GM
みなさんお揃いですか!
荊木 ここみ
はーい!
河西枝折之塚梓
はーい
斬島 理性
はい!
GM
では、本日は裁判からやっていきましょう。
GM
外は満月。薄曇りの世界でも、それなりに明るい夜。
天宮 在主
中庭に救世主が立っている。
GM
外に出るのならその視線を避けて、話すのなら中庭に出る必要があるだろう。
斬島 理性
斬島は……他の人の判断に合わせます
河西枝折之塚梓
中庭に出ます。
河西枝折之塚梓
衝突するつもりがないのなら、こっそり逃げるのが正解なのかもしれないけど。
河西枝折之塚梓
だって、嫌われたくないし。自分との別れが最悪になってほしくないし。
荊木 ここみ
梓が話をすると言っていたのでむしろ積極的に中庭に出ます。
河西枝折之塚梓
庭園に植えられている緑は間に合わせの造花。
河西枝折之塚梓
これも『元の世界とできるだけ同じ暮らしを』という、ありすの配慮のひとつだだろう。
GM
造花には、いくら払っても風に乗った砂が積もる。
GM
ありすは、それを一つひとつ払っていた。
河西枝折之塚梓
ここはもう、元の場所とは違う世界。
河西枝折之塚梓
この小さな箱庭は、荒野に、もっと広い世界に取り囲まれている。
河西枝折之塚梓
「こんばんは、ありすさま」
斬島 理性
「いい夜ですね~」
天宮 在主
「……やぁ、こんばんは」
荊木 ここみ
「夜もお仕事してるの?」
天宮 在主
「これは、優先度が低い仕事だからね。出来る時にやらないと」
河西枝折之塚梓
「ちゃんと眠れてます?」
天宮 在主
「大丈夫だよ、ありがとう」
河西枝折之塚梓
「……」
河西枝折之塚梓
指を組んで、じっとその笑顔を見つめる。どう切り出したものかと。
河西枝折之塚梓
こういうとき大人が言ってくれませんかね? とばかりに理性の方を見る。
斬島 理性
ええ~って顔
斬島 理性
しょうがないな~
河西枝折之塚梓
わーい
斬島 理性
「ところでありすさま……薄々感づいてはいらっしゃるとおもうのですが!」
天宮 在主
「薄々感づいてはいるけど、何だい?」
斬島 理性
「僕たち、わたしたち」「この館を」「卒業します!」
斬島 理性
「なんつって」
斬島 理性
「冗談はさておいて」
天宮 在主
「ははは」
斬島 理性
「僕らはここの外も知っておきたいと思うし、必要があると思っています」
天宮 在主
「うんうん」
斬島 理性
「ありすさまはオッケーしてくれますか?」
天宮 在主
「そうだなぁ」
天宮 在主
「薄々感づいてはいると思うけど」
天宮 在主
「絶対に許さない」
斬島 理性
「ですよねえ~」
荊木 ここみ
「なんでー?」
天宮 在主
「君たちは私の元で、安心して暮らせばいい」
河西枝折之塚梓
「…………」
天宮 在主
「危険な外になんか、出る必要はないんだ」
河西枝折之塚梓
「危険なのは、ありすさまも同じだって」
河西枝折之塚梓
「……そう聞きましたよ」
天宮 在主
「それがどうした?」
河西枝折之塚梓
「……ありすさまだけががんばって、ムリして」
河西枝折之塚梓
「してもらうだけって言うのはぁ……」
天宮 在主
「子供よりも大人が、やりたくない人よりやりたい人がリスクを負うべきだ」
天宮 在主
「私は大人だし、皆を救いたいんだよ」
河西枝折之塚梓
……まあ、悪くはないんだけど。
斬島 理性
「その気持ちはうれしいんですけどね……」
斬島 理性
力があるといっても人間には限界ってもんがある。
河西枝折之塚梓
「ボクたちは、みんなで助け合うこともできる」
河西枝折之塚梓
「ありすさまが自分ひとりで頑張る必要はない」
斬島 理性
「そうですね~まあここはおとなしく……僕らにもできることはあるんだぞってトコ見せてわかってもらいましょうか!」
荊木 ここみ
「ありすおにーさんがやられちゃったらどうするの?」
斬島 理性
あ~っきっと気にしてるであろうことを子供は!
荊木 ここみ
「あたしたちもメイドさんも執事さんもそのまま死んじゃうの?」
天宮 在主
「私は……」
河西枝折之塚梓
子供! 容赦なく言う! 子供!
斬島 理性
あ~っ
天宮 在主
「私が倒れたら、大変なことになる」
天宮 在主
「屋敷の末裔たちは路頭に迷うし、君たちだって……」
天宮 在主
「だから、私は負けるわけにはいかない」
天宮 在主
「救世主には、不屈の心が必要だ」
天宮 在主
「心の力は、救世主を強くさせる」
天宮 在主
「……力を見せるというのなら、見せてもらおう」
天宮 在主
「私は君たちの全員をへし折り、君たちを保護する力があると示してみせる!」
斬島 理性
「見せてもらいますとも」
天宮 在主
「君たちは、大人しく救世主の帰りを待っていればいいんだ!」
河西枝折之塚梓
自分の身を守るように指を組んだ。
斬島 理性
3人がかりで無理なら、ありす様は本物だ。
斬島 理性
ただまあ待つのって苦手なんだよね、僕!
荊木 ここみ
「あははー!やだもんやだもん!あたしは好きにお外に出たいんだから!」
GM
末裔が2人、ありすの後ろに控える。
天宮 在主
「裁判だ!」
斬島 理性
「がんばりまーす!」
河西枝折之塚梓
「……」
斬島 理性
これから起きうる事への予感を散らすように、明るく。
河西枝折之塚梓
緊張を顔にみなぎらせて、息をつく。
GM
裁判開廷!
GM
開廷時に効果を発揮する技能や小道具があればどうぞ。
斬島 理性
ウオオオ俺の時計を見ろ~!
斬島 理性
*日刻みの時計使います
河西枝折之塚梓
元カレの時計だ!
天宮 在主
時計……ない……
荊木 ここみ
*なにもありません
河西枝折之塚梓
*なんもね
天宮 在主
行動順の決定!
斬島 理性
1d6+3+2 (1D6+3+2) > 1[1]+3+2 > 6
河西枝折之塚梓
1d6 先制値判定 (1D6) > 5
斬島 理性
カスが世
荊木 ここみ
1d6 先制値判定 (1D6) > 6
天宮 在主
1d6 (1D6) > 4
河西枝折之塚梓
何事?
斬島 理性
ここみちゃん気合入ってんねェ
荊木 ここみ
きゃはは~
天宮 在主
くっ……鬼の子……!
天宮 在主
手札引きタイム!
斬島 理性
まってくれ順かぶったので
斬島 理性
1d6+2+3 (1D6+2+3) > 2[2]+2+3 > 7
天宮 在主
そうだそうだ ごめんね
斬島 理性
OK
荊木 ここみ
理論上でないので確定
荊木 ここみ
めちゃくちゃ引くじゃん……
斬島 理性
精確くれ
斬島 理性
*s6,d6,d8,s9,h9
河西枝折之塚梓
*s2,h5,c9,hJ,sQ
荊木 ここみ
*d2,s4,c8,s10,cA
天宮 在主
* h4 h3 c7 c5 s7
荊木 ここみ
わぁ……
天宮 在主
祝福がいっぱいだ~
斬島 理性
門出祝う気じゃん
天宮 在主
どうして……
河西枝折之塚梓
ありがとうありすさま!
天宮 在主
*1R 斬島 理性
荊木 ここみ
ありがとー!ありがとー!人数分だね!
荊木 ここみ
あずあずではないな!?
天宮 在主
なかった
天宮 在主
真上にいたから惑わされた……
天宮 在主
歴史修正しました
斬島 理性
僕です♡僕のこと考えて♡
斬島 理性
歴史、サイコー!
天宮 在主
一日中考えているよ……
河西枝折之塚梓
ずるい!
