導入

GM
では、ぼちぼち開始していきます。
GM
よろしくお願いします!
クロエ・プレオベール
よろしくお願いしま~す
金子たま
よろ~!
番場陽逸
よろしくお願いします!
GM
なんか顔面偏差値高いな
GM
とりあえず自己紹介をして頂きたいと思います。
心の疵の紹介も含めてどうぞ。
GM
最初はクロエさんお願いします!
クロエ・プレオベール
はい。
クロエ・プレオベール
クロエ・プレオベールです。
クロエ・プレオベール
堕落の国に落ちてくる前は、人間対魔族の戦争が起こっている世界で剣を取って戦っていました。
クロエ・プレオベール
首都を攻撃されて国が滅び、国民を守って逃げ延びる途中で手紙が目の前に落ちてきて、気づくとこの世界に。
クロエ・プレオベール
元の世界の人々のことも気がかりではありますが、この世界の人たちのことも放ってはおけず、救世主として戦っています。
クロエ・プレオベール
まだ来たばかりですが……
クロエ・プレオベール
心の疵の話します。
クロエ・プレオベール
「こまっしゃくれ」
クロエ・プレオベール
強い人間であることを自分に求め、また周囲にも求められてきました。
クロエ・プレオベール
強気に振る舞わないと、自分が折れてしまいそうで、それが恐ろしいからそうしている、という心の疵です。
クロエ・プレオベール
「無力感」
クロエ・プレオベール
国は滅び、逃げ延び、そしてこの国でも目の前で守り切れなかった人が死んでいく。
クロエ・プレオベール
そういうものを苦しいと思う心の疵です。あたしにもっと力があれば、こんなことにはならなかった。
クロエ・プレオベール
以上になります。
GM
ありがとうございます。 どうしてこんなシナリオに?
クロエ・プレオベール
どうしてだろ……
GM
もっとしっとりしたシナリオがおすすめです。
GM
では次に、金子たまさんどうぞ。
金子たま
金子たまです!
令和44年の日本から来ました!ギャルです!
金子たま
堕落の国に来る前は高校生やってました。
核戦争が起こったり、天皇がサイボーグになったりして大変だったけど、
ギャルのマインドで楽しく暮らしてきました!
金子たま
どんな場所でもギャルらしく生きていこうと思ってます!
金子たま
心の疵のひとつめは、「ギャル」です。
ギャルであることに対するこだわりがめちゃくちゃ強いです。
金子たま
ギャルらしく生き、とにかく他人の行動や思考をなんでも肯定したいって気持ちがあります。
でもパパがギャル男なのはやめさせたいです。
金子たま
心の疵のふたつめは、「シワシワネーム」です。
金子たま
自分の名前がムリすぎて好きじゃないです。
今時の名前じゃなさすぎてクラスでババアって呼ばれてました。
金子たま
以上です。
GM
ありがとうございます。 同じクラスの男子になって、もしかして俺のこと好きなんじゃ……?って勘違いしたいだけの人生だった。
金子たま
パクチくん!消しゴム貸して!
GM
えっえっ……いいけど……
GM
(あいつ……俺のことを!)
GM
では番場さん、お願いします。
番場陽逸
はい。番場陽逸(ばんばよういち)、職業は医者です。
番場陽逸
専門は泌尿器科です。
番場陽逸
休日に郵便物を整理していたら、いつの間にかこの堕落の国に飛ばされてしまいました……。
番場陽逸
突然のことで驚いていますが、ひとまずはこの世界の人たちの助けにもなれたらと思っています。
番場陽逸
心の疵は「露出狂」と「露出美学」です。
番場陽逸
コートを脱いで不意に裸体を露出することにどうしても興奮を覚えてしまうんです。人に迷惑をかけてしまうとは分かっているのですが……。
番場陽逸
なので、なるべく美しいものをお見せしたいと思っています!
番場陽逸
私は泌尿器科として、畢竟たくさんの方々の逸物を拝見しております。様々な形、色……。
番場陽逸
それらは一つ一つ、“最高の魅せ方”があるのではないかと気づいたのです。
番場陽逸
ということでまずは自分で実践しております。
番場陽逸
以上です。何卒よろしくお願いします。
GM
ありがとうございます。 堕落の国は法がなくてよかったですね。
番場陽逸
はい!
