GM
裁判が終わり、呪いは解けて。
GM
村に戻れば、一人と一人、二度と出会えることのない繋がった人生を生きていた村人たちも、目覚めてふたり、再会を喜んでいた。
GM
あなたたちはそれこそ『救世主』のように歓迎され、歓待を受けることになった。
GM
豊かできれいな水と、その水による恩恵を受けて栽培された野菜等々……
GM
もちろん、望めば酒も出たはずで。
GM
あなたたちはそれから、村で一番いい家の寝床に案内される。
GM
住んでいるものはいる家だけど、あなたたちのために一時的に開けた形だ。
ヤミー・ヤミー
よかった。わざわざ荒らした家に泊まらなくて済んだ
GM
もちろん、あなたたちが望むならいつまででもいられるだろう。
GM
というわけで、あなたがたは二人分あるしっかり整えられたベッドを見ているところです。
ヤミー・ヤミー
ゴロ……
ウォーリ
もうくつろいでる……
ヤミー・ヤミー
我が家のようにな…
ウォーリ
とりあえず、ベッドの片側に腰掛けた。
ヤミー・ヤミー
我が家がどんな場所だったかは覚えてない。
ヤミー・ヤミー
くたくただよ
ウォーリ
「先に寝ても良いですよ。オレはもう少し起きているので」
ヤミー・ヤミー
「え~、一緒に寝ない?」ゴロ……
ウォーリ
「寝苦しいですし」
ヤミー・ヤミー
「そんな…………」
ヤミー・ヤミー
「じゃあ……子守唄とか歌え」
ウォーリ
「なんでオレがそこまで面倒まで見なきゃならない」
ウォーリ
「眠れないなら、適当に酒でも入れれば寝れるんじゃないですか」
ヤミー・ヤミー
「お前はいつもそうだ……あれはだめこれはだめ……」
ウォーリ
「ぐ……」
ヤミー・ヤミー
「でも酒はいいアイデアだな。よし、付き合うがいい」
ヤミー・ヤミー
のっそりと身体を起こす。
ウォーリ
「…………分かりましたよ」
ヤミー・ヤミー
やった~
ウォーリ
「注いでやるくらいはします」
ウォーリ
立ち上がり、酒瓶と人数分のグラスが置かれたサイドテーブルへと向かう。
GM
*かけひき……しますか!
GM
*先制値を決定します。
ヤミー・ヤミー
1d6 (1D6) > 6
ウォーリ
1d6+3 (1D6+3) > 5[5]+3 > 8
GM
*ウォーリ8→ヤミー・ヤミー6
GM
*カード引きタイムだ!
GM
*ウォーリ 行動
ウォーリ
*アピールします。
ヤミー・ヤミー
*誘い受けします
ヤミー・ヤミー
2d+2 (2D6+2) > 6[1,5]+2 > 8
ウォーリ
2d6+2>=8 (2D6+2>=8) > 9[3,6]+2 > 11 > 成功
ウォーリ
グラスを一つ取り、そこに瓶を傾ける。一先ず、眠気を誘う程度に。
ウォーリ
「はい。注ぎましたよ」
ウォーリ
あなたの元へ行くと、それを差し出した。
ヤミー・ヤミー
わ~い。
ヤミー・ヤミー
くいっと一息に飲み干してしまう。
ヤミー・ヤミー
「おかわり」
ウォーリ
「……まだ飲むんです」
ヤミー・ヤミー
「たくさん飲まないと、飲んだ気がしないぞ」
ウォーリ
まあ確かに、日頃飲んでいる量と比べれば些細なものではあったが。
ウォーリ
「寝つけるのはいつになるんだか……」
ウォーリ
溜息を吐いてみせてから、今度はテーブルごとベッド際へ寄せた。
ヤミー・ヤミー
「竜退治の逸話のやつだってほら、樽単位で必要じゃないか」
ウォーリ
最終的に落とせばいいのか?寝首を……
ウォーリ
「酔いが回るより先にこの村の酒が切れてしまう気がしますね」
ウォーリ
「とりあえず今日は、ここにあるので我慢してください」
ヤミー・ヤミー
「しょうがないなあ」
ウォーリ
そうしてもう一杯、あなたのグラスに注いだ。
ヤミー・ヤミー
「あるいは……」
ヤミー・ヤミー
「もうちょっと面白い飲ませ方をしてくれたら
 酔えるかも……」
ヤミー・ヤミー
無茶振り。
ウォーリ
「面白い飲ませ方」
ウォーリ
「……………」深い溜息。
ウォーリ
「恥ずかしいので嫌ですね」
ヤミー・ヤミー
「……どんなのを想像したの?」
ウォーリ
「教えない」
ヤミー・ヤミー
「わかった」
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 0 → 1
GM
*ヤミー・ヤミー 行動
ヤミー・ヤミー
アピールいくぞ!