斬島 理性
*うれしい♡まずはメイドに暗器! d6
斬島 理性
2d6+3+1+1>=7 才覚+万能+多彩な凶器 (2D6+3+1+1>=7) > 9[4,5]+3+1+1 > 14 > 成功
斬島 理性
威力は3+異常分で2?
河西枝折之塚梓
ッスね
斬島 理性
「ではここはひとつ……救世主の力試し!」
斬島 理性
台所から拝借していたナイフを袖から出し、ありすに向かって投擲する。
メイド
「ありす様、危ない!」
メイド
メイドが飛び出す。
斬島 理性
ゆるゆるした服の袖にはいろんなものを仕込みやすい。元カレを刺すためのナイフとか!
[ メイド ] HP : 18 → 13
河西枝折之塚梓
めちゃくちゃしれっと刃物投げたあいつ
メイド
ナイフがメイドの腕に刺さる。
メイド
「ううっ……ぐぅっ……」
メイド
血が滴る。
斬島 理性
「ステーキナイフにしてはなかなかの威力が出るもんですね」
斬島 理性
「申し訳ありません、後で治療しましょう」やるのはあずあずだけど。
河西枝折之塚梓
あとで治しますからちょっと耐えて!
荊木 ここみ
投げちゃダメなのに~
メイド
「救世主様がどのような選択をしても構いません……。ですが、ありす様は、傷付けさせません……!」
斬島 理性
お行儀がわるいからね~
斬島 理性
「気持ちはわかりますよ」
GM
* 1R 荊木 ここみ
荊木 ここみ
「メイドさんと執事さんやっつけないとだめ?」
斬島 理性
「……やっつけたくなくてもそうは行かないかもしれませんね~」
河西枝折之塚梓
「うん……」
天宮 在主
「君にできるかな?」
天宮 在主
「殺さずにやっつけることが!」
荊木 ここみ
「できるよー!きゅうせいしゅだもん。あとでごめんねするね!」
斬島 理性
「そう、荊木ちゃんは救世主。きっとできますよ!」
斬島 理性
……そうでなければ困る。
河西枝折之塚梓
「がんばって手加減して!」
荊木 ここみ
中庭をさふさふと遊び駆け回るように執事へだきつく。
荊木 ここみ
「よーいしょっ」
執事
「わ、うわっ」
荊木 ここみ
*cA終幕 d2鋭気 使用
斬島 理性
*援護します
荊木 ここみ
*判定とダメージ両方に+2
荊木 ここみ
2d6+3+2>=7 猟奇 (2D6+3+2>=7) > 8[6,2]+3+2 > 13 > 成功
荊木 ここみ
1d6+1d6+3+2+1+2 ダメージ (1D6+1D6+3+2+1+2) > 5[5]+5[5]+3+2+1+2 > 18
執事
:HP -18 ゼロ表記こうだっけ?
執事
違うな まぁいいや
荊木 ここみ
掛け声とともに体をひねって放り投げる。
斬島 理性
どうやるんだっけっていつも思ってる
執事
0にしました
執事
戻りました
[ 執事 ] HP : 18 → 0
執事
減った!!
斬島 理性
「決まった!荊木山の上手投げ!」
河西枝折之塚梓
やったぜ おやすみ
執事
スペースが入っていました。大変失礼いたしました。バターン。
斬島 理性
しつじぃーっ
河西枝折之塚梓
「ちからもち!」
執事
「うわっ、うわあー!」
執事
放り投げられて、長身が宙を舞う。
執事
造花の茂みに頭から突っ込み、そのまま動かなくなった。
荊木 ここみ
それはそれはHP18点分の投擲ポーズ。
河西枝折之塚梓
……
斬島 理性
「いい執事さんでした……」
斬島 理性
死んでない。
河西枝折之塚梓
「死んでないよね?」
荊木 ここみ
「こんなのでいいかなー?」
執事
茂みから出た尻がピクピクしている。
荊木 ここみ
振り向いて確認する
河西枝折之塚梓
落ちた先が茂みでよかった……
斬島 理性
「イエーイ!」
河西枝折之塚梓
「ばっちり、たぶん!」
荊木 ここみ
「わーい!おもしろーい!」
荊木 ここみ
きゃっきゃと遊び気分に飛び跳ねる。
GM
*1R 河西枝折之塚 梓
河西枝折之塚梓
*祈祷 対象は理性とここみ h5
河西枝折之塚梓
2d6+3+1=>7 愛+万能 (2D6+3+1>=7) > 8[2,6]+3+1 > 12 > 成功
河西枝折之塚梓
*次に与えるダメージに+3
河西枝折之塚梓
刃物も持ち出してないし、もちろんここみみたいな力もないし。
河西枝折之塚梓
どう動けばいいのかも分からず、おろおろ二人を見回す。
河西枝折之塚梓
まあ、傷ができたら治せるし、……それまで待つか?
河西枝折之塚梓
「……ふたりとも、がんばって! 怪我したら治すから!」
河西枝折之塚梓
てきとうに声援とか送ってやってる感出すか……
斬島 理性
(あいつやってる感出してやがる……)
荊木 ここみ
「はーい!」
河西枝折之塚梓
やってる感出てるでしょ♡
荊木 ここみ
手をぶんぶんと元気に応える女児。
斬島 理性
同族嫌悪がみちあふれる……次のダメージに+3!
荊木 ここみ
いつもとあんまかわらないけどなんか次のダメージに+3
GM
* 1R 天宮 在主
天宮 在主
倒れた執事と、血を流すメイドを一瞥する。
天宮 在主
「君たちは、理解しているのか?」
天宮 在主
「君たちのわがままのせいで、2人が怪我をした」
斬島 理性
「えへへ、めんぼくないですね」
河西枝折之塚梓
「……」
天宮 在主
「救世主とはそういうものだ。軽い気持ちで言ったことや、やったことに大きな影響が出る」
斬島 理性
「そうでしょうね、あんな力があるんだもの」
河西枝折之塚梓
「でも、軽い気持ちも、重い気持ちも変わらないですよ」
荊木 ここみ
「ねぇねぇちゃんと加減できたよ!」
斬島 理性
「えら~い!」
河西枝折之塚梓
「えらいっ!」
河西枝折之塚梓
「ね、そうでしょ。戦うことを選んだのはありすさまだって同じだもの!」
斬島 理性
「軽い気持ちでも人は死ぬ。重々承知していますよ」
天宮 在主
「彼は痙攣している。今は生きているかもしれないが、3分後、5分後はどうかな」
天宮 在主
「安心するにはまだ早いよ」
天宮 在主
* 祝福 c7
天宮 在主
何かありますか?
斬島 理性
*妨害しま~す d8
斬島 理性
2d6+3+1+1>=7 才覚+万能+多彩な凶器 (2D6+3+1+1>=7) > 5[4,1]+3+1+1 > 10 > 成功
天宮 在主
そんな~
斬島 理性
ありす様なら超えられる♡
天宮 在主
2d6+3=>10 (2D6+3>=10) > 7[2,5]+3 > 10 > 成功
天宮 在主
うわっギリギリ
斬島 理性
数値……ぴったりだね♡
天宮 在主
愛の力だね♡
斬島 理性
うれしい♡
河西枝折之塚梓
あーっ!
河西枝折之塚梓
マジで愛の力ではあるから腹立つ!
斬島 理性
キャットファイト
荊木 ここみ
あっ、そういえば達成値+1されてる
河西枝折之塚梓
あ、そうだ、孤軍
斬島 理性
ああ
河西枝折之塚梓
ぴったりじゃなかった
天宮 在主
そうだった
斬島 理性
まあでも?実質ぴったりなんで(暴論)
天宮 在主
チャパレに入ってたのを脳死で使っちゃった
天宮 在主
実質ぴったりぴったり
斬島 理性
あるある チャパレをいじっていこうね
天宮 在主
いじったぞ~!
斬島 理性
えらい!
GM
*ラウンド2!
GM
*じゃねぇわ
斬島 理性
あっメイドさんは?
