GM
村に戻れば、一人と一人、二度と出会えることのない繋がった人生を生きていた村人たちも、目覚めてふたり、再会を喜んでいた。
GM
あなたたちはそれこそ『救世主』のように歓迎され、歓待を受けることになった。
GM
豊かできれいな水と、その水による恩恵を受けて栽培された野菜等々……
GM
あなたたちはそれから、村で一番いい家の寝床に案内される。
GM
住んでいるものはいる家だけど、あなたたちのために一時的に開けた形だ。
ヤミー・ヤミー
よかった。わざわざ荒らした家に泊まらなくて済んだ
GM
もちろん、あなたたちが望むならいつまででもいられるだろう。
GM
というわけで、あなたがたは二人分あるしっかり整えられたベッドを見ているところです。
ヤミー・ヤミー
我が家がどんな場所だったかは覚えてない。
ウォーリ
「先に寝ても良いですよ。オレはもう少し起きているので」
ウォーリ
「なんでオレがそこまで面倒まで見なきゃならない」
ウォーリ
「眠れないなら、適当に酒でも入れれば寝れるんじゃないですか」
ヤミー・ヤミー
「お前はいつもそうだ……あれはだめこれはだめ……」
ヤミー・ヤミー
「でも酒はいいアイデアだな。よし、付き合うがいい」
ウォーリ
立ち上がり、酒瓶と人数分のグラスが置かれたサイドテーブルへと向かう。
ウォーリ
1d6+3 (1D6+3) > 5[5]+3 > 8
ヤミー・ヤミー
2d+2 (2D6+2) > 6[1,5]+2 > 8
ウォーリ
2d6+2>=8 (2D6+2>=8) > 9[3,6]+2 > 11 > 成功
ウォーリ
グラスを一つ取り、そこに瓶を傾ける。一先ず、眠気を誘う程度に。
ヤミー・ヤミー
「たくさん飲まないと、飲んだ気がしないぞ」
ウォーリ
まあ確かに、日頃飲んでいる量と比べれば些細なものではあったが。
ウォーリ
溜息を吐いてみせてから、今度はテーブルごとベッド際へ寄せた。
ヤミー・ヤミー
「竜退治の逸話のやつだってほら、樽単位で必要じゃないか」
ウォーリ
「酔いが回るより先にこの村の酒が切れてしまう気がしますね」
ウォーリ
「とりあえず今日は、ここにあるので我慢してください」
ウォーリ
そうしてもう一杯、あなたのグラスに注いだ。
ヤミー・ヤミー
「もうちょっと面白い飲ませ方をしてくれたら
酔えるかも……」
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 0 → 1
ウォーリ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 5[1,4]+2 > 7 > 成功
ヤミー・ヤミー
2d+2>=7 (2D6+2>=7) > 9[4,5]+2 > 11 > 成功
ヤミー・ヤミー
「ほら、ウォーリも飲むがいい……」
ヤミー・ヤミー
ウォーリの分を注いで口元に近づけてくる。
ヤミー・ヤミー
「私の酒が飲めないのか!?」テンプレ
ウォーリ
「………………………」ダメとは言い難い……
[ ウォーリ ] 情緒 : 0 → 1
ヤミー・ヤミー
2d+2 (2D6+2) > 7[1,6]+2 > 9
ウォーリ
2d6+2+1>=9 (2D6+2+1>=9) > 7[5,2]+2+1 > 10 > 成功
ウォーリ
ちびちびと減らしていたグラスを、漸く空け終えて。
ウォーリ
「アンタが飲んだ方が酒も有難がると思うけどな」
改めて、あなたの分を注ぐ。
ヤミー・ヤミー
「それは逆だろう。私が酒だったら私のようなザルには飲まれたくないぞ」
ウォーリ
「まあ、不味い不味いと言われるよりはマシだと思いますけど」
ヤミー・ヤミー
「ウォーリのしかめつらは、見てて飽きないからな」
ウォーリ
「人の嫌がることで楽しまないでくださいよ」
ウォーリ
「それに、不味いのが得意じゃないというより……」
ヤミー・ヤミー
「私はもうこの国に来る前のことをおぼろげにしか覚えてないから、
