」
アルビレオ
「…………わかった」
アルビレオ
「戦えないものは、無理をして前に出ないように」
アルビレオ
「救世主は無理でも、人形相手ならなんとかなるかもしれん」
わすれぐさ
救世主として顧みられて、逃げろとさえ言われて、尊ばれる。
わすれぐさ
その素晴らしさと来たらない。
白兎の末裔
「はい!」
わすれぐさ
「がんばりましょうね」
わすれぐさ
「わたくし、きっとみんなをまもるわ」
わすれぐさ
そんな言葉だって、するりと出てこようというものだった。
グリフォンの末裔
「とりあえず、オレは村のみんなに報せてくる」
グリフォンの末裔
「この腕を見せたら一発だからな」
わすれぐさ
「にげようというひとたちも、いるでしょうから」
アルビレオ
「ああ」
わすれぐさ
「はやくしらせてあげてくださいね」
グリフォンの末裔
「わかりました」
グリフォンの末裔
グリフォンの末裔
しばらくして。
グリフォンの末裔
村で仕事をしていた若い末裔たちが、広場に集められている。
グリフォンの末裔
既に状況は伝えられた後だ。
グリフォンの末裔
「というわけで、お前たちに集まってもらったわけだが……」
グリフォンの末裔
6ペンスコイン10枚がテーブルの真ん中に置かれている。
グリフォンの末裔
コインは綺麗に磨き上げられてぴかぴかなものや、血がこびりついているもの、埃被っているもの、煤けているものとそれぞれだ。
モーリーン
ざわつく末裔たちの中で、テーブルの上のコインを見つめている。
グリフォンの末裔
商人が持っていたり、家宝だったり、遺品だったり……そういう色々な由来があってここにある。
グリフォンの末裔
「誰かがこれをもって、救世主さまと一緒に戦う必要がある」
グリフォンの末裔
「はい、やりたいひとー」
白兎の末裔
ちらほらお互いの目を見ている。
モーリーン
「……あたしがやる!」
モーリーン
すぱっ、と手が挙がる。
グリフォンの末裔
「お、モーリーン!」
白兎の末裔
「モリちゃん!?」
ドードーの末裔
「モーリーンさん……」イモムシの末裔の子ね……。
モーリーン
「あたしが……やります!」 腕がぴーんと伸びている。
GM
他にも20人くらい若者の末裔がいるものの、みんな尻込みしている。
グリフォンの末裔
「……他にいない、みたいだな」
グリフォンの末裔
「……一応聞くけど、どうしてやる気になった?」
モーリーン
「あたしが一番ちゃんとできる」
モーリーン
「怖がったりしないし、逃げたりもしない」
モーリーン
「救世主さまのお役に立てるもん!」
白兎の末裔
「……わたしもやる気まんまんだったんだけど、なぁ」
白兎の末裔
親が許さなかったんだよねえ。
モーリーン
親もなければきょうだいもない。
ドードーの末裔
「……」
ドードーの末裔
おおよそ、そういう境遇にあることを、村のみんなは知っている。
グリフォンの末裔
「ま、まあ? オレも腕がこうじゃなかったら、立候補してたけどな!!!」
グリフォンの末裔
「オレは村で一番頭がいいからな」
モーリーン
「はあ~?」
グリフォンの末裔
オレの才覚は3だが?
モーリーン
あたしの才覚も3だが?
グリフォンの末裔
「なんだぁ~?」
グリフォンの末裔
だが。
グリフォンの末裔
腕が変質した以上に、実際にあの惨劇を見てしまっては。
グリフォンの末裔
「……お前に任せるよ」
モーリーン
「……うん」
モーリーン
ぐっと頷く。
モーリーン
「頑張る」
白兎の末裔
コインを皮の袋に包む。救世主さまに用意してあげるのとおなじやつだ。
白兎の末裔
「じゃあ、モリちゃんが、この村の救世主だね」
白兎の末裔
包んだそれを手渡す。
モーリーン
「……だいじょぶ。ちゃんとこの村を守るよ」
モーリーン
受け取った袋の重み。
モーリーン
この小さな袋に、村の全部がかかっている。
グリフォンの末裔
「モーリーンは代表だ。みんなもこいつの言うことにはちゃんと聞くように」
GM
村の若者たちはそれぞれ返事をし、あなたに期待の目を寄せる。
GM
GM
しばらくして、救世主二人も広場に招かれる。
白兎の末裔
「というわけで、この子が一緒に戦う末裔のモーリーンです」
モーリーン
ぺこりと頭を下げる。
アルビレオ
こんな小さな子が?