斬島 理性
笑った
荊木 ここみ
ふふっ
GM
窮鼠あるけど祝福できたんで終わりでーす
斬島 理性
は~い
GM
終わりって言ったけど許されたのでもう一回動きます
斬島 理性
許すよ…
斬島 理性
こっちには妨害なしでスルーです
天宮 在主
ありがとう♡
斬島 理性
天宮 在主
* 祝福 s7 対象はメイド
天宮 在主
2d6+3+1=>7 (2D6+3+1>=7) > 4[2,2]+3+1 > 8 > 成功
天宮 在主
その場にしゃがみこんでいるメイドの手を取り、立ち上がらせる。
天宮 在主
そうして、ケープからナイフを取り出して握らせる。
メイド
どこにでもいそうな娘がナイフを構えて、救世主達の方を向く。
GM
* 1R メイド
GM
* 兇刃 対象はここみ
斬島 理性
*妨害 h9
河西枝折之塚梓
*援護
斬島 理性
2d6+3+1+1+2>=7 才覚+万能+多彩な凶器+援護 (2D6+3+1+1+2>=7) > 7[6,1]+3+1+1+2 > 14 > 成功
メイド
2d6+1>=14 (2D6+1>=14) > 11[6,5]+1 > 12 > 失敗
メイド
「やああっ!」
メイド
ナイフを腰に構えて、ここみに向かう!
斬島 理性
「かわいいメイドさんがそんな物騒なものもっちゃいけませ~ん」
斬島 理性
斬島がすれ違うようにメイドの背後に回る。
斬島 理性
そして手を
メイド
簡単に回り込まれる。
斬島 理性
手がメイドの……白兎の尾を揉む!
斬島 理性
揉む!揉む!フワフワフワフワ!!!
メイド
「きゃあっ!」
斬島 理性
フワフワフワフワフワフワ
メイド
「ちょっと!何するんですか!やっ、やめてください!」
メイド
「やだっ……ああんっ」
斬島 理性
フハハハ多分敏感だろうとおもったぞ!
メイド
「やだっ、やめ……やめてぇ……」
河西枝折之塚梓
ちょっと……ここみの前よ!
斬島 理性
とりあえず、ナイフを持って突っ込む気勢は削げた。
荊木 ここみ
くすぐったそうなメイドをじっと見ている
荊木 ここみ
じーっ
斬島 理性
これ以上メイドの尊厳が破壊される前にスゥーっと去る!
メイド
「こっ、こっ、子供の前で!」
メイド
顔を真っ赤にして、取り落としてしまったナイフを拾い直した。
斬島 理性
「このように突飛な行動を取ることで攻撃を反らすことができるんですよ~」
斬島 理性
教育番組ツラをここみに向ける。
荊木 ここみ
なるほど~~!
河西枝折之塚梓
明日からマネする奴だよそれ
メイド
「よくないことを教えないで下さい!」
斬島 理性
やっべ まいっか
GM
* ラウンド2
斬島 理性
「でもいかなる方法でも生き残るためには必要なことですよ」キリッ
荊木 ここみ
おっと、ラウンド前に
GM
おっと
荊木 ここみ
手札捨てタイムだ
斬島 理性
*手札……捨てるタイム! 理性捨てなしでーす
河西枝折之塚梓
*んんん … 捨てどうしようかな 捨てなし
荊木 ここみ
*c8 捨て
GM
おっ 先に捨てタイムか ありがとうございます
天宮 在主
* c5 捨て
GM
*というわけで……2ラウンド!
斬島 理性
ひくぞ~!
GM
ええ~っ
河西枝折之塚梓
*(s2,c9,hJ,sQ),Jo
荊木 ここみ
*sJ,hK,sA,[s4,s10]
斬島 理性
*[s6,s9],cJ,hQ,dK
天宮 在主
* c3 d10 hA (h4 h3)
GM
* 2R 斬島 理性
荊木 ここみ
ちょっと作戦タイム
GM
私もどうしよっかと思ってるのでゆっくり作戦して頂けると助かります
斬島 理性
*ありす様に奪取 dK
斬島 理性
2d6+3+1+1>=7 才覚+万能+多彩な凶器 (2D6+3+1+1>=7) > 9[3,6]+3+1+1 > 14 > 成功
斬島 理性
d10をいただきます
天宮 在主
エ~ン
斬島 理性
「ありす様のおっしゃる事もごもっとも……でも僕らもうまくできるようになったほうが、きっともっと楽しくできますよ」
天宮 在主
「それは君の言い分だ」
天宮 在主
「私は君たちを危険な目に合わせるくらいなら、一人で全てやった方がいい……」
天宮 在主
「いや、違う。一人で全てをやりたいんだよ」
天宮 在主
「だって私は……救世主なのだから!」
斬島 理性
「わかりますよ、僕たちを救ってくれましたから」
斬島 理性
「まあ本音を言うと館で待ってるより何かしらできるぞってとこ見せて外に一緒に連れてってもらえるようになったらなんかデート♡みたいでいいじゃないですか♡」
河西枝折之塚梓
「…………」
荊木 ここみ
「えーっあたしも行く!」
斬島 理性
「2人留守番で館を守ってもらって僕はありす様の補佐って感じの、うんうんそうだね交代で♡」
天宮 在主
「そうして外に連れ出して、君を失ってしまったら、私はどうしたらいい」
斬島 理性
「失われません♡ありす様ならできます♡」
河西枝折之塚梓
「そうそう、みんなでがんばったほうがいいですよ」
天宮 在主
「大切なものは、しまい込んでおくべきだ」
荊木 ここみ
「お仕事手伝ってあげる!4人の方が簡単だよ」
天宮 在主
「他人の手が届かない所に、閉じ込めておくのが一番いいんだ……!」
斬島 理性
緊張感のない言葉で、緊迫しようとする空気を少しでも和らげようと努力する。
少しでもありすの手が緩んでくれればいのだが……
天宮 在主
「全て、私一人でやれると言っている!」
斬島 理性
「その気持は、わかりますよお」
斬島 理性
今まで色んな人にそう言われたので……
天宮 在主
髪を振り乱して、錯乱しているように叫ぶ。
河西枝折之塚梓
「ありすさま……」
斬島 理性
「ついていきたいっていってるんです~!!」大ジャンプ
GM
* 2R 荊木 ここみ
荊木 ここみ
目を輝かせながらメイドの方をむく。
荊木 ここみ
「ふふふふ~~」
メイド
ナイフを構える。
荊木 ここみ
てをわちゃわちゃと動かしている。
荊木 ここみ
「えい!」
荊木 ここみ
メイドのこしあたりを手加減しつつしっかり掴んだ。
メイド
「きゃあっ!」
メイド
「も~!子供に変なこと教えるからぁ~!」
荊木 ここみ
*s10通打+s4鋭気 対象メイド
斬島 理性
「腰は人体の要ですからね!しょうがないです!」
斬島 理性
*援護します 判定とダメージ両方に+2
荊木 ここみ
2d6+3+2>=7 猟奇 (2D6+3+2>=7) > 9[4,5]+3+2 > 14 > 成功
荊木 ここみ
成功~ダメージ算出
荊木 ここみ
1d6+2+3+1+3+2 ダメージ (1D6+2+3+1+3+2) > 1[1]+2+3+1+3+2 > 12
斬島 理性
「そう!執事さんの隣の植え込みに!」手をグワッとする。
荊木 ここみ
「えっ?」
荊木 ここみ
しっかりとつかまれた腰を起点に
斬島 理性
(投げろ!いけ!って応援仕草)
荊木 ここみ
こちょこちょと両手でくすぐりはじめる
メイド
「そんなっ、ちょっとっ」
メイド
「あははははっ、だめっ、だめですよっあはは」
荊木 ここみ
「えい!それそれ~~」
斬島 理性
「なるほど、学習能力が高ァい!」
荊木 ここみ
こちょこちょこちょこちょ
河西枝折之塚梓
「やれやれ~!」
荊木 ここみ
こちょこちょこちょこちょ
メイド
「あはははは!あはっ、やめてっ、やだってば~!あははは!」
荊木 ここみ
こちょこちょこちょこちょ
荊木 ここみ
子供は加減ということを時折忘れる……
メイド
「あはははは、はあっ、あっ、あははっ」
斬島 理性
ああっ12点ぐらい息切れしそうなほどにくすぐっている!