ウォーリ
*誘い受けします。
ウォーリ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 5[1,4]+2 > 7 > 成功
ヤミー・ヤミー
2d+2>=7 (2D6+2>=7) > 9[4,5]+2 > 11 > 成功
ヤミー・ヤミー
「ほら、ウォーリも飲むがいい……」
ヤミー・ヤミー
ウォーリの分を注いで口元に近づけてくる。
ウォーリ
「お、オレもですか……?」
ウォーリ
ズズ……と仰け反っている。
ヤミー・ヤミー
「私の酒が飲めないのか!?」テンプレ
ウォーリ
「………………………」ダメとは言い難い……
ヤミー・ヤミー
ぐいぐい。
ウォーリ
逡巡の後、おずと受け取る。
ウォーリ
「少しだけですからね」
ヤミー・ヤミー
「うんうん」
ウォーリ
諦めた風にして、器に口をつける。
ウォーリ
「……苦い」
[ ウォーリ ] 情緒 : 0 → 1
GM
*カード捨てタイムだ!
ヤミー・ヤミー
捨てません
ウォーリ
*捨てなし
GM
*カード引きタイムだ!
GM
*ウォーリ 行動
ウォーリ
*アピールします。
ウォーリ
*距離を測るも使います。
ヤミー・ヤミー
じゃあ誘い受け
ヤミー・ヤミー
2d+2 (2D6+2) > 7[1,6]+2 > 9
ウォーリ
2d6+2+1>=9 (2D6+2+1>=9) > 7[5,2]+2+1 > 10 > 成功
ウォーリ
ちびちびと減らしていたグラスを、漸く空け終えて。
ウォーリ
「アンタが飲んだ方が酒も有難がると思うけどな」
改めて、あなたの分を注ぐ。
ヤミー・ヤミー
「それは逆だろう。私が酒だったら私のようなザルには飲まれたくないぞ」
ウォーリ
「それもそうか」
ウォーリ
「まあ、不味い不味いと言われるよりはマシだと思いますけど」
ウォーリ
「オレ、得意じゃないですし」
ヤミー・ヤミー
「それはどうかな……?」
ヤミー・ヤミー
「ウォーリのしかめつらは、見てて飽きないからな」
ヤミー・ヤミー
言って盃を呷る。
ウォーリ
「人の嫌がることで楽しまないでくださいよ」
ウォーリ
「それに、不味いのが得意じゃないというより……」
ウォーリ
「…………」
ウォーリ
言わない方が良い気がしてきたな。
ヤミー・ヤミー
「え、何?」わかんない
ウォーリ
「いえ。あまり飲み慣れていないので」
ウォーリ
「良い思い出がないというか……」
ヤミー・ヤミー
「悪い思い出ならあるのか」
ウォーリ
「まあ……そうですね」
ウォーリ
微妙に要領を得ない相槌。
ヤミー・ヤミー
「私はもうこの国に来る前のことをおぼろげにしか覚えてないから、
 良い思い出も悪い思い出もないな」
ヤミー・ヤミー
「味の複雑さが、人間の血にほどほどに似ていて気に入ってはいるよ」
ウォーリ
「そういう理由なのか……」
ウォーリ
「オレはちょっとだけ羨ましいよ。そういうアンタのとこ」
ヤミー・ヤミー
「人の血を啜った時も、酒を口にした時も、似たように頭が痺れる思いがする。
 だからだいたい同じさ……」
ヤミー・ヤミー
「覚えてないってとこが?」
ウォーリ
「……うん」
ヤミー・ヤミー
「私のことだけ覚えてればいいのにな」
ウォーリ
「…………」
ウォーリ
「そうだな」
ウォーリ
零すように俯いて、グラスを置く。
ヤミー・ヤミー
「私はもう、ウォーリのこと以外は全部忘れちゃったからね」
ヤミー・ヤミー
もう一度呷る。
ヤミー・ヤミー
「ああ……
 ウォーリがいてくれてよかったな」
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 1 → 2
GM
*ヤミー・ヤミー 行動
ヤミー・ヤミー