番場陽逸
でも法はあった方が良いなと思います。流石に。
GM
理性がある。
番場陽逸
私は理性的です。
GM
怖い……
GM
では、この3人でやっていきましょう! よろしくお願いします!
クロエ・プレオベール
よろしくお願いします!
金子たま
よろしくお願いします!
番場陽逸
よろしくお願いします!
GM
GM
GM
GM
拝啓、アリス
GM
愛しいアリス
GM
君はこんな話は聞かなくていい
GM
DEAD OR ALICE
『金玉キラキラ金玉亡者!』
GM
※このシナリオは重篤なセクハラ強制ロールを含みます。
 うわっとなったら、無理をせず個別に連絡お願いします。
GM
GM
GM
GM
あなた方は、たまたま通り道にあったある村に、休憩のため向かっています。特に何の変哲もない、貧しい小さい村だと噂を聞いています。
クロエ・プレオベール
休めるといいわね。
GM
吹き付ける砂混じりの風にうつむきながら長い荒野を歩き、ようやく村の入口までたどり着きました。宿のグレードには期待できませんが、少なくとも、屋根のある場所で眠れるはずです。
GM
村は噂通りしけた感じでした。
クロエ・プレオベール
「はあ~、やっと着いた」
金子たま
「疲れた~ あんまりお店とかなさそうだけど休めたらいっか」
番場陽逸
「ふむ……やはり慎ましい村のようだね。しかし屋根があるというのはありがたいものだ」
クロエ・プレオベール
「足棒になっちゃった。早いとこ宿を探して休みましょ」
GM
入り口にいた末裔が声をかけます。
末裔
「ようこそ旅の救世主様!金玉をどうぞ!」
クロエ・プレオベール
「は?」
末裔
腰をくいっと付き出す。
末裔
彼は下半身が裸だった。
クロエ・プレオベール
「は?」
金子たま
「いや何!?!?!?!?」
番場陽逸
「…………!」
クロエ・プレオベール
「きゃっ……きゃあああーーーっ!?」
番場陽逸
勝負の気配、察した……ッ!
クロエ・プレオベール
察するな!!!!!
番場陽逸
バッ!!!!!
クロエ・プレオベール
出すな!!!!!!!
金子たま
「!?!?!?!?!」
末裔
「わっ、立派な金玉ですね!」
クロエ・プレオベール
「のどかに話を進めるな!!!!!」
金子たま
「どゆことだよ!!!!!!」
番場陽逸
「そうかい? フフフ……君も磨けばもっと輝く金玉になるさ」
番場陽逸
キラキラ……
クロエ・プレオベール
「先生の故郷!? ここ!!?!?!?」
番場陽逸
「いや、ぜんぜん知らないが?」
金子たま
「番さん、真面目な人なのかと思ってたのに……」
クロエ・プレオベール
(トホホ……)
末裔
(迫力)
番場陽逸
(迫力)
末裔
金玉が見やすいように、棒を紐で固定しています。
クロエ・プレオベール
「やめなさい!!!!!」
金子たま
「何も見なかったことにしよ」
末裔
「ムムッ、やめなさい……ですと!?」 (迫力)
クロエ・プレオベール
第一村人が露出狂だったケースってどうすればいいの!?
金子たま
「すいませーーーーーん!!!!!この村にまともな人いませんかーーーーー!!!!!」
番場陽逸
「フフ……良い迫力だね!」
番場陽逸
(迫力)
末裔
「迂闊なことを口にしてはいけません。特に金玉の悪口は、ノーグッド……!です!」
クロエ・プレオベール
「何よそれ! 人にそんなもの見せつけてどんな言いようよ!」
金子たま
「そんな……!金……を出すほうがおかしいのに……!?」
クロエ・プレオベール
「とにかくしまいなさいよ!」
番場陽逸
スッ……。
番場陽逸
しまった。
末裔
「いけません! いけませんそんなに金玉を悪く言うと、金玉様が……」
クロエ・プレオベール
「金玉様!?!?」
金子たま
「金……様!?!?!?」
村人
そう言い終わるか終わらないかのうちに、村人達が騒ぎ始める。
村人
「おい!!金玉様が現れたぞ!!」
「金玉様だ!!宴の準備をしろ!!」
村人
村人達が我先へと屋根の上に登り始める。
クロエ・プレオベール
「なっ……なに?」
末裔
「あああ……!いけない!」
末裔
「救世主の皆様!金玉を出して下さい!」
金子たま
「……?」
番場陽逸
すかさずシュバッ!!!!!