[ メイド ] HP : 13 → 1
メイド
「ぜい……ぜいっ……あははっ、ははっ、もうやめてぇ……」
荊木 ここみ
ぱっ!やめた!
荊木 ここみ
「どう?」
メイド
ぐったりと倒れ込み、額に汗を浮かべて息を切らしている。
河西枝折之塚梓
「もう……ちょっとってところかな……」
斬島 理性
「……セーフ!」
荊木 ここみ
「もうちょっとだったかー」
河西枝折之塚梓
「でもうまい!」
荊木 ここみ
「やった!つぎも上手にするね」
メイド
「はあっ、はあっ、んくっ、はぁ……」
荊木 ここみ
しゃがみこんでメイドににっこり笑顔を向ける。
斬島 理性
子供の教育について考えている
メイド
「こ、こんな目に合うなんて聞いてない……」
河西枝折之塚梓
そりゃ……想定はしないだろうなあ……
GM
* 2R 河西枝折之塚 梓
河西枝折之塚梓
理性が悪いよ理性が~
河西枝折之塚梓
*パスしちゃお
河西枝折之塚梓
「ありすさまがボクたちを大切だと思ってくれてるの、嬉しいです」
河西枝折之塚梓
「でも、それだけじゃダメ」
河西枝折之塚梓
「ありすさまが全部を守れるなら、もっと強くいてもらわないと」
河西枝折之塚梓
「ありすさまが全部を守れないなら、ボクたちも手伝います」
河西枝折之塚梓
「ね?」
天宮 在主
「君は、私に守らせてはくれないのか」
河西枝折之塚梓
「守ってもらえるのは嬉しいけど……」
河西枝折之塚梓
「それで、ありすさまが死んじゃったら、ボクはどうすればいいんですか?」
天宮 在主
「救世主は死なない」
天宮 在主
「倒れても蘇るはずなんだ」
河西枝折之塚梓
「ならそれを」
河西枝折之塚梓
「ちゃんとボクたちに……見せてくれないと」
GM
* 2R 天宮 在主
GM
* hA 予知
GM
判定ないからそのまんまいいやつかな
河西枝折之塚梓
OKですね
河西枝折之塚梓
持ってくるカードだけ宣言すれば大丈夫
天宮 在主
* 捨札からh9を手札に
天宮 在主
* h9 怨讐 対象は梓くん
斬島 理性
*妨害するぞ~ d10
河西枝折之塚梓
*援護します
斬島 理性
2d6+3+1+1+2>=7 才覚+万能+多彩な凶器+援護 (2D6+3+1+1+2>=7) > 5[2,3]+3+1+1+2 > 12 > 成功
天宮 在主
*精確 h4
天宮 在主
1d6 (1D6) > 2
天宮 在主
2d6+3+1+2=>12 (2D6+3+1+2>=12) > 5[4,1]+3+1+2 > 11 > 失敗
荊木 ここみ
天宮 在主
え~ん
河西枝折之塚梓
ありすさま……
斬島 理性
「ありす様の優しさ、僕たちはわかってますよぉ」
斬島 理性
もう僕とか捕まえて殴っちゃえばいいのにそうしないし。
河西枝折之塚梓
「そうです。守りたいのが、ほんとだってことも」
河西枝折之塚梓
「ボクたちに、元の世界みたいな暮らしをさせたいって言うのも」
斬島 理性
「万が一に殺してしまうことを考慮したがゆえの手加減だとしても……」
河西枝折之塚梓
そうじゃなかったら、この庭園の花々に積もる土ぼこりを、一個一個払ったりなんかしない。
天宮 在主
「どうして……」
河西枝折之塚梓
それは、むしろ頑なで、病的で、かわいそうなぐらいだけど。
荊木 ここみ
「ありすおにーさん、お部屋に鍵かけて閉じ込めたりしなかったもん」
斬島 理性
「ありす様も守られてほしいんですよお、わがまま言っちゃうぞ~」
荊木 ここみ
「だからあたちたち三人とも知ってるよ!」
天宮 在主
「どうして、それなのに」
天宮 在主
「外に出たいなんて言うんだ」
天宮 在主
「私がいなくても大丈夫みたいな顔をして!」
河西枝折之塚梓
「……ありすさま」
天宮 在主
「私を守ってやるというような顔をして!」
天宮 在主
髪を掻きむしる。
斬島 理性
……外に出て他の救世主でも殺して、コインを増やして戻れば、より安定した暮らしができるだろう。でもこれって危険だとよ強く止められそうだしな。今はわがままを装ったほうがいいだろう。
河西枝折之塚梓
「ボクたちには、ありすさまが必要ですよ」
斬島 理性
ああ、ありす様が僕らの事で悩んでいるなあ。うれしいなあ。おもわれているなあ……
河西枝折之塚梓
「でも、本当は……」
河西枝折之塚梓
「守ってくれるとか、強いとか、元の暮らしをさせてくれるとか」
河西枝折之塚梓
「そういうの関係なく、ボクを愛してほしいなあ!」
荊木 ここみ
子供はただ思い、知っていることを口にする。たとえそれが言うべきではない真実であっても、理不尽なわがままであっても。
荊木 ここみ
「だって1人より3人の方がつよいし、3人より4人の方がつよいよ!」
荊木 ここみ
「あたしはお外にいきたいんだもん!」
斬島 理性
(ハァ~?あいつどさくさまぎれに何言ってんだぁ~?ありす様は僕の事を一番に思ってくれているんだがぁ~?)
河西枝折之塚梓
ありすさまはボクを特別だって言ってくれたがぁ~?
斬島 理性
ハァ~~?ありす様の心の中にはでっかく僕がいるんだがぁ~~?
河西枝折之塚梓
キスしてもらったもん!
斬島 理性
ありす様に(拳)入れてもらってんですけど!?
天宮 在主
「うるさい……うるさい、うるさいうるさい!」
斬島 理性
(まさか……僕らの内心バトルが聞こえた?!)
河西枝折之塚梓
なんで内心で会話できてんの?
天宮 在主
「そうやって皆、私の心を見ようとしない!」
GM
* 2R メイド
メイド
ふらふらとメイドが立ち上がる。
メイド
「ありす様は、私達の救世主です。最初からずっと……!」
メイド
クソメスバトルに参戦だ!
河西枝折之塚梓
うわーっ
メイド
* 兇刃 対象梓
荊木 ここみ
「すきありー!」
荊木 ここみ
背を向けたメイドに飛びついた。
荊木 ここみ
*hK 遊撃
メイド
「きゃあ!っ、また!」
荊木 ここみ
2d6+3>=7 猟奇 (2D6+3>=7) > 7[1,6]+3 > 10 > 成功
荊木 ここみ
*ダメージは3点!
[ メイド ] HP : 1 → 0
メイド
飛びつかれて、そのまま倒れる。
荊木 ここみ
背中側から馬乗りにメイドを抑え込む。
荊木 ここみ
わきゃわきゃ
メイド
ナイフが遠くに飛んでいってしまった。
河西枝折之塚梓
「えらいっ!」
メイド
「もーっ!」じたばた
荊木 ここみ
「えっへっへ~えらいでしょ~!もうちょっとだよね、もうちょっと……」
斬島 理性
「出るぞこどものくすぐりが……!」
荊木 ここみ
こちょこちょこちょこちょ
河西枝折之塚梓
容赦なし!
荊木 ここみ
こーちょこちょこちょこちょこちょ
メイド
「やだって言ってるのにい~! あははははは!」
荊木 ここみ
こちょこちょこちょこちょ
荊木 ここみ
マウントポジションのくすぐりから逃れるすべはない!
メイド
「あはははは、はあっ、はあ、あはははは!」
斬島 理性
「メイドーっ!ギブ!ギブするんだーっ」
河西枝折之塚梓
「そうじゃないとずっと続くぞーっ!」
荊木 ここみ
「えいっ!まいったかー!」
メイド
「いやっ、私はありす様のためならなんでも……あははは!」
河西枝折之塚梓
凄惨な光景が繰り広げられている。
荊木 ここみ
動けなくなるまでくすぐることにした
メイド
ギブこそしないものの、どう見ても戦うことはできなさそうだ。
河西枝折之塚梓
よし!