アピールするか……
ウォーリ
*誘い受けします。
ウォーリ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 7[4,3]+2 > 9 > 成功
ヤミー・ヤミー
2d+2 (2D6+2) > 10[4,6]+2 > 12
ヤミー・ヤミー
ふぅ、と息を吐く。
ヤミー・ヤミー
「だから勝手に居なくなったりするなよ。
 おまえが死ぬときは、私に喰われるときだけだからな~」
ヤミー・ヤミー
腕を絡めてくる。酔いが回ってきたのかもしれない。
ウォーリ
ぐらりと身体が傾ぐ。
ウォーリ
「……それは嫌って言ったら?」
ヤミー・ヤミー
「それは……」手に手を重ねる。
「この場で食べるしかないかもね」
ウォーリ
「結局食うんじゃないか……」
ウォーリ
「……居なくなりませんよ」
ヤミー・ヤミー
「やった~」
ウォーリ
酒のせいだろうか、あなたの温さが心地よい気がしてくる。
ウォーリ
「アンタこそ……」
ウォーリ
「アンタこそ、拾い食いは止めてくださいよ」
ヤミー・ヤミー
遠慮なくべたべたしていたがその一言でシュン……となった。
ヤミー・ヤミー
「だって……」
ウォーリ
「だって、なんです」
ウォーリ
「……いえ。いえ、別にいいんですけど」
ヤミー・ヤミー
「わかんない」ぷいっ
ウォーリ
なんで……?
ウォーリ
「……。分かりました」
ヤミー・ヤミー
わかったのか!?
ウォーリ
いや……
ウォーリ
「それじゃあ、もう言いませんから」
ウォーリ
「代わりにコレ、注いでください」
ウォーリ
引き寄せたグラスをゆらゆらさせている。
ヤミー・ヤミー
「任せろ~」だばだば。
ウォーリ
「多」
ウォーリ
まあいいですけど……
ウォーリ
「ありがとうございます」
ウォーリ
今度は幾らか顔を顰めず、口に含んだ。
[ ウォーリ ] 情緒 : 1 → 2
GM
*カード捨てタイムだ!
ウォーリ
*捨てなし。
ヤミー・ヤミー
すてないぜ
GM
*カード引きタイムだ!
GM
*ウォーリ 行動
ウォーリ
*アピールします。
ヤミー・ヤミー
誘い受けします
ヤミー・ヤミー
2d+2>=7 (2D6+2>=7) > 9[3,6]+2 > 11 > 成功
ウォーリ
2d6+2>=11 (2D6+2>=11) > 4[1,3]+2 > 6 > 失敗
ウォーリ
「……」
ウォーリ
なんかぽかぽかしてきた。一度に呷りすぎたのかもしれない。
ウォーリ
「なんか……暑くないですか……?」
ヤミー・ヤミー
「え~? 普通じゃないか?」ベタ……ベタ……
ウォーリ
「……そうですか?」
ウォーリ
とはいえ、暑苦しいというわけでもないからか。
隣のあなたを剥がすようなこともない。
ウォーリ
「アンタも、いつもよりあったかい気がするよ」
ウォーリ
確かめるよう、その肩に僅かに寄りかかる。
ヤミー・ヤミー
「言われてみればそうかもしれない……」
ヤミー・ヤミー
腕を回して、体を擦る。
ウォーリ
一瞬だけ緊張で息が詰まる。
ウォーリ
「アンタもそう思うなら、良かった」
ヤミー・ヤミー
「そういうものなのか」
ウォーリ
子供の緊張はすぐに解けて、腕の中で弛緩する。
ウォーリ
「うん。良かったよ」
[ ウォーリ ] 情緒 : 2 → 3
GM
*ヤミー・ヤミー 行動
ヤミー・ヤミー
アピールするか
ウォーリ
*誘い受けします。
ウォーリ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 5[3,2]+2 > 7 > 成功
ヤミー・ヤミー
2d+2>=7 (2D6+2>=7) > 2[1,1]+2 > 4 > 失敗
GM
*ハプニング!