良い思い出も悪い思い出もないな」
ヤミー・ヤミー
「味の複雑さが、人間の血にほどほどに似ていて気に入ってはいるよ」
ウォーリ
「オレはちょっとだけ羨ましいよ。そういうアンタのとこ」
ヤミー・ヤミー
「人の血を啜った時も、酒を口にした時も、似たように頭が痺れる思いがする。
だからだいたい同じさ……」
ヤミー・ヤミー
「私のことだけ覚えてればいいのにな」
ヤミー・ヤミー
「私はもう、ウォーリのこと以外は全部忘れちゃったからね」
ヤミー・ヤミー
「ああ……
ウォーリがいてくれてよかったな」
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 1 → 2
ウォーリ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 7[4,3]+2 > 9 > 成功
ヤミー・ヤミー
2d+2 (2D6+2) > 10[4,6]+2 > 12
ヤミー・ヤミー
「だから勝手に居なくなったりするなよ。
おまえが死ぬときは、私に喰われるときだけだからな~」
ヤミー・ヤミー
腕を絡めてくる。酔いが回ってきたのかもしれない。
ヤミー・ヤミー
「それは……」手に手を重ねる。
「この場で食べるしかないかもね」
ウォーリ
酒のせいだろうか、あなたの温さが心地よい気がしてくる。
ウォーリ
「アンタこそ、拾い食いは止めてくださいよ」
ヤミー・ヤミー
遠慮なくべたべたしていたがその一言でシュン……となった。
[ ウォーリ ] 情緒 : 1 → 2
ヤミー・ヤミー
2d+2>=7 (2D6+2>=7) > 9[3,6]+2 > 11 > 成功
ウォーリ
2d6+2>=11 (2D6+2>=11) > 4[1,3]+2 > 6 > 失敗
ウォーリ
なんかぽかぽかしてきた。一度に呷りすぎたのかもしれない。
ヤミー・ヤミー
「え~? 普通じゃないか?」ベタ……ベタ……
ウォーリ
とはいえ、暑苦しいというわけでもないからか。
隣のあなたを剥がすようなこともない。
ウォーリ
「アンタも、いつもよりあったかい気がするよ」
ウォーリ
確かめるよう、その肩に僅かに寄りかかる。
ヤミー・ヤミー
「言われてみればそうかもしれない……」
ウォーリ
子供の緊張はすぐに解けて、腕の中で弛緩する。
[ ウォーリ ] 情緒 : 2 → 3
ウォーリ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 5[3,2]+2 > 7 > 成功
ヤミー・ヤミー
2d+2>=7 (2D6+2>=7) > 2[1,1]+2 > 4 > 失敗
GM
とりあえず情緒を1上げてから、1d6をどうぞ
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 2 → 3
GM
5 極めて冷静、相手のことが手に取るようにわかる。自身の情緒-1。
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 3 → 2
ヤミー・ヤミー
「しかしあれだな……酒ばっかグビグビ飲んでいたが……」
ヤミー・ヤミー
「こういうのはおつまみがないとな」
ヤミー・ヤミー
ウォーリの指を握ってくにくにと弄び始める。
ウォーリ
「つまみなら、その辺にあるんじゃないですか」
ヤミー・ヤミー
要領の得ないことを言いながら、手を持ち上げて自分の鼻先に近づける。
くんくんと匂いを嗅いでいる。
ウォーリ
持ち上げる自分の手を、何処かぼんやりと見つめる。
ウォーリ
「……。おいしくないと思いますけど……」
ヤミー・ヤミー
「不味いのもそれはそれで味じゃないか」
ヤミー・ヤミー
指先で爪をなぞって形を確かめている。
ウォーリ
「剥がしたりするんですか? 爪とか……」
ヤミー・ヤミー
「そういうのが好きならやるけど…」
ウォーリ
先まで大人しく静かだったものが、身動ぎしている。