斬島 理性
「メイドさんはよく戦った……よし荊木ちゃん庭のすみっこに避難させてあげよう」
荊木 ここみ
「はーい!」
荊木 ここみ
よいしょ、っと背中から降りるとメイドを持ち上げ庭の隅に避難させる。
メイド
顔を上気させて、汗でぐっしょりと濡れ、ぜいぜいと息を切らして地面に横たわっている。
河西枝折之塚梓
お疲れ様……
メイド
こんなの聞いてない……
GM
手札捨てタイムだ!
河西枝折之塚梓
*捨てなし!
荊木 ここみ
*捨てなし!
斬島 理性
*cJ捨て!
GM
*捨てなし
GM
* 3ラウンド
GM
*手札引きタイムだ!
斬島 理性
ひくぞ~
河西枝折之塚梓
*(s2,c9,hJ,sQ,Jo)
斬島 理性
*[s6,s9,h9],s3,h7
荊木 ここみ
*d3,d4,d9,[sJ,sA]
天宮 在主
* (c3 h3)c2 d5 h8
GM
* 3R 斬島 理性
斬島 理性
*霊感 hQ s10を拾います
斬島 理性
*ありす様に暗器 h7
河西枝折之塚梓
*援護します ダメージと判定に+2
斬島 理性
2d6+3+1+1+2>=7 才覚+万能+多彩な凶器+援護 (2D6+3+1+1+2>=7) > 10[6,4]+3+1+1+2 > 17 > 成功
斬島 理性
Choice[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》] (choice[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》]) > 《封印》
斬島 理性
ダメージ5点
[ 天宮 在主 ] HP : 21 → 16
天宮 在主
あ、豪華な衣裳で-1でした
斬島 理性
オス
[ 天宮 在主 ] HP : 16 → 17
河西枝折之塚梓
あ、祈祷の効果が残ってるので+3です
斬島 理性
オス
[ 天宮 在主 ] HP : 17 → 14
斬島 理性
ありすに、無防備に歩み寄る。
斬島 理性
「そうおっしゃるのなら」
斬島 理性
「ありす様は見せてくれますよね、ありす様の心を」
斬島 理性
ありすの頬に手を伸ばす。なんということのない、苦労を知らない手。
天宮 在主
「私の心……?」
天宮 在主
伸ばされる手をそのまま見ている。
天宮 在主
「見せているじゃないか。ずっと」
斬島 理性
その手には、この男の疵が。相手を縛り、必要とし、飢える狂気が宿っている。
斬島 理性
「もっとですよ」
斬島 理性
「これから、もっと、長い時間をかけて」
斬島 理性
「言葉にしなきゃわからないことがこの世にはありますよ」
斬島 理性
「だからもっとわかりあいましょう」
天宮 在主
「君が言葉を求めるのか?」
斬島 理性
「はい、わがままなんですよ」
天宮 在主
「言葉以外が欲しいと思っていたけどね」
斬島 理性
「全部ひつようですよ」
河西枝折之塚梓
「……」
斬島 理性
そう、肉体も精神も。
河西枝折之塚梓
ふたりのやり取りを見ている。
天宮 在主
「そうか……、それは、気が付かなかったな」
斬島 理性
愛するには、僕に残した疵を目で見て心に疵を残し、自ら口に出して己の耳に刻むのだ。
天宮 在主
「なるほど、言葉にしなきゃわからないことはある」
斬島 理性
「出ていってほしくない気持ちも、1人でしたい気持ちも、はい、わかってはいるんです」
斬島 理性
「それをずっと維持するためには、しょうがないとは言いたくはないですが……」
天宮 在主
「私はそれを受け入れられないよ」
斬島 理性
「僕らに傷つけられて僕の愛を知ってください」
河西枝折之塚梓
この野郎……
斬島 理性
心の疵が力になる世界だ。
斬島 理性
……心の疵に手を突っ込むことは大事だ。これからの戦いのためにも、ありす様のためにも。ありす様の疵にはとりあえず僕がいればいい。
斬島 理性
どちらかが、もしくは2人が去って傷つくなら、僕がそばにいればいい。
天宮 在主
「君の、愛……」
天宮 在主
「そうだね、君の愛は、傷付けることだ」
天宮 在主
「誰かにそれを求めるのなら、誰かに同じことをするのは、理解できる」
斬島 理性
傷つけ合わなければ愛し合えなくなったのはいつからだったか。
斬島 理性
「そうですね、こうなったら……僕を殴って止めるしかありませんよぉ!」
斬島 理性
「殴って止めて、そこから目一杯話し合うのもいいですよねぇ~!」
斬島 理性
「しかし僕らは3人がかりなんですよね、残念ながら」
斬島 理性
……外でありすが多人数に裁判をされたなら。
天宮 在主
「本当に残念だ」
河西枝折之塚梓
「残念って何ですか~?」
斬島 理性
逃げられればいいが、そうでなかったら?
天宮 在主
「一人ずつ話し合いたかった、ということだよ」
河西枝折之塚梓
「やだな~っ」
河西枝折之塚梓
「そんな話、ふたりでされたくないなっ」
河西枝折之塚梓
かわいいポーズをとっている。
天宮 在主
「困ったなぁ」
斬島 理性
梓にんだぁ~?てめぇ~?って顔
斬島 理性
「ちょっと完全に僕といい雰囲気になってるんですけど~!?」
河西枝折之塚梓
「いい雰囲気になんかさせないって言ってるんですけど~?」
天宮 在主
困ったなぁ~っ
天宮 在主
* 3R 荊木 ここみ
天宮 在主
アイコンをたびたび虚無にしわすれている
斬島 理性
あるある
河西枝折之塚梓
わかる
荊木 ここみ
裁判のはずなのに緩んだ空気に笑い声が響く。
荊木 ここみ
「それそれ~!」
斬島 理性
痴話喧嘩の空気が僅かに漂う。
荊木 ここみ
ご機嫌に駆けだすここみはまっすぐ在主の元へ。
荊木 ここみ
「えーい!」
荊木 ここみ
がっしとしがみつく。
天宮 在主
「おっ、と」
斬島 理性
ここみ の たいあたり!
荊木 ここみ
*sJ衝撃+d3鋭気 対象は在主とh8
斬島 理性
*援護します 判定とダメージ両方に+2
荊木 ここみ
2d6+3+2>=7 猟奇 (2D6+3+2>=7) > 7[5,2]+3+2 > 12 > 成功
荊木 ここみ
成功!
河西枝折之塚梓
バシーン!
荊木 ここみ
1d6+2+3+1+2+2 看破乗ったダメージ (1D6+2+3+1+2+2) > 6[6]+2+3+1+2+2 > 16
河西枝折之塚梓
えっ
斬島 理性
デッカ
河西枝折之塚梓
デッカ
天宮 在主
でっか
荊木 ここみ
はわわ
天宮 在主
豪華な衣装で-1
荊木 ここみ
そ、そんなつもりじゃ……
河西枝折之塚梓
ち、力加減!
[ 天宮 在主 ] HP : 14 → -1
天宮 在主
おくすり今使っていいやつ?
斬島 理性
救世主なら全力で……受け止めて!ってことなのかな……(ポジティブ)
天宮 在主
先に判決表かな
河西枝折之塚梓
いや、おくすりはえーと たぶん補助動作じゃないとだめだと思うけど
河西枝折之塚梓
いちおう確認を
荊木 ここみ
補助ですね
天宮 在主
裁判時は補助動作、または自身の手番終了前(《猛毒》などの処理前)に割り込み。
天宮 在主
だからだめそうね
河西枝折之塚梓
そうですね
天宮 在主
というわけで判決表!
天宮 在主
2D6+1 (2D6+1) > 2[1,1]+1 > 3
天宮 在主
3~5 〈昏倒〉する。
斬島 理性
昏倒ならどれだけよかったか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
天宮 在主
ピンゾロですね
河西枝折之塚梓
終わり
斬島 理性
あの・・・・・・・・・・・・・・・
河西枝折之塚梓
そんな気がしました
荊木 ここみ
………………
天宮 在主
1ゾロ 死刑!キャラクターは〈死亡〉する。
河西枝折之塚梓
はい………………
斬島 理性
はい………………
荊木 ここみ
……………
天宮 在主
時間もちょうどいいですし、ここまでにしましょうか!
荊木 ここみ
はい
天宮 在主
23分過ぎてたわ
天宮 在主
それでは、お疲れ様でーす!
河西枝折之塚梓
お疲れ様です
斬島 理性
終わりだ終わり!(ありとあらゆるものが)
河西枝折之塚梓
すべてが終わった
斬島 理性
お疲れさまで~~~~す!!!
荊木 ここみ
お疲れ様です!
荊木 ここみ
明日までに覚悟決めときます
GM
はい、ではお揃いですね。
斬島 理性
はい!!!
荊木 ここみ
はーい!
河西枝折之塚梓
はい
GM
では、前回のロールからやっていきましょうか。
斬島 理性
ひ~
GM
ここみがありすに抱きついた。
なんてことはない日常の中の出来事のように。
河西枝折之塚梓
いけいけ~!
荊木 ここみ
抱き着いてからどうすというわけでもない。ここみにとってはじゃれついているだけで、今後を左右する裁判なんて意識はなくて。
斬島 理性
そうそう!皆みたいにくすぐるなり植え込みに投げるなり。ちょっと怪我させるぐらいなら梓が治せるだろうからやっちゃえやっちゃえ!
斬島 理性
微笑ましく見守っていた。
荊木 ここみ
ただ救世主として”必要な話し合い”を裁判と呼んでいるだけのような、遊びの延長線上のつもりで。
河西枝折之塚梓
だってさっきまではうまくやれてた。
河西枝折之塚梓
ダンスも、執事もメイドのことも。
荊木 ここみ
ここみとしては日頃と同じつもりで、ただ飛びついた。
天宮 在主
「……あ」
天宮 在主
血を吐く。
天宮 在主
「ぐ……、う……」
河西枝折之塚梓
何か様子がおかしい。
斬島 理性
「えっ」
斬島 理性
びくつく
河西枝折之塚梓
そう気づいたときには、もう遅い。
天宮 在主
頭が、ごとりと力を失う。
河西枝折之塚梓
「あっ……」
天宮 在主
体を支えていた力が抜けて、ここみに覆いかぶさる。
斬島 理性
「えっ、あっ」
河西枝折之塚梓
「──ありすさま!」
荊木 ここみ
はたはたとこぼれた血が髪へとかかる感触。
自分を支えていた在主の体から力が抜け覆われる視界。
荊木 ここみ
「………?」
荊木 ここみ
ただ楽しく飛びついただけの子供は声も上げずに困惑した空気が流れる。
河西枝折之塚梓
慌てて駆け寄る。
斬島 理性
「なっ、治して」
斬島 理性
慌て、震える声で梓に声をかける。
斬島 理性
裁判とか言ってる場合じゃない。様子がおかしい。
河西枝折之塚梓
意識のない人間の身体はふつうより重たいにも関わらず、あっさりとここみから引きはがせた。
河西枝折之塚梓
火事場の馬鹿力という奴かもしれない。
河西枝折之塚梓
ありすさまの身体が力なく仰向けにごろりと転がる。
荊木 ここみ
梓に在主からひきはがされ、よくわからないままぺたりと座って二人を見ている。
河西枝折之塚梓
治すために、傷の程度をまず、確かめようとする。
河西枝折之塚梓
確かめようとして、凍り付く。
荊木 ここみ
斬島の震える声がぼんやりと聞こえた。
河西枝折之塚梓
──「救世主とはそういうものだ。軽い気持ちで言ったことや、やったことに大きな影響が出る」
河西枝折之塚梓
ありすさまがそう言っていた。
河西枝折之塚梓
軽い気持ちでも重い気持ちでも、起こることは変わらない。
河西枝折之塚梓
裁判というのは救世主同士の戦いで、死ぬこともある。いや、殺さなきゃいけないぐらいの意味を持つ行いなんだって。
天宮 在主
ありすの体は、素人目に見ても凄惨な状態だった。
河西枝折之塚梓
でも。
河西枝折之塚梓
「な」
河西枝折之塚梓
「……なおせない」
河西枝折之塚梓
声が震える。
斬島 理性
「…………」
天宮 在主
肋骨が折れ、体を突き破っている。
斬島 理性
薄々わかっていた。
河西枝折之塚梓
「なおせないよ……」
荊木 ここみ
「…………?」
斬島 理性
力の抜けた人体の、動き。
河西枝折之塚梓
こんなことになるつもりじゃなかった。こんなふうにするつもりじゃなかった。
河西枝折之塚梓
ちょっと痛めつけて、分かってもらって、自由にしてもらって。
荊木 ここみ
目の前の出来事から逃げるように斬島と梓と在主の間に視線を巡らせる。
斬島 理性
でもそれが、先程までのありすと、目の前に出てきた死体と、うまく重ねられない。
河西枝折之塚梓
そうしたら、守るだけの相手のひとりってだけじゃなくて、もっと。
天宮 在主
出血がじわりと地面に広がる。
河西枝折之塚梓
もっともっと、特別な、僕だけを愛してくれる人になってくれるんだって。
河西枝折之塚梓
言葉を失って、庭園の古びて欠けた石畳に膝を突いている。
斬島 理性
復活して、救世主で、そう言ったのに、こんなかんたんに。
河西枝折之塚梓
ありすさまからあふれ出した血が、乾いた土埃と入り交じる。
河西枝折之塚梓
庭園に植えられた造花。ひとつひとつ丁寧に。ありすさまが払っていた。
斬島 理性
「ど、うして……」
斬島 理性
どうして傷を治せないのか、どうしてさっきはできた力加減が今はできなかったのか、どうしてありす様は死んでしまったのか。
斬島 理性
押さえた口の下で呻く。
河西枝折之塚梓
死に顔に彷徨わせていた視線を、ここみへ向ける。
河西枝折之塚梓
呆然と見開かれた目には、いまいち表情がない。
荊木 ここみ
ぼんやりと地面に横たわりただ血で周囲を汚していくだけになった在主を見ている。
天宮 在主
ありすの血液の色は、少し水っぽく薄い。栄養失調気味の血。
河西枝折之塚梓
思考がほつれて繋がらない。
河西枝折之塚梓
「ここ、……み、ちゃん」
斬島 理性
どうしてこんなあっさり死んでしまうんだ、と相手を責める自分と、こんなつもりじゃなかった、弱い、やっぱり他の強い救世主に乗り換えるべきなんだ、という自分と、その気持の起こりを非難する自分と、好きになろうとしていた自分を非難する自分が頭の中に居て、誰に何も言えやしない。
荊木 ここみ
「………なーに?」
河西枝折之塚梓
子供に死体を見せちゃいけない、という、ごく常識的な、こんな時には何の意味もない考えが頭に浮かぶ。
河西枝折之塚梓
「いったん、部屋に」
河西枝折之塚梓
「そうだ、メイドさんと」
斬島 理性
明るい月の下、ありすの血だけがきらきらとまぶしく見えた。
荊木 ここみ
うつろな声は義務のように梓に応える。
河西枝折之塚梓
「メイドさんと一緒に、部屋に戻って」
荊木 ここみ
「………なんで?」
河西枝折之塚梓
「ありすさまは、……」
河西枝折之塚梓
「いまは……話せないから」
河西枝折之塚梓
言いながら、ありすさまを殺したここみと、ありすさまを慕うメイドを同じ場所に置いておくのか?とも思う。
河西枝折之塚梓
でも、なにか言わずにはいられなかった。
河西枝折之塚梓
こんな状況をこのまま、何も動かないまま置かれておくのは耐えがたかった。
荊木 ここみ
「…………う……」
河西枝折之塚梓
「メイドさんを起こして。早く」
荊木 ここみ
のろのろと上がると緩慢な動きでメイドの元へと歩いていく。
河西枝折之塚梓
この子がありすさまを殺した。でも、殺させたのは僕たちだ。いや、ここみちゃんはいずれ、出て行こうとしたから、ありすさまとぶつかったはず。
河西枝折之塚梓
自分のせいじゃない、という言葉がむなしい。
荊木 ここみ
「ぅ……ぁ………」
河西枝折之塚梓