GM
とりあえず情緒を1上げてから、1d6をどうぞ
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 2 → 3
ヤミー・ヤミー
1d6 (1D6) > 5
GM
5 極めて冷静、相手のことが手に取るようにわかる。自身の情緒-1。
GM
上がって下がった
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 3 → 2
ヤミー・ヤミー
「しかしあれだな……酒ばっかグビグビ飲んでいたが……」
ヤミー・ヤミー
「こういうのはおつまみがないとな」
ヤミー・ヤミー
ウォーリの指を握ってくにくにと弄び始める。
ウォーリ
「ん……」
ウォーリ
「つまみなら、その辺にあるんじゃないですか」
ウォーリ
されるがままにしている。
ヤミー・ヤミー
「でもな~」
ヤミー・ヤミー
要領の得ないことを言いながら、手を持ち上げて自分の鼻先に近づける。
くんくんと匂いを嗅いでいる。
ウォーリ
持ち上げる自分の手を、何処かぼんやりと見つめる。
ウォーリ
「……」
ウォーリ
「…………ん?」
ウォーリ
「……。おいしくないと思いますけど……」
ヤミー・ヤミー
「不味いのもそれはそれで味じゃないか」
ヤミー・ヤミー
指先で爪をなぞって形を確かめている。
ウォーリ
反射のよう、微かに反応する。
ウォーリ
「剥がしたりするんですか? 爪とか……」
ヤミー・ヤミー
「そういうのが好きならやるけど…」
ウォーリ
先まで大人しく静かだったものが、身動ぎしている。
ウォーリ
「嫌ですけど……」
ヤミー・ヤミー
「じゃあ、やめとこう」
ヤミー・ヤミー
「人間の悲鳴なんてものは、そんなにしょっちゅう聞きたいわけじゃないよ。
 四六時中酒飲んでばかりいられないのと同じでね」
ウォーリ
「そういうもんなんですね……」
ウォーリ
今日があったからもう腹一杯、というのもそれはそれで、なんか……。
ウォーリ
なんか……いや……別にいいですけど……。
ヤミー・ヤミー
「まあ、お前の悲鳴が聞きたくなる気分になるときは、
 今後も訪れないと思うけど。多分ね」
GM
*カード捨てタイムだ!
ヤミー・ヤミー
すてちゃお
ウォーリ
全部捨てます……
GM
*カード引きタイムだ!
GM
*ウォーリ 行動
ウォーリ
*パス
GM
*ヤミー・ヤミー 行動
ヤミー・ヤミー
*アピール
ウォーリ
*誘い受けします。
ウォーリ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 5[1,4]+2 > 7 > 成功
ヤミー・ヤミー
2d+2>=7 (2D6+2>=7) > 4[2,2]+2 > 6 > 失敗
GM
*ハプニング!
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 2 → 3
ヤミー・ヤミー
1d6 (1D6) > 4
GM
4 何気ない所作にドキッ!ランダムな対象1人の情緒+1。
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 3 → 4
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 4 → 3
GM
choice[ウォーリ,ヤミー・ヤミー] (choice[ウォーリ,ヤミー・ヤミー]) > ヤミー・ヤミー
[ ヤミー・ヤミー ] 情緒 : 3 → 4
ヤミー・ヤミー
「まあ、悲鳴はさておき、悲鳴じゃない声は聞きたいかもしれない」
ヤミー・ヤミー
握ったウォーリの手指に舌を這わせ始める。
ウォーリ
「ひ」
ウォーリ
「……味見していいって、まだ言ってないですけど」
ヤミー・ヤミー
「言ったし……」裁判始まった時ぐらいに
ウォーリ
背を丸めて、その様子を薄目で窺う。
ウォーリ
「だってアンタ、お腹いっぱいって」
ヤミー・ヤミー
「それはそうだけど、別腹というか」
ウォーリ
「ふん……」
ウォーリ
舐められないよう、手指を握ってしまう。
ヤミー・ヤミー
「あっ……」
ヤミー・ヤミー
「意地悪!」
ウォーリ
「今済んだでしょう。味見」
ウォーリ
「……味がするもんなのかは知りませんけど」
ヤミー・ヤミー
「も、もうちょっとだけ……」ワナワナ
ウォーリ
「……」
ウォーリ
「だーめ」
ヤミー・ヤミー
「泣くぞ……?」
GM
*カード捨てタイムだ!