わすれぐさ
「こんにちは」
モーリーン
「こんにちは。モーリーンともうします」
白兎の末裔
でも私よりかしこいですよ。私の方がお茶入れるのはうまいですけどね。
わすれぐさ
「かぼちゃばたけでみたことがあります」
シザーリオ
「よろしく、モーリーン」
シザーリオ
「アルビレオだ。君のことは俺が守るから心配しなくていい。」
わすれぐさ
「はたらきもののいいこよね」
モーリーン
村で一番賢い12歳だぞ。
わすれぐさ
「よろしくおねがいね」
白兎の末裔
「いいこです」
モーリーン
「よろしくおねがいします。頑張ります!」
わすれぐさ
「ふふ」
わすれぐさ
「きれいなあおいかみ」
わすれぐさ
「きっといっしょに、むらをまもりましょうね」
モーリーン
「はい。村にお力添えくださって、ありがとうございます」
わすれぐさ
にこにこ微笑んでいる。
アルビレオ
やれやれだ
わすれぐさ
脅威度5の救世主。とても敵うはずはない。
わすれぐさ
みんなみんな死ぬかもしれない。
わすれぐさ
死ぬかもしれないなあ、と思いながら笑っています。
白兎の末裔
白兎の末裔もまた、同じように思っている。
白兎の末裔
勝てる相手ではない。
わすれぐさ
「…まりいんすきいめがくるまでは、じかんはあるでしょうから」
わすれぐさ
「できることをしましょうね」
アルビレオ
「ああ」
モーリーン
「はい!」
グリフォンの末裔
「これが村の地図です」
グリフォンの末裔
「必要かと思って、準備しておきました」
モーリーン
「実際の細かいところはあたしがご案内しますね」
シザーリオ
「ふぅん……」
わすれぐさ
「たすかります」
シザーリオ
髪を上げる。
わすれぐさ
そちらを見る。
シザーリオ
「結構広いな……到着までに対策ができるのはありがたい」
グリフォンの末裔
雰囲気が変わったな……。
モーリーン
お変わりになりましたね。
グリフォンの末裔
「オレたち末裔は、救世主さまの指示でなんでもしますから。何でも言ってください」
わすれぐさ
うれしい。
わすれぐさ
「よろしくおねがいしますね」
シザーリオ
「人形のサイズとおつむにもよるが……出入りできる場所を制限しないと囲まれて全滅だな。」
シザーリオ
「もちろん、村に到着する前に叩くのが一番だが、それは戦力的に難しいだろうさ」
わすれぐさ
「たくさんたくさん、にんぎょうをしたがえているんですものね」
わすれぐさ
「わなをしかけるのもよいでしょう」
グリフォンの末裔
「人形のサイズはまちまちだ。小さい人形もあれば、人間大のものもある」
シザーリオ
「柵やバリケードで行動範囲を制限すれば、罠にかかる確率もぐっとあがろうよ」
グリフォンの末裔
「ちゃんと物を見たり感じたりはしてるようだったが、単調で、戦略をそれぞれが練ってる感じじゃない」
わすれぐさ
「『ありす』が、すべてをあやつているのね」
シザーリオ
「…………なら、落とし穴程度でも深ささえありゃあ十分有効そうだ」
モーリーン
「通り道を絞って、落とし穴と……あとはくくり罠を仕掛けるのがいいよ。畑から蔓を切って」
GM
自ずと始まる作戦会議。
GM
クエストを開示します。
GM
クエストNo.1:カボチャの種を植える
概要 :塀の外にカボチャの種を植えて、亡者の農園を作る
目標値 :8
消滅条件 :成功するか、お茶会終了と同時に消滅
成功 :敵の侵入を許さない。クエストNo.2,3,4を併せて行う際に横槍をされなくなる
失敗 :1d6点のダメージを受ける。失敗しても成功と同様の効果が得られる。

クエストNo.2:盗賊団オレンジペコをとっ捕まえる
概要 :おびき出してとっ捕まえて、仲間にする
目標値 :8
消滅条件 :成功するか、ラウンド1終了時に消滅
成功 :(秘匿)
失敗 :なし
放置 :PC全員のティーセット、大きなティーセット、眠り鼠のポットを全て失う

クエストNo.3:村人たちを訓練する
概要 :あの手この手で戦えるようにする
目標値 :8
消滅条件 :成功するか、お茶会終了と同時に消滅
成功 :裁判時、毎ラウンド一度だけ追風の効果を得られる
失敗 :なし

クエストNo.4:救世主ジャンナッツを仲間にする
概要 :ジャンナッツの心の疵を舐めて、仲間にする
目標値 :12
消滅条件 :成功するか、お茶会終了と同時に消滅
成功 :(秘匿)
失敗 :ジャンナッツに心の疵を一つ抉られる代わりに、成功したことにしてもよい

クエストNo.5:『人形旅団』の拠点に侵入する
概要 :『人形旅団』の拠点に侵入し、ついでに物色する
条件 :PKの心の疵『人形旅団』を抉るときにのみ宣言できる
目標値 :10
消滅条件 :成功するか、お茶会終了と同時に消滅
成功 :価値15以下の小道具一つを入手する。クエスト6を開示する。PKのもう一つの心の疵を開示する。
失敗 :なし
GM
村の特産のカボチャは、亡者カボチャの種を弱化したもの。
GM
しかし、どうしても弱化できない株が出てきてしまう。
GM
「捨てるにも捨てらんねぇから困ってたのよ」
GM
「処分してくれるなら助かるわぁ」
GM
村人は快く提供してくれるでしょう。
GM
「ざっと50はあるんじゃないかなあ」
GM
「うっかり発芽したら大変なことになっちまうからな」
GM
「どうしようかね~って困ってたのよ」
シザーリオ
「即席で柵を組み立てるより、手間もかからず強度も高そうだ」
モーリーン
「植え方はあたしが知ってますから、任せてください」
モーリーン
畑作業、得意!
白兎の末裔
「……それと、実はもう一人、救世主がいるんです」
白兎の末裔
「村はずれに住んでて、あんまり私たちと関わらない方なんですが」
わすれぐさ
「あら、しらなかった」
モーリーン
「確か……お名前は、ジャンナッツさま、って言ったかな……」
グリフォンの末裔
「いけ好かないやつだぜ」
白兎の末裔
「むっ、救世主さまにそんなこというもんじゃありませんよ」
モーリーン
「まったくだよ」
グリフォンの末裔
「もう、事態は報せてある。村を出る感じだったぜ」
わすれぐさ
「あら」
わすれぐさ
「すけだちいただければいいのですけど」
グリフォンの末裔
「まあ、当然の反応だよ」
シザーリオ
「さぁて、ここを追い出されたらソイツも困るんじゃないか?」
シザーリオ
「出ていく先だって、いつ襲われるかわからなかろうに」
白兎の末裔
ここが堕落の国である以上は。
シザーリオ
「守れるという根拠をしめしゃいいかもしれんな」
シザーリオ
「真実でなくとも、それっぽく聞こえればいい」
わすれぐさ
「……」
わすれぐさ
「ふふ、そうですね」
モーリーン
「ご助力いただけるなら、それに越したことないですからね」
シザーリオ
「『いけ好かないやつ』ならなおさらな」
白兎の末裔
「そう、ですね」
わすれぐさ
「きっと、そのじゃんな……つさまも」
わすれぐさ
「むらがなくなるのは、いやですよ」
シザーリオ
「……まあまあ、安心したらいい」
シザーリオ
「後悔するときゃ全員死んでるさ」
グリフォンの末裔
「ははは、だなあ」
GM
そんなこんなで……お茶会です!