そう思ったところで、ありすさまが死んだという事実は変えられない。
荊木 ここみ
メイドに触れようとしては止める。
斬島 理性
メイドを起こして大丈夫だろうか、怒られないだろうか、非難されないだろうか、なんてさもしい心が起きる。
荊木 ここみ
メイドに触れようとしてはやめる。
河西枝折之塚梓
メイドへ向かったここみに背を向けて、何かの間違いじゃないかと何度もありすの様子を確認した。
河西枝折之塚梓
同じことだ。死んでいる。
斬島 理性
「…………」
斬島 理性
同じことを警戒するここみを見て、ばかだな、一番大事なありす様が死んじゃったのに、と思ってしまう自分に、首を横に振る。
天宮 在主
梓が何度目かに確認した時。
荊木 ここみ
「……ぅ゛ぐ、うぇ、うっ」
天宮 在主
げぼっ、ごぼり、と咳き込むような水音。
河西枝折之塚梓
「あ」
荊木 ここみ
「うぶぇっ、うぇっ……ぐぶっ……」
斬島 理性
「ありす様!!」
天宮 在主
ありすは、ぜい、と息をついた。
荊木 ここみ
何かを遮るような水音と嗚咽。
河西枝折之塚梓
慌てて、傷を治そうと試みる。
斬島 理性
「い、荊木ちゃん!!ありす、ありす様が!!」
斬島 理性
奇跡を喜び跳ねる声。
河西枝折之塚梓
死んでいたはず、治せる傷じゃなかったはず。
河西枝折之塚梓
復活する、という言葉を思い出して、にわかに胸に希望が湧く。
河西枝折之塚梓
「ありすさま、ありすさま、今……!」
天宮 在主
その体の傷は、生きていられるような状態ではない。喋れるような状態ではない。
荊木 ここみ
斬島の声に力なく振り返る。
その口元と服は吐瀉物にまみれ、きちんと物が考えられているかも怪しい。
天宮 在主
それでも、治そうとする梓に微笑んだ。
河西枝折之塚梓
傷は変わらず治らない。けれど、手を止めるわけにはいかない。
天宮 在主
理性の喜ぶ声に、顔を傾ける。
斬島 理性
「は、はは」
ああほら、荊木ちゃんびっくりして吐いちゃったじゃん。でも、もう大丈夫、ありす様起きたし、あとで服も洗おう。
荊木 ここみ
それでも中庭の隅から在主の元へ駆け寄る。
胃液と吐瀉物にまみれ、脂汗と生理的な涙でぐちゃぐちゃになっても。
斬島 理性
「ほら、荊木ちゃん」
大丈夫、と言いたげに。
河西枝折之塚梓
生きているはずがないのだ。生きてるはずがない。
荊木 ここみ
ぱしゃぱしゃと中庭に溜まった血を踏みつけて。
河西枝折之塚梓
硬い表情のまま、うつむいてありすを見つめている。
荊木 ここみ
「……ありすおにーさん…………」
天宮 在主
ここみを見上げる。
天宮 在主
「……どうだい、ここみちゃん」
天宮 在主
かすれた声。
天宮 在主
「君にできたかな?」
天宮 在主
「殺さずに……やっつけることが」
河西枝折之塚梓
「っ、喋らないで!」
河西枝折之塚梓
こんな傷で喋れるわけがない。そう思いながらも、傷を治そうとし続ける。
天宮 在主
梓の静止に、軽く笑い声を上げる。
斬島 理性
「しっ、死んでないじゃないですか!生きてる、ほら!」
笑うことで、茶化して、傷を見ないようにして。
荊木 ここみ
目の前に横たわる、狡くていじわるで弱い大人で、優しく必死な救世主の言葉にここみは黙って視線を落とす。
天宮 在主
理性が明るく言うのに、小さく首を振る。
河西枝折之塚梓
傷は治らない。
荊木 ここみ
梓の力もお構いなしに赤く広がる血の海にたたずんで在主を見下ろす。
斬島 理性
「なっ、なんで、なんでですか……」
河西枝折之塚梓
こんこんと血が溢れ続けている。
斬島 理性
首を振られて、いやだいやだと首を振る。
天宮 在主
「君たちは、これからもたくさん、大変な目に合うよ」
天宮 在主
「ここはそういう国だ」
河西枝折之塚梓
「ありすさま」
天宮 在主
「だから、忘れないで欲しい」
河西枝折之塚梓
「……ごめんなさい、ごめんなさい、こんなつもりじゃ……」
天宮 在主
「救世主は……大変なんだってこと!」
河西枝折之塚梓
「こんなつもりじゃ、なかったんです……」
斬島 理性
「僕は、そんなつもりじゃ……」
斬島 理性
痛い思いはさせるはずだった、それなのに殺すつもりなんて。
河西枝折之塚梓
ありすの笑顔を見ていられず、目を伏せた。
荊木 ここみ
「………」ちがうもん なにも違わない。

「………」あたしが悪いんじゃないもん 悪い子はここみ。

「………」できたもん できなかった。
斬島 理性
死んでくれなんて僕はひとことも言ってない。
斬島 理性
しゃがみこんで、頭を抱える。
荊木 ここみ
「ありすおにーさんは…………なんで、一人で」
荊木 ここみ
そんな大変なことを?
荊木 ここみ
救世主だから?
荊木 ここみ
世界を救わないといけないから?
天宮 在主
「誰かを救いたかったんだ」
天宮 在主
「救世主らしくありたかった」
天宮 在主
「それが私の心の疵だから」
天宮 在主
「ああ、でも、最後に会ったのが君たちでよかった」
天宮 在主
「君たちと仲良くなれてよかった」
天宮 在主
「私を愛する人達に囲まれて死ぬ私は……救世主っぽいんじゃないか?」
天宮 在主
笑う。
天宮 在主
すぐに声に血が混じり、咳き込む。
河西枝折之塚梓
「ううう……」
河西枝折之塚梓
唸り声とともに、背中を丸める。
斬島 理性
死んじゃった、次の人を探さなきゃ。置いていくなんてひどい。きっとうまくいくと思ったのに。こんな世界どうでもいい、僕はただ僕の事を思ってくれるだれかと居たかっただけなのに。こんな事であっさり死んでしまうなら出ていく選択は間違っていなかった。違う、嫌だ、こんなの間違ってる……
荊木 ここみ
荊木ここみは死を理解している。
死がなんなのかわからない年齢ではない。
自分の年齢はわからなくても、死が何なのかはしっている。
斬島 理性
「し、死なないで……」
天宮 在主
微笑む。
天宮 在主
「君たちが、できるだけ幸せでありますように」
荊木 ここみ
お星さまになるわけでも、どこか遠くに行ってしまうわけでもない。
もう動かなくて、笑わなくて、しゃべらなくて、遊んでくれなくなる。
河西枝折之塚梓
傷を治す手は止まった。それが無意味であることを、本当に理解してしまった。
天宮 在主
そう言い残して、救世主は喋らなくなった。
斬島 理性
「死なないで……」悲鳴のように、呻く。
荊木 ここみ
でも、死による別れは一度も経験していない。
記憶がなくてもはっきりわかる。
GM
*天宮 在主は死亡しました
GM
* 裁判閉廷
荊木 ここみ
だから目の前でしゃべっていた在主がしゃべらなくなってもその事実を受け入れられない。
荊木 ここみ
最期の言葉を交わすことも、別れの言葉をつげることもできない。
河西枝折之塚梓
血の海の中で丸まって泣いている。
荊木 ここみ
斬島や梓のように最後の声を届けることもなくただ立ち尽くして見下ろしている。
荊木 ここみ
「…………」
荊木 ここみ
救世主であろうとした天宮 在主を殺したのは、荊木 ここみだ。
執事
茂みから、ふらふらと執事が立ち上がる。
執事
周囲を確認して、しばし俯いた。
執事
それも僅かな時間。すぐに3人に歩み寄る。
斬島 理性
近づく足音に、誰が近づいてくるのかはわかる。それでも頭を抱えたまま立ち上がれないでいた。