クロエ・プレオベール
「何言ってんの!?」
末裔
「そうです!!」
クロエ・プレオベール
「何出してんの!?」
金子たま
「いや出すんかい!」
末裔
「ささ、お二人も!!」
金子たま
「ないよ!!!!!!」
クロエ・プレオベール
「ないわよ!!!!」
番場陽逸
「すまない、彼女らには生憎持ち合わせがない。私の分で奢りということにできないかね?」
クロエ・プレオベール
「何言ってんの!?」
末裔
「き、金玉が……ない!?」
金子たま
「持ち合わせって言うな」
番場陽逸
「持ちつ持たれつというものだよ」
末裔
「そうか……外の女性には金玉がないのか……!」
末裔
「どうしよう……どうしよう……!」
末裔
「金玉を出さなければ……"トウィンクル・テスティクル"様の怒りを買ってしまいます!!」
番場陽逸
「何……!? ここの女性には金玉があるのかね!?」
末裔
「あ、はい」
クロエ・プレオベール
「トウィンクル……何!?」
金子たま
「何言ってるのかわかんないよ~」
番場陽逸
「くっ……とにかく私が三人分輝かねば……!」
番場陽逸
(キラキラ……)
金子たま
「この人も何言ってんのか分かんないよ~」
GM
そんなこんなを言っているうちに、巨大な亡者が姿を現した。
番場陽逸
「金玉を出せと言われ、金玉を出しているだけ……なのだが……?」
トゥインクル・テスティクル カットイン
トゥインクル・テスティクル
「ンギュウゥゥゥッ!!」
金子たま
「な、なんだあっ」
クロエ・プレオベール
「そんな当たり前のことをしてるみたいに言わな……ギャーーーーッ!」
村人
村人たちはどこからか巨大な鏡を設置し、角度を変える。
村人
薄暗い太陽の光をかきあつめ、村のあちこちに設置されていたオブジェ──ミラーボールが輝く!
クロエ・プレオベール
「ギャアッ……ギャーーーーッ!!!!」
金子たま
「何-------!?!?!?」
トゥインクル・テスティクル
亡者は救世主達を睨んだ。
「ンギュウウウウッ!!」
番場陽逸
「何ッ!?」
番場陽逸
「あれは……亡者ではないか!」
クロエ・プレオベール
「なっ……何よ! やろうっての!」
金子たま
「周りの人どした!?!?!?!これ」
トゥインクル・テスティクル
亡者の首が起き上がり、体がぎゅんぎゅんと収縮する。
トゥインクル・テスティクル
「ンギュ……!」
クロエ・プレオベール
剣を構えて、亡者を睨……
トゥインクル・テスティクル
どぷりっ、と、洪水のような白濁液が降り注いだ。
クロエ・プレオベール
「キャアアアアアアアアア!?」
番場陽逸
「ウワーーーーーーーーーッッッ!!!!!!」
金子たま
(絶句)
クロエ・プレオベール
「ちょっ……やだやだやだっ! 汚い!!!!!!」
金子たま
(絶句)
番場陽逸
「な、な、な……なんてことをッ!!! いや普通に汚い」
GM
女性達は、股間に違和感を感じるだろう。
何か──窮屈なような。なかったものがあるような。
末裔
「ああっ、救世主様……」
クロエ・プレオベール
「えっ」
GM
なんと……金玉が生えている!!
GM
(キラキラ……)
クロエ・プレオベール
「は?」
GM
そうして全ての金玉が……輝き出した!!
服の上からでもその輝きは隠せない!!
金子たま
「落ち着いて……私はギャル……私はギャル……」
クロエ・プレオベール
「はあああああああっ!?」
金子たま
「えっ??????」
金子たま
「うわああああああああああ!!!!!!!」
金子たま
「何これえええええええ!!!!!!!!」
番場陽逸
「ふむ、これは…………」
番場陽逸
「睾丸、所謂金玉だね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
金子たま
「助けて!!!!!!!!クロさん!!!!!!番さん!!!!!!!!!!!」
クロエ・プレオベール
「助けてって言われても!!!!!!!!」
クロエ・プレオベール
助けてほしいのはこっちだが!?!!!??