ウォーリ
*捨てなし
ヤミー・ヤミー
hK捨て
GM
*カード引きタイムだ!
GM
*ウォーリ 行動
ウォーリ
*一押しします。
GM
*ふたりとも情緒を+1
GM
*ヤミー・ヤミーの情緒爆発!
ヤミー・ヤミー
えーん
ウォーリ
ふうむ。と小さく唸る。
ウォーリ
「まあ、意地悪はしてますけど。やりたいならやっても構わないんですよ」
ウォーリ
「ただ、そう。アンタの都合に合わせるのは気に食わない」
ウォーリ
傾いていた身を起こし、酒瓶を手に取る。
ヤミー・ヤミー
「ほう……?」
ウォーリ
「面白い飲ませ方」
ウォーリ
「面白い飲ませ方をしたら、酔えるって言いましたよね」
ウォーリ
それを、自分のグラスに注いでいる。
ヤミー・ヤミー
「うん」
ウォーリ
「やってあげましょうか?」
ヤミー・ヤミー
「言うじゃないか。面白くなかったらわかっているんだろうな?」
ウォーリ
「面白いと思いますけどね……」
ウォーリ
「そうだと、昔に教えられたので」
ウォーリ
グラスを持ち上げる。ゆらゆら小さな水面が揺れた。
ヤミー・ヤミー
それを視線で追う。
ウォーリ
それを、自らの口に含む。
ヤミー・ヤミー
「…………」
ヤミー・ヤミー
「別に無理せんでもいいのだが……?」
ウォーリ
「……」其方を見る。
ヤミー・ヤミー
「……」
ウォーリ
傍らのあなたの、その肩を軽く押しやって。
ウォーリ
そして、口許を寄せる。
ウォーリ
子供は強引にも、あなたに口付けた。
ヤミー・ヤミー
唇同士が触れ合う。
人肌の温かさと混ざった酒の味。
ヤミー・ヤミー
それを、受け容れ、喉奥に迎え入れていく。
ウォーリ
「──……」アルコールに浸った、苦い口付けを終える。
ウォーリ
「…………どうでした」
ウォーリ
微か掠れるような、控えめな声。
ヤミー・ヤミー
唇が外れれば、そのまま顔を相手の胸元までスライドさせていく。
ヤミー・ヤミー
「ん~~~~~~」
ヤミー・ヤミー
「ん~~~~……」
ヤミー・ヤミー
「まあ、酔った? かな……」
ヤミー・ヤミー
顔をしっかりと相手の胸元に押し付けている。
ウォーリ
「……そうですか。なら……」
ウォーリ
「なら、良かったです」その髪をなでる。
ヤミー・ヤミー
「良かったのかな~?」
ウォーリ
淡く、柔く、そしてどこか、湿り気を帯びた手つき。
ヤミー・ヤミー
まあ、良いということにしておくか……
ヤミー・ヤミー
「あ、それ、寝られそう……」
ヤミー・ヤミー
ふにゃふにゃ。
ウォーリ
「……どうぞ、寝てください。オレは構わないので」
ヤミー・ヤミー
「わかった……」
ヤミー・ヤミー
やがて抱きついたまま寝息を立てはじめた。す~。
ウォーリ
あなたがそうして寝ついてしまうまで、触れ合っている。
ウォーリ
「……」
ウォーリ
この温もりが惜しいような気がするのは、
きっと酒にあてられているからなのだろう。
ウォーリ
起こしてしまわないよう、連れ合いの身体を横たえる。
ウォーリ
「…………はあ」
ウォーリ
「……。最後まで味見すれば良かったのに」
ウォーリ
そんな言を零して。子供もまた、その隣に寝転がった。
[ ウォーリ ] 情緒 : 3 → 4
GM
一人。
一人。
GM
二人触れ合って、わずか離れて目を閉じる。
けれど目が覚めた時には、また二人。
GM
……そうして二人は末永く幸せに。
GM
そこへ至るにはまだ、少し遠いかもしれないけれど。
GM
どうかその手を離さないで。
GM
Dead or AliCe
『They lived happily ever after.』
GM
終了後かけひき おわり