執事
「裁判にて救世主を殺害しましたので、皆様はこれから30日間の猶予が発生します」
執事
「30日経過するまでに、次の救世主を探すといいでしょう」
斬島 理性
「そんな……」
斬島 理性
掛けてほしい言葉はそんなんじゃない。
執事
「皆様はもう、外に行くも、屋敷に留まるも自由です」
執事
「……ありす様が亡くなられた今、屋敷の主になることもできます」
河西枝折之塚梓
俯いたまま、言葉を聞いている。
河西枝折之塚梓
言葉が通り抜けていく。
河西枝折之塚梓
それでも。
河西枝折之塚梓
息をついて、ふらふらと立ち上がる。
荊木 ここみ
やだやだやだやだと心の中と頭の中で声が響く。
それと裏腹にしびれたように働かない頭は指先のひとつも動かすことができない。
荊木 ここみ
ただぼんやりと、時間が過ぎれば誰かが助けてくれるかのように死体を見下ろしている。
河西枝折之塚梓
血塗れの顔で庭を睥睨した。肩を上下させる。
斬島 理性
僕らが悪いんじゃないって慰めとか、なんで殺したんだとか罵倒ですらなくて、淡々とこの世の有様を告げられて、頭を抱えたまま耐えている。
河西枝折之塚梓
大股に、とりあえずまずは理性に近づいて、その尻を蹴飛ばした。
斬島 理性
「ぎゃっ」
斬島 理性
衝撃に声を上げ、そのまま地面に突っ込む。
河西枝折之塚梓
「部屋に戻ろ」
河西枝折之塚梓
シャツで顔を拭いながら、ここみを見る。
河西枝折之塚梓
「部屋に戻ってちょっとやすも」
荊木 ここみ
吐瀉物にまみれたその手も口も震えている。
斬島 理性
でも、とか罵倒する言葉とか、そんな言葉すら出せやしなかった。
顔をしかめながら立ち上がって、顔と服を払う。
河西枝折之塚梓
ここみに近寄って、その手を掴んだ。
執事
「……ありす様は、こちらで」
河西枝折之塚梓
「お願いします」
河西枝折之塚梓
「……ごめんなさい」
斬島 理性
こんなところに居ても自分には何もできない、どうしようもない。そう認めるのが嫌な思いも、そう思う自分も嫌だった。
執事
深々と頭を下げる。
斬島 理性
執事の言葉にも背を向けて、部屋に向かって歩き出す。
河西枝折之塚梓
「……ねえ、これからのことはあんたが考えてよ」
荊木 ここみ
梓に手を引かれるまま、足をもつれさせるようについていく。
河西枝折之塚梓
その理性の背に乱暴に声をかける。
GM
背後で、メイドの泣き声が聞こえた。
河西枝折之塚梓
声にも涙がにじんでいる。
河西枝折之塚梓
「あんたがいちばん大人だろ」
斬島 理性
「……」
河西枝折之塚梓
「頭いいみたいだし。やってよ」
斬島 理性
こんな世界に大人も子供もあるかよ、大人だったありすは子供にぶっ殺されたんじゃん、と思っても、言わない。
斬島 理性
「わかったよ」
河西枝折之塚梓
拭っても拭っても生臭く鉄臭い血の香りは消えない。
河西枝折之塚梓
「うん」
斬島 理性
低く、堪える声。
河西枝折之塚梓
それでも顔を拭い続けて、ここみの手を引いて、部屋に戻っていった。
河西枝折之塚梓
ありすに与えられた、自分たちの部屋に。
斬島 理性
「もう今日は、休んで、明日だよ、全部明日……」
河西枝折之塚梓
壁の壊れた箱庭に。
斬島 理性
何も考えたくないのに、それでも明日から生きていくために何をするか、ずっと頭が考えようとする。
斬島 理性
ベッドの一つにもつれ込むように横になる。荊木ちゃんのケアが出来なかったな、なにがケアだ、ケアしてほしいのは僕だ。蹴られた尻が痛い、あのクソガキ。これからはもうありす様に殴ってもらえないんだな。色々な思いが、頭の中にある。
荊木 ここみ
ごめんなさいもさよならも言えない悪い子。
荊木 ここみ
自分で考えることも歩くこともできない子供。
荊木 ここみ
わがままをいって、はしゃいで、調子に乗って同じ失敗を繰り返す。
荊木 ここみ
ダメといわれたことも簡単に忘れてしまう悪い子。
荊木 ここみ
ぐちゃぐちゃの頭の中にここみには具体化できない経験の感覚だけが残っている。
河西枝折之塚梓
ありすさまは死んでしまった。ボクたちが殺した。
河西枝折之塚梓
目を伏せると、短いあいだのわずかな思い出が蘇ってくる。
河西枝折之塚梓
それが全部血の匂いで上書きされる。
河西枝折之塚梓
それでもベッドに横になると、緊張の糸が切れたのか、泣き疲れたのか、あっという間に眠りに落ちていく。
河西枝折之塚梓
空っぽなのに、もう何もないのに胸がひどく痛む。
河西枝折之塚梓
疵にまだ、ありすさまの名前が刻まれている。
河西枝折之塚梓
特別だと言われたとき、本当に嬉しかったのに。
河西枝折之塚梓
感情に出口が見つけられないまま、意識が途切れた。
斬島 理性
目を閉じて、眠ろうと努める。
斬島 理性
守って欲しいと思うには十分な時間で、この世界で最もよい依存先と思うには短すぎた。
斬島 理性
もっと彼の事を知りたかった。自分のことを受け入れて、引かずにそれを与えてくれた人の事を。
斬島 理性
でも、それはもうかなわないことで、諦めるしかない。運が悪かった。
斬島 理性
その現実を噛みしめる度に、疵がぎゅうぎゅうと痛む。
斬島 理性
傷ひとつなく、最後に触れることすらできなかったことを噛みしめるうち、夢も見ずに眠りに落ちていった。
GM
裁判を終えた救世主達は眠りにつく。
GM
30日の猶予は、また明日から減ってゆく。
GM
生きるために、考えることは多い。やるべきことは多い。
GM
それでも、もう何も知らない子供ではない。
GM
今日からもう、コインを増やした救世主だ。
GM
救世主が守る箱庭は壊された。
GM
自分の足で、立っていく明日が始まる。
GM
Dead or AliCe
『救世主の箱庭』
GM
Fin
GM
*
GM
はい!お疲れ様でした!
荊木 ここみ
おつかれさまでした~~
斬島 理性
おつかれさまでした~~~~~~
荊木 ここみ
最後もうにこごりみたいになっとる
GM
いや~こんな感じに終わるとはね
斬島 理性
いや~
GM
初GMで色々とアレな感じの所をいい感じにしてくださってありがとうございます!
河西枝折之塚梓
お疲れ様でした~
河西枝折之塚梓
いや~楽しかった ありがとうございます
GM
こちらこそ楽しかったです。こんなに接待してもらえていいのかなってなっちゃった
斬島 理性
いや~ギャルゲーしましたね
GM
ギャルゲーだったな~~~~
斬島 理性
楽しかった~
河西枝折之塚梓
爆弾爆発主人公死亡EDやめて
斬島 理性
2週目だからこそできるキャラメイクでできた
GM
ハーレム主人公が爆発するの、もしかしたら””””正解””””なのでは……?
斬島 理性
ディスク叩き割られるぞ
GM
たたきわられて~~~
GM
いや~ほんと楽しかったです。ありがとうございました。また時間できたらGMしたいですね。
GM
よかったらまた誘われてくれよな。
河西枝折之塚梓
わーい
斬島 理性
おう!!
河西枝折之塚梓
二週目のシナリオやるのもたのしいね
GM
二周目のシナリオたのしいね
斬島 理性
たのしい!
河西枝折之塚梓
PKを別の人間に差し替えても心の疵さえ変えなきゃ成立するのがいいですね
斬島 理性
いいですね
GM
色々なありすちゃんがいるの好き
斬島 理性
わかる~