番場陽逸
「落ち着いてくれ。二人とも、何か身体に違和感はあるかい?」
金子たま
「あるよ!!!!!!!!」
クロエ・プレオベール
「ありますけど!!?!!?!!??」
番場陽逸
「動悸、息切れ、何処かに痛みなどは……」
クロエ・プレオベール
「そういう問題じゃないでしょ!!!!!!」
金子たま
「それどころじゃないよ!!!!!!!!!」
番場陽逸
「う~ん、では健康だね!!!! ヨシ!!!」
クロエ・プレオベール
「黙れ!!!!!!!」
番場陽逸
「落ち着きたまえ。今のところ、金玉がついただけだ」
クロエ・プレオベール
「ついただけぇ!?!?!!??」
GM
もしかしたら、竿もついてるかもしれませんね。
GM
お好みでどうぞ。
クロエ・プレオベール
「これが落ち着いていられっ……!!!!……!!!!!」
金子たま
「取れないのこれ!?この金……金…………ニコイチ!!!!!」
番場陽逸
「ニコイチ!」
番場陽逸
「良い呼び名だね……」
金子たま
「なんだこいつ!!!!!!!」
クロエ・プレオベール
「最悪! 最悪最悪!!!!!」
GM
さて、救世主の皆さんは、それぞれ1D100を振り、金玉スコアを決めて頂きます。
クロエ・プレオベール
番場陽逸
なるほど!
GM
これは金玉の立派さを現すもので、任意のプラス補正、マイナス補正を付けることが可能です。
クロエ・プレオベール
理解しないで
GM
俺の金玉は絶対にデカいはずだから、1D100+50を振るぜ!といった感じで補正を付けてください。
GM
その際には「僕/私は金玉がでっかいでーす!」と言ってから補正を付けてくださいね。
番場陽逸
需要の問題だね
金子たま
「もうだめだ……死ぬんだ……」
番場陽逸
ニーズにお応えしようという訳だね
クロエ・プレオベール
1d100 (1D100) > 44
GM
数値が100以上で、なおかつ一番立派な金玉を持つ人は、お茶会で一度だけ判定に+1、裁判で一度だけ判定に+10000。数値が100以上でなおかつ二番目に立派な人は+1することができます。
一番ショボい金玉を持つ人は何もありません。
金子たま
1D100 (1D100) > 9
番場陽逸
では……行こう。金玉所持者の先輩として…………。
番場陽逸
「今ここに宣言する!!!!!!!!!!」
番場陽逸
「私の金玉は、でっかいで~~~~~~~~~~~す!!!!!!!!!!!!」
GM
ナイス宣誓!
金子たま
「死んで」
クロエ・プレオベール
「ふざけないで!!!!」
番場陽逸
「真剣だ!!!! 私は金玉に不慣れな君たちの分まで努めようとしているだけだ!!!!!!」
番場陽逸
1d100+100 (1D100+100) > 45[45]+100 > 145
番場陽逸
よし。
GM
番場>クロエ>金子ですね
金子たま
「何もよくないよ」
クロエ・プレオベール
「こんなもんに慣れててたまるか!!!!」
番場陽逸
「安心したまえ。私が全ての金玉責任を背負ってみせよう……」
クロエ・プレオベール
「要するにあの亡者が悪いんでしょ! あの亡者を倒せばいいんでしょ!」
番場陽逸
「そういうことだ!」
クロエ・プレオベール
「分かりやすくていいことだわ! 絶対に原型をとどめないぐらいにぶん殴る!!!!!」
番場陽逸
「流石クロエ君。理解が早くて助かるよ」
番場陽逸
「そうと決まればお茶会だ! あの亡者を倒す準備をするぞ!」
金子たま
「落ち着かなきゃ……私はギャル……私はギャル……」
番場陽逸
デッッッッカ
番場陽逸
流石にデカすぎる 景観が損なわれる
クロエ・プレオベール
デカすぎる。
金子たま
「私はギャル……私はギャル……ニコイチなんて気にしない……」
金子たま
「そうだ!!」
金子たま
「これをこうして……こうして……」
番場陽逸
とりあえず景観を損なわない程度(デッキが見える程度)に調整しました。金玉を。
金子たま
「こう!!!!!!!!!!」
クロエ・プレオベール
「た、たま……何を……!?」
クロエ・プレオベール
「!?!?!!??」
番場陽逸
「フッ……」
番場陽逸
「ナイス金玉だ、たま君!!!!!!!!!!!!!!!!!」
クロエ・プレオベール
「何やってんの!?!!?!?」
金子たま
「これはね、デコって言うの!!日本のギャルはみんなこうやって物をかわいくするんだよ!!」
クロエ・プレオベール
「そっ…………そう………………」
金子たま
「こうでもしないとやってられなくない……?」
クロエ・プレオベール
「それは…………そうね…………」
トゥインクル・テスティクル
「ギュッ……?」
番場陽逸
「うむ、とても美しいぞ!!!!!」
番場陽逸
「イケてる!!!!!!!!!!」
トゥインクル・テスティクル
デコられた金玉に、亡者は目を丸くします。
トゥインクル・テスティクル
「ギュッギュ〜〜ッ!!」
金子たま
「クロさんもデコる?」
クロエ・プレオベール
「遠慮しておく……」
番場陽逸
「あとで私にもデコり方教えて」
金子たま
「番さんはやだ……」
トゥインクル・テスティクル
亡者はデコられた金玉にマジバイブスアガった様子で、その場を立ち去った。
番場陽逸
「え…………………………………………………………………」
金子たま
「なんか帰った……」
クロエ・プレオベール
「あっ……!」
村人
村人達が、やれやれ……と後片付けを始める。
村人
村に平穏が戻った。
村人
雑巾を持った村人達が、白濁液を拭ってゆく。
クロエ・プレオベール
待てと言おうとして、まだ裁判に至るべきではないことを何とか判断します。
金子たま
「えっどうすんのこれ!!!???」
末裔
「ええっと、みなさん、大丈夫ですか?」
クロエ・プレオベール
「大丈夫に見えっ……」
クロエ・プレオベール
「いや、もういいわ……疲れてきた」
クロエ・プレオベール
「大丈夫よ。光ってて眩しい以外は……」
金子たま
「これずっと光ってるの???」
末裔
「そうですか、よかったです!」
末裔
「光ってます」
クロエ・プレオベール
「よくないわよ」
末裔
「ほら、僕の金玉も光っているでしょう?」 (キラキラ……)
クロエ・プレオベール
「しまって」
クロエ・プレオベール
「もうしょうがないから、あの亡者についての情報をこの村で集めて、倒す方法を考えましょう」
金子たま
(瞠目)
末裔
「すみません……、金玉をしまうと、金玉様が現れて暴れるかもしれないので……」
クロエ・プレオベール
「そう…………」
金子たま
「しまっちゃダメならデコって正解だったかもしれん」
番場陽逸
「なんと。この村では金玉が仕舞えないのか?」
末裔
「ええ、ええ! デコは大正解です!」
クロエ・プレオベール
正解……正解……?
末裔
「あの亡者は"トウィンクル・テスティクル"様……通称金玉様です。
 金玉を尊ぶ性質があるので、金玉を大事にしていれば無害な亡者ですよ」
金子たま
「そんな正解出したくなかったよ」
クロエ・プレオベール
「無害であるもんですか」
クロエ・プレオベール
「こんなんじゃ戦いづらいし……ええとその……」
クロエ・プレオベール
「ええい」
クロエ・プレオベール
「とにかく、あの亡者はあたしたちが倒すわ」
クロエ・プレオベール
「あんたたちもまさか、邪魔したりはしないわよね?」
金子たま
「ていうかニコイチ様倒せば元に戻る……よね……」
末裔
「ええっ! 倒すですって!?」
末裔
「びっくりしてはみたものの、普通にありがたいです」
番場陽逸
「よかった~」
金子たま
「なんなんだよ」
クロエ・プレオベール
「ほんとに……」
末裔
「そりゃあ村で暴れられる危険と隣り合わせの生活よりは……」
番場陽逸
「常に急所を晒さねばならないという状況は、とても健全とは言えないからね」
金子たま
「いちばん健全じゃない人がなんか言っててウケる」
番場陽逸
「私は健康だが……?」
番場陽逸
「心配には及ばないさ!」
クロエ・プレオベール
「うーん……」
金子たま
「健康と健全はちがくない……?」
クロエ・プレオベール
まあ先生が協力的でよかったな……
番場陽逸
「実はそう。たま君は賢いね!」
GM
まぁそんなこんなで、皆さんは金玉亡者を倒すことにしました。
金子たま
「ほめられてこんなに嬉しくないことあるんだな~」