導入

GM
森から遠く離れた堕落の国のとある地域に、末裔たちの暮らす村があった。
GM
かつて耳鳴り峠と呼ばれたその場所は今、見渡す限りの竹林と化している。
GM
降りやむことのない酸の雨は既になく、背の高い竹の合間には筍や山菜などが生え。
GM
そこに住み着いた末裔たちは竹林の恵みを受け幸せに暮らしている……
GM
……かのように、見えた。
村の老婆
「ああ、もうじきだね……」
末裔の子供
「もうじき?もうじきってなあに、おばあちゃん」
GM
老婆は、物心ついたばかりの幼子を撫でる。
村の老婆
「お前にも話さなければならない時が来たようだね……」
村の老婆
「お前の父さんが、なぜ死んだのか……」
GM
そういうと、老婆は窓へと顔を向ける。
GM
ガサ……ガササ……(竹の葉がこすれる音)
GM
夜闇。
窓の外に笹の葉の揺れる。
村の老婆
「この村で行われる、『婿選び』の儀式について……」
GM
ガサ……ガササ……
GM
竹の間に、狂った女の笑い声が響く。
GM
GM
竹林に咲き乱れる紅い華
GM
「ギャーーーーーー!!!」

   「た、たす……け……っ」

 「あっ、ああーーーーっ!」
GM
こだまする悲鳴
GM
  「アア…………マタ、アノ人デハナイ……」
GM
ブシャッ(何かがつぶれる音、真っ赤な血飛沫が画面を覆う!)
GM
 「失格。失格。失格。失格。失格。」
GM
        ブォン!(竹が風を薙ぐ音)
GM
「ヒィィィイイイイイ!」
GM
――年に一度の『婿選び』が今年もやってくる……!
GM
耳鳴り峠の吸血鬼Ⅱ
-ふたりの亡者(かぐや)-
GM

この夏、アナタは究極の婿選びを目撃する。

GM
GM
この村に代々伝わる儀式『婿選び』
GM
それは、亡者『弱竹の吸血令嬢』の恩恵を享受するため、生贄をささげる儀式。
GM
年に一度、『月光花』の咲く日に
GM
村から5人の『求婚者』を竹林の最奥に向かわせる儀式。
GM
儀式の日が迫ったある日のこと
GM
その村に、一人の救世主……そして、二人の末裔が訪れる。
GM
ルディ=ホワイト
ルディ=ホワイトである。
ルディ=ホワイト
元の世界では戦士として……なんかいろいろやってた。
ルディ=ホワイト
戦ったり、戦ったり、戦ったり、あと宴会を開いたりであるな。
ルディ=ホワイト
余の親が超過保護だったので、祝福を受けてほとんどの攻撃を受け付けなかったのだが。
ルディ=ホワイト
この堕落の国ではそういうことはない。自立した余です。
ルディ=ホワイト
とはいえ堕落の国に落ちてきても加護の余波でも残っていたのか。
ルディ=ホワイト
何の因果かこつこつと裁判をこなし、コインがたまり、脅威度7の救世主になった。
ルディ=ホワイト
ちょっと世間知らずであることは自覚しているが、なかなか性根というのは治らぬもので、困ることもある。
ルディ=ホワイト
何とかなってきたので、これからも何とかなると思っておる。
ルディ=ホワイト
どうぞよろしく頼む。たまたま通りがかりました。
GM
その村に、たまたま通りかかった脅威度7の救世主。
GM
その運は尽きてしまったか、はたまた、導きゆえなのか。
GM
その傍らに、末裔のある。
グライ
ウィ~~~~~~ッス!!!
グライ
見ての通りのやべ~ぱね~ルディの兄貴マジリスペクトでここまで来ました!
ルディ=ホワイト
やべ~ぱね~ルディである
グライ
兄貴は頭のほうもちょっとやべえと思うけどここだけの話な!