ヤミー・ヤミー
「人間の悲鳴なんてものは、そんなにしょっちゅう聞きたいわけじゃないよ。
四六時中酒飲んでばかりいられないのと同じでね」
ウォーリ
今日があったからもう腹一杯、というのもそれはそれで、なんか……。
ウォーリ
なんか……いや……別にいいですけど……。
ヤミー・ヤミー
「まあ、お前の悲鳴が聞きたくなる気分になるときは、
今後も訪れないと思うけど。多分ね」
ウォーリ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 5[1,4]+2 > 7 > 成功
ヤミー・ヤミー
2d+2>=7 (2D6+2>=7) > 4[2,2]+2 > 6 > 失敗
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 2 → 3
GM
4 何気ない所作にドキッ!ランダムな対象1人の情緒+1。
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 3 → 4
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 4 → 3
GM
choice[ウォーリ,ヤミー・ヤミー] (choice[ウォーリ,ヤミー・ヤミー]) > ヤミー・ヤミー
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 3 → 4
ヤミー・ヤミー
「まあ、悲鳴はさておき、悲鳴じゃない声は聞きたいかもしれない」
ヤミー・ヤミー
握ったウォーリの手指に舌を這わせ始める。
ウォーリ
「……味見していいって、まだ言ってないですけど」
ヤミー・ヤミー
「言ったし……」裁判始まった時ぐらいに
ヤミー・ヤミー
「それはそうだけど、別腹というか」
ウォーリ
「……味がするもんなのかは知りませんけど」
ヤミー・ヤミー
「も、もうちょっとだけ……」ワナワナ
ウォーリ
「まあ、意地悪はしてますけど。やりたいならやっても構わないんですよ」
ウォーリ
「ただ、そう。アンタの都合に合わせるのは気に食わない」
ウォーリ
「面白い飲ませ方をしたら、酔えるって言いましたよね」
ヤミー・ヤミー
「言うじゃないか。面白くなかったらわかっているんだろうな?」
ウォーリ
グラスを持ち上げる。ゆらゆら小さな水面が揺れた。
ヤミー・ヤミー
「別に無理せんでもいいのだが……?」
ウォーリ
傍らのあなたの、その肩を軽く押しやって。
ヤミー・ヤミー
唇同士が触れ合う。
人肌の温かさと混ざった酒の味。
ヤミー・ヤミー
それを、受け容れ、喉奥に迎え入れていく。
ウォーリ
「──……」アルコールに浸った、苦い口付けを終える。
ヤミー・ヤミー
唇が外れれば、そのまま顔を相手の胸元までスライドさせていく。
ヤミー・ヤミー
顔をしっかりと相手の胸元に押し付けている。
ウォーリ
淡く、柔く、そしてどこか、湿り気を帯びた手つき。
ヤミー・ヤミー
まあ、良いということにしておくか……
ウォーリ
「……どうぞ、寝てください。オレは構わないので」
ヤミー・ヤミー
やがて抱きついたまま寝息を立てはじめた。す~。
ウォーリ
あなたがそうして寝ついてしまうまで、触れ合っている。
ウォーリ
この温もりが惜しいような気がするのは、
きっと酒にあてられているからなのだろう。
ウォーリ
起こしてしまわないよう、連れ合いの身体を横たえる。
ウォーリ
「……。最後まで味見すれば良かったのに」
ウォーリ
そんな言を零して。子供もまた、その隣に寝転がった。
[ ウォーリ ] 情緒 : 3 → 4
GM
二人触れ合って、わずか離れて目を閉じる。
けれど目が覚めた時には、また二人。
GM
そこへ至るにはまだ、少し遠いかもしれないけれど。
GM
Dead or AliCe
『They lived happily ever after.』