GM
エモクロア『新約・きさらぎ駅』
GM
始めさせて頂きます。よろしくおねがいしまーす!
川崎稲荷
よろしくお願いします!
嶋田長介
よろしくお願いします。
纐纈ゆうき
よろしくお願いします!パート2

GM
あなた達は、電車に乗っていました。
GM
運良く座れたのですが、不意に強い眠気に襲われ、眠ってしまったようです。
川崎稲荷
うとうと……
GM
ふと目を覚ますと。
GM
電車は、閑散とした駅に停車しています。
GM
車内には、3人しかいないようです。
GM
車掌などの姿も見えません。
纐纈ゆうき
……ふぁっ……?
GM
電車の外も薄暗く、駅には古い電灯しかないようです。
川崎稲荷
電車が完全に止まってる気配を感じてがばっと起きてます。
纐纈ゆうき
(……ここどこ?)
嶋田長介
上着のポケットに入っていたカップ酒(万引きした)がろっ骨に当たる痛みで目を覚ました。
「うう……?」
川崎稲荷
めちゃくちゃ乗り過ごした空気を感じて内心焦りまくっています。
纐纈ゆうき
(……寝過ごしたわけじゃない……?)
川崎稲荷
え?ヤバい。降りてとりあえず次の列車を待つか?
纐纈ゆうき
スマホを起動して、現在地を確認しようとします。
纐纈ゆうき
(うわ、なんか汚いおっさんいる……)
GM
スマホを見ると、電波などの表示がバグっています。
嶋田長介
(寝過ごしたのか……まあ、行くところもないしな……)
川崎稲荷
こっちは外の駅名をとりあえず確かめるか。
纐纈ゆうき
(げ。電波ない)
GM
マップを確認したい場合は~ 調査とかで判定してもらおうかな
纐纈ゆうき
とりあえず外で電波探すか……
纐纈ゆうき
ホームに出て、地図らしきものを探します。
纐纈ゆうき
1DM<=2 〈*調査〉 (1DM<=2) > [3] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
なんかよくわかんなかったです。
纐纈ゆうき
う……地図……
GM
他の2人は電車の外出たりしますか?
川崎稲荷
出ましょう。
嶋田長介
出よう。
川崎稲荷
日本人特有のあいまいな笑みを浮かべてコミュニケーションを取りながら出ます。
纐纈ゆうき
(みつからないし……お兄さんに話しかけてみようかな)
纐纈ゆうき
「あ、あの、電波繋がります?」
川崎稲荷
「え?」
嶋田長介
スマホを見て確認します。
川崎稲荷
足を止めて振り返り、ポケットのスマホを取り出します。
纐纈ゆうき
「なんか……知らない駅で……スマホ通じなくて」
GM
電波の表示はバグっています。
GM
電車を降りてホームに出ると、そこは驚くほど小さく、寂れた無人駅でした。
川崎稲荷
「えーっ。やば。圏外?」
嶋田長介
(スマホではなくカップ酒を取り出そうとしたことに内心焦る)
川崎稲荷
「そちらどうです?」
川崎稲荷
おじさんに聞いてます。
嶋田長介
「あー、うまく表示されてないな。僕は寝ちゃってたんだが、君たちはどうだった?」
纐纈ゆうき
「あたしはダメ……」
纐纈ゆうき
「えっと、この駅で降りる予定でした? きらさぎ……駅……?」
纐纈ゆうき
ホームにかすかにあった駅名を見ました。
川崎稲荷
「いや、俺も寝ちゃってて」
纐纈ゆうき
きさらぎ駅、なんか、どこかで聞いたような。
川崎稲荷
「きさらぎ駅」
川崎稲荷
名前をそのまま読み上げる。
嶋田長介
「きさらぎ駅か。関東にそんな駅あったかな」
専門知識:交通で判定したいです。
GM
いいですが、ちょっとまってくださいね。
GM
みなさん駅名を見ましたね?