ルディ=ホワイト
(不思議そうな顔)
グライ
とにかく田舎の故郷がマジでダサかったので飛び出てきました。
グライ
マジでありえね~の。退屈で羽全部抜けるかと思ったわ。
グライ
おれっちグリフォンの末裔だからさ~血沸き肉踊り腐臭漂う冒険に出なきゃ!って使命感に駆られたっつ~か~
グライ
まあそんな感じで!やってきました竹藪!ぱねえ~
グライ
ちな才覚です。
グライ
ヨロ!
ルディ=ホワイト
よろ
ルーパート
よろ?
グライ
ウェ~~イ(ハイタッチ)
ルディ=ホワイト
(ハイタッチ)
GM
ここより離れた地、モックスフォンドという名の学舎にて。
GM
奇妙な竹林の噂、豊かな村のあると聞く。
GM
派遣されし学者、今は遠き救世主の力を借りて。
ルーパート
普段は、モックスフォンド大学で研究をして……
ルーパート
結構外にも出たり……
ルーパート
まあ、大学のひとからは、「頼むから研究室に居てくれ」って言われるんですけど。
ルーパート
自分の研究って自分でなんでもやりたくて……
ルーパート
だから怒られてますが
ルーパート
怒られるのはあんま気になんないです。
ルーパート
今ちょっと……なんか……研究室籠りに飽きたんで、森以外の植物群生地を探してここまで来ました。
ルーパート
そうしたらそこの……そこのお二人を見かけて
ルディ=ホワイト
やっほ~
ルーパート
お二人のテンションはよくわからないですね。
ルディ=ホワイト
親しみやすさを目指しているのだが。
グライ
ウェ~~イ(ハイタッチ)
ルディ=ホワイト
ウェーイ(ハイタッチ)
ルーパート
まあ、変な人ってどこにでもいますからね……
グライ
仲良くやろ~ぜい!
ルディ=ホワイト
そうであるぞ。
ルーパート
まあ、なんとか上手くやっていけるといいですね。
ルーパート
うぇい。
グライ
マブマブ~
ルディ=ホワイト
うむ。
GM
はてさて、何が起こるやら。
GM
GM
かつて、耳鳴り峠と呼ばれた場所。
GM
そこに広がる竹林の
GM
道を進んで1刻。
GM
いつの間にか近くを流れる透き通った川を辿っていくと、そこに村があった。
GM
竹の柵に囲まれた門をくぐると、末裔たちが道を行き交う。
GM
これだけの美しく豊かな村だというのに、人々の表情はどこか暗く。
GM
三人を見つけた若者が歩み寄り、礼をする。
末裔の若者
「これは、これは。救世主様とお見受けいたします。」
ルディ=ホワイト
光り輝く男が肯いた。
ルディ=ホワイト
輝くようなとかではなく、マジに輝いている。
グライ
横で存在をアピールしている
ルディ=ホワイト
「いかにもそうだ」
グライ
ピースピース
末裔の若者
若者の視線は時折揺れ、口元は愛想笑い。
末裔の若者
「やはりそうでしたか」
ルディ=ホワイト
「うん……」
末裔の若者
顔を上げるとちょっと眩しそうにみゅっとする。
ルディ=ホワイト
それを察して特に光量が下がったりはしない。
ルーパート
後ろの方でそっと目をそらしている。
末裔の若者
「よろしければ、宿へと」
末裔の若者
「できうる限り、おもてなしさせていただきます」
ルディ=ホワイト
「ん……」
グライ
なんかテンション低くね~?と絡んでいます
ルディ=ホワイト
「ここはずいぶんと豊かな村だな」
末裔の若者
「ええ。ええ。」
末裔の若者
「この竹林が、我々の生活を守ってくださいますから」
ルディ=ホワイト
ぐるりを見渡す。
グライ
「チクリンって~の?めちゃでけ~~~ね」
ルーパート
「これ自生してるんですか?」
GM
村の末裔たちは、遠巻きに気にしているようだ。
ルディ=ホワイト
「『森』以外にもこのような緑豊かな場所があるとはな」
末裔の若者
「はい、昔この場所を発見した末裔たちで村を築いたのだということです」
末裔の若者
「宿では、『山菜の天ぷら』や『白ご飯』などをご用意できると思います」
ルディ=ホワイト
「お前たちの祖先は良い土地を見つけた」どこから目線か分からない応答をして鷹揚に肯いている。
ルディ=ホワイト
「てんぷらにしろごはん」
末裔の若者
そして、視線はルーパートへと一瞬むく。
ルーパート
「?」
末裔の若者
目をそらす
ルディ=ホワイト
「?」
末裔の若者
「それはもう、はい。」
グライ
「てんぷらにしろごはん!しらねーけど美味そう!」
ルディ=ホワイト
「うむ。宿への案内を許そう」
末裔の若者
「おかげさまで、こうして豊かな暮らしをしております」
末裔の若者
「ははぁ」
末裔の若者
深く頭を下げて、宿へと案内をする。
ルディ=ホワイト
ぴかぴか輝きながら続いた。
GM
道すがらすれ違う末裔たち
GM
男は少なく、女は様々。
グライ
羽をばっさばっさしながらご機嫌でついていくが……
ルーパート
偏ってるな~ 
グライ
女が多いと若干テンサゲの様子
ルディ=ホワイト
てんぷらとしろごはんという未知の食べ物について想像を巡らせています。
GM
宿に入れば、若者は案内を店の者に任せて去っていく。
ルディ=ホワイト
余の世話をするとよいぞ……という態度でいます。
GM
通されたテーブルに運ばれる『山菜の天ぷら』『白ご飯』『清酒』『和え物』
GM
肉こそなけれ、どれも亡者ではないもの
ルーパート
食べ慣れないもの食べると、なんか……何食べてるのかわからなくてちょっと不安じゃないですか?
ルディ=ホワイト
見慣れぬ食事だが、ほかでは見られぬほど豊かであることは分かる。
宿屋の女将
「おあがりください、今朝とれたばかりです」
グライ
女将が怖いのでルーパーㇳを盾にしています
ルディ=ホワイト
「この黄金色の食べ物が『てんぷら』か?」などと異人しぐさをしています。
宿屋の女将
「ええ。ええ。山菜を油でからりと揚げた、救世主様よりもたらされた料理です。」
宿屋の女将
「お熱いうちにどうぞ」
ルーパート
「揚げるってあの油すごい量使うやつですか?」
宿屋の女将
うなずく
グライ
「こえ~……」
ルディ=ホワイト
「驚いたな」
ルディ=ホワイト
お熱いうちにどうぞと言われたので、お熱いうちに食べている。
グライ
「どーなってんだこの村」
ルーパート
「はあ……油……」 もったいないな~
ルーパート
なんかカトラリーの隣に棒が二本添えてあるし……
ルディ=ホワイト
「救世主、と言ったか」
グライ
とか何とか言いながら飯は食っています このゆでた草になんかまぜたっぽいのがうまい
ルディ=ホワイト
「この村は救世主の影響下にあるのか?」
宿屋の女将
少し言いよどみ
宿屋の女将
「いいえ、今は……」
ルディ=ホワイト
言葉の先を促すように、じっと見つめている。光り輝いている。
宿屋の女将
「…………」
宿屋の女将
「ちょうど、二年ほど前に……亡者に」
宿屋の女将
殺されたのだという。
ルディ=ホワイト
「では、これらが救世主よりもたらされた、というのは」
宿屋の女将
「調理法を、残されまして。とても、懐かしいものだとか……」
ルディ=ホワイト
「なるほど」
ルーパート
食事のレシピか~。持って帰ったらあっちの研究室の兎が喜びそうだな……
ルーパート
でも油が……
ルーパート
油……
グライ
絞れば良くね、ドードーとかから
ルーパート
植物油じゃないかという気がするんですけどね。味的に。
ルディ=ホワイト
この油使ってなさそうなやつにしたらどうだ?
宿屋の女将
「皆様は、此方へは何をしにまいられましたか?」
ルディ=ホワイト
「何をしに来た、というわけでもない」
ルーパート
「ぼくは……フィールドワークがてら、植物群生地の見聞に……?」
ルディ=ホワイト
「余はこの堕落の国を巡っている。たまたまここへ足が向き、この竹林が目についたというだけのこと」
グライ
「おれっちは兄貴についてきただけなんで……」対女だとめちゃめちゃ声が小さい 距離は遠い
宿屋の女将
「そうでございましたか」
ルディ=ホワイト
「亡者がいればこれを殺し、悪しき救世主がいれば裁判でこれを裁く」
ルディ=ホワイト
「だが、この村はそのような心配はなさそうだな」
ルディ=ホワイト
観察力ゼロ。
宿屋の女将
「ふふ……」
宿屋の女将
「では、今宵はこちらにお泊りください。湯のご用意もさせておきますので。」
ルディ=ホワイト
「うむ」
ルディ=ホワイト
「己の仕事に励むがよいぞ」
グライ
湯!?とルーパーㇳをつついている
ルーパート
出汁取る気じゃないだろうな。
グライ
ダシ取られんじゃねダシ!
ルディ=ホワイト
疑うものではないぞ。
グライ
ッス
ルディ=ホワイト
いや、疑うものなのか?
ルディ=ホワイト
すまない。余には分からない。余は出汁取られないし。
ルーパート
ぼくはちょっと種族的にさまざまが……
グライ
兄貴のダシは飲みたくねえな……
ルーパート
さまざまな……歴史がですね……
ルディ=ホワイト
余も余から出た出汁を飲まれるのは嫌だな。
グライ
代用ウミガメのダシはちょっと飲みたい……という目で見ている
グライ
一緒入るか!?
ルーパート
目の前で湯を飲まれたらさすがにぶん殴ると思う。
ルディ=ホワイト
そうであるぞ、グライ。
グライ
一口だけ……
ルディ=ホワイト
相手の気にしていることをあげつらいからかうのはよくはないことだ。
グライ
おれっち割と真剣≪マジ≫っすよ 純粋な好奇心なんす 信じてください兄貴
ルーパート
一般的に人型の生き物が浸かれる温度の湯で旨味成分は出ないと思いますよ。
ルディ=ホワイト
気になるか気にならないかで言うと確実に気になるが、言わぬが花であろう。
グライ
チェ~~~~ッ
GM
救世主たちが食事を終え、熱めの湯につかり、竹の割ったものに敷かれた布団へと。
GM
はいれば微睡、静かな夜に。
GM
GM
ザワ……ザワ……
GM
これは竹の葉のこすれる音
GM
『明るい満月』の照らす竹林。
GM
目の前には見覚えのない女。
弱竹の吸血令嬢
「…………」
GM
女は指さす。まっすぐに、此方を。
弱竹の吸血令嬢
「御前に、権利を与える」
弱竹の吸血令嬢
「7晩の後、道を開こうぞ」
GM
ザワ……ザワ……
GM
再び、意識は微睡の中へ。
GM
GM
そうして、朝が来る。
グライ
汗だくで飛び起きた
ルディ=ホワイト
「…………」
ルーパート
「…………」
グライ
「ごわ”い”ゆ”め”み”だ」
ルディ=ホワイト
グライの方を見る。
ルディ=ホワイト
「夢」
グライ
「兄貴い~~~!!!」
グライ
「女が~女が立っててェ~~こっち見てェ~」
グライ
あ~~ん
ルディ=ホワイト
何か考えるように首を傾げる。
グライ
「喰われる~~」
ルディ=ホワイト
「それは、赤い目をし、長く黒い髪をした女か」
グライ
うなずく。
ルディ=ホワイト
「ふむ」
ルディ=ホワイト
「余も同じ夢を見た」
ルーパート
「……たぶんぼくも……」
グライ
「口が耳まで裂けてたかも……」裂けてない
ルディ=ホワイト
「ルーパートはどうだ?」
ルーパート
「なんか七晩の後にどうたら」
ルディ=ホワイト
「裂けてはなかった」
ルーパート
「権利がどうたら……」
ルディ=ホワイト
「うむ」
グライ
「七日後に迎えに来て全員喰われるんだ~~~」わ~~ん
ルディ=ホワイト
「喰われはせん」
GM
ガシャン、と。
GM
女将が盆を落とす音。
ルディ=ホワイト
「そなたには余の力を分け与えてあるだろう。なまなかな亡者など、そなたの敵ではない……」
宿屋の女将
「…………あ、ああ……」
ルディ=ホワイト
そちらへ目を向ける。
ルディ=ホワイト
「どうした」
宿屋の女将
「あなた方、『あの方』に会ったのかい」
ルディ=ホワイト
「夢に出る女の話か?」
グライ
っつっても~~!と喚いたところで物音に文字通り部屋の隅まで跳ね退いた
宿屋の女将
「そう……そうでしたか……」
宿屋の女将
「それは、お三方とも……?」
ルディ=ホワイト
「そうだ」
グライ
「なんなんだよもお!」
GM
まさに、タイミングを見計らったように
GM
宿の扉が開く
ルディ=ホワイト
騒がしい朝だな。
ルーパート
なんか面倒ごとの気配をひしひしと感じるぞ。
末裔の若者
「女将、大変だ……!今年は2人しか……」
GM
若者は、女将の顔を見て悟ったようだった。
ルディ=ホワイト
「……」
末裔の若者
「そうか……今年は、あなた方が……」
宿屋の女将
「…………」
宿屋の女将
女将は黙ったままうなずいた。
ルディ=ホワイト
「どういうことか、仔細を話せ」
ルディ=ホワイト
「許すぞ」
宿屋の女将
「実は……」
GM
女将は話す。
GM
この村の『婿選び』の儀式について。
GM
毎年5人の『婿候補』が指名されること。
GM
指名されたものは儀式が終わるまで、村から出られないこと。
GM
7晩の後に、竹林の奥に入り……
GM
「『かぐや様』に求婚しなければならないのです」
ルディ=ホワイト
「かぐやさま」
ルーパート
「きゅうこん」
GM
女将はうなずく
グライ
「ぜって~~~~やべ~~~やつじゃんそれぇ~」
ルディ=ホワイト
「求婚して、それからどうなる?」
GM
首を横に振る
宿屋の女将
「戻ってきた者はおりません」
ルディ=ホワイト
「なるほど」
ルーパート
わあ~。
グライ
「やっぱ喰われて死ぬんだあ”~~~~」
ルディ=ホワイト
「では、まず出れるかどうか試してみよう」
ルディ=ホワイト
立ち上がる。
宿屋の女将
「…………お戻りをお待ちしております」
宿屋の女将
そういって、女将は引き留めることもなく見送る。
ルディ=ホワイト
「なに、心の疵の力であればどうせ出られんだろう」
ルディ=ホワイト
「『万一』出られたとしても、戻ってくる」
ルディ=ホワイト
「だが、試してはみたいものだ。余にも好奇心というものがある」
ルディ=ホワイト
「グライ、そうであろう。ついてこい」
グライ
「兄貴余裕過ぎて一周回ってなんもわかってないんじゃねえのって思えてくる」
グライ
「ウィス……」
ルディ=ホワイト
「そなたはどうする?」と、ルーパートの方を向く。
ルーパート
「じゃあ一応行きますか……」
ルディ=ホワイト
「うん、朝の散策には向いている村だ」
ルディ=ホワイト
というわけで外に出ようと試みてみる。
グライ
なんと空からも攻められるぞ!
GM
宿の外に出ると、村をちょろちょろと走り回っているトカゲの末裔。
蜥蜴の末裔
「ああ~~~……どうして……去年が兄貴だったからか……?……まさか、えらばれるなんて……」
GM
イケメンである。
ルディ=ホワイト
あれも『求婚者』か。
ルーパート
みたいだな~。
GM
石の上に座って水煙草をふかしている男。
グライ
選べる5タイプか~
イモムシの末裔
「…………はぁ。もう少し落ち着けというのに。」
GM
顔がいい。
ルディ=ホワイト
「…………」
グライ
顔面偏差値の高い空間になってしまった……
ルディ=ホワイト
余だけ救世主だな……
グライ
「チョリ~ッス、君らも候補?」男だと気さくに声をかけに行く。
イモムシの末裔
ちら、と見て。
ルディ=ホワイト
光り輝いています。
イモムシの末裔
「旅の者、災難だったな。」
ルディ=ホワイト
「このようなこともあろう」
イモムシの末裔
「7日7晩」
イモムシの末裔
「村総出でもてなそう」
イモムシの末裔
煙をふうと吐き出した。
ルディ=ホワイト
「死出の旅の前祝いというやつか」
イモムシの末裔
「さぁてな」
グライ
「縁起でもねえ~~」
ルーパート
「はあ……」
ルディ=ホワイト
「その歓待されるものの中に、お前たちふたりは入っているのか?」
イモムシの末裔
「ああ」
グライ
「これから死ぬから!?」
イモムシの末裔
「さぁてな」
ルディ=ホワイト
「うん、楽しみにしていよう」
ルディ=ホワイト
「だがまずは、散歩だ」
GM
竹林は。ゆけども、ゆけども。
GM
小川へと出る。
GM
なればと小川を下れども
GM
村の逆側へとでるばかり。
グライ
飛んでも?
GM
とんでも。
GM
たたき落とすぞ。
ルディ=ホワイト
「いい風が吹いているな」
グライ
高度上限低いんだよカスが~~~~!!!
ルディ=ホワイト
小川のせせらぎ、竹の葉の風に擦れ合う音。
ルーパート
「植物の周囲って何かが……なんだかよくわかりませんけど何かそういう、気分に良いものが出てるとか出てないとか」
ルディ=ホワイト
「余の生まれた国とは趣は異なるが、風情のある土地柄だ」
グライ
ばさばさとうるさく降りてくる。
ルディ=ホワイト
「どうだ」
グライ
「っぱダメっすわ」
ルディ=ホワイト
「だめか」
ルディ=ホワイト
嬉しそうな顔をする。
GM
上方から吹き付ける風と
GM
明るい太陽
GM
明るい、太陽
ルディ=ホワイト
「…………」
ルディ=ホワイト
「そういえば、夢の中では」
ルディ=ホワイト
「美しい月が出ていたな」
グライ
「そういえばなんかあの……なんすかあれ?光ってるやつ」
ルディ=ホワイト
「あれは良いものだった」
ルーパート
「なんか明るかったですね」
ルディ=ホワイト
「あれは太陽という」
グライ
「タイヨー」
ルディ=ホワイト
「堕落の国が晴れることがあっても、あれほど力強く輝くことはなかったな」
GM
この空間は閉ざされている
ルディ=ホワイト
「我々を取り込んだのは」
GM
7日、7晩
ルディ=ホワイト
「それなりにたいそうな力を持っているものらしい」
GM
ザワ……ザワ……
ルディ=ホワイト
「七日七晩」
GM
よくよく、気配を読めば
ルディ=ホワイト
「村の者が歓待するというのだ、楽しみにしよう」
GM
周囲に自生している竹は、すべて。
亡者のにおいをしていた。