川崎稲荷
見ました。
纐纈ゆうき
見ました
GM
ここで共鳴判定をして頂きます。
GM
共鳴判定は、その都度強度の指定があります。
今回は1です。
この強度を判定値として、1以上が出たら成功。共鳴度が上がります。
GM
チャットパレットに{共鳴}DM<= 〈∞共鳴〉ってやつがあると思うので、一旦それをクリックして、<=の後に1と入れてください。{共鳴}DM<=1 〈∞共鳴〉って感じ。
川崎稲荷
1DM<=1 〈∞共鳴〉 (1DM<=1) > [2] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
すみません共鳴感情忘れてました。∞共鳴感情:[恐怖(情念)]です。
GM
誰も持ってないかな。
GM
というわけで、普通に∞共鳴で振ってください。
纐纈ゆうき
ッ……
纐纈ゆうき
1DM<=1 (1DM<=1) > [2] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
稲荷くんはルーツが一致してるっぽいな ルーツ一致知らなかった……
川崎稲荷
(1+1)DM<=1 共鳴判定(ルーツ属性一致) (2DM<=1) > [6, 10] > -1 > 成功数-1 ファンブル!
嶋田長介
1DM<= 1
嶋田長介
1DM<=1 〈∞共鳴〉 (1DM<=1) > [3] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
みんな失敗してるから特に変化はないですね。
GM
稲荷くんはファンブルがあるので、ペナルティがあります。
川崎稲荷
そんな~
川崎稲荷
Choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応] (choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応]) > ダメージ
川崎稲荷
1d3 (1D3) > 1
[ 川崎稲荷 ] HP : 11 → 10
[ 川崎稲荷 ] HP : 11 → 10
GM
なんか怖気かなにかがして、1ダメージが入りました
川崎稲荷
鳥肌がめちゃくちゃ立って痛いぐらいです
纐纈ゆうき
心配そうに見ています
川崎稲荷
腕を学ラン越しに擦って温めています
嶋田長介
なんだか具合悪そうな男子に首をかしげる。
「酔ったのかい?」
川崎稲荷
「い、いや、大丈夫です。なんか寒気が」
GM
で、シマチョウさんが交通で判定ですかね。
GM
OKです、判定どうぞ。
嶋田長介
社会人の嗜みとしての交通知識を発揮するぞ。
嶋田長介
1DM<=6 〈専門知識(交通)〉 (1DM<=6) > [4] > 1 > 成功数1 成功!
GM
すごいぞ社会人!
GM
社会人の知識によると、きさらぎ駅という駅は存在しないです。
嶋田長介
「しかしきさらぎ駅か……関東近郊の駅にはないはずだぞ」
纐纈ゆうき
「えっマジ?」
川崎稲荷
「いや、でもどっかで……」
川崎稲荷
俺も振ろうかな。この専門知識:インターネットで。
嶋田長介
「というか、僕は山手線に乗ったはずなんだが……なんで止まってるんだ?」
GM
どうぞどうぞ。
川崎稲荷
2DM<=7 〈専門知識(インターネット)〉 (2DM<=7) > [10, 2] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
よくわかんなかったです。
川崎稲荷
よくわかんないな……
川崎稲荷
「車庫に入るわけでもなし、何でこんなとこに……」
嶋田長介
「そうだな……。しかも僕らだけで他の客はいないなんてね」
川崎稲荷
「運転手とか車掌さんとか……まさか客が寝てるのを起こさずに帰っちゃうなんてあるかな……」
纐纈ゆうき
「ええ~?どうしよ。マジやばくね……?」
嶋田長介
「運転手を探してみるか。ところで君らはきさらぎ駅に聞き覚えがあるかい? 僕は……」
事情通で判定できますか。
GM
どうぞ
嶋田長介
バイトの噂話を聞いてる力!
嶋田長介
1DM<=7 〈事情通〉 (1DM<=7) > [10] > -1 > 成功数-1 ファンブル!
嶋田長介
なんもきいてねえ~
嶋田長介
Choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応] (choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応]) > ハウリング反応
GM
ファンブルペナルティで、ハウリング反応となります。
GM
情報タブに貼ったものの、いずれかになります。1D6で判定してください。
嶋田長介
1D6 (1D6) > 2
2 視界ノイズ
視界にノイズがかかる。〈観察眼〉で判定を試みるこ とができる。成功した場合、視界の一部がまるで 「文字化け」しているかのように見えることに気づく。
嶋田長介
じゃあ観察眼を振ります
GM
どうぞ。
嶋田長介
2DM<=8 〈観察眼〉 (2DM<=8) > [5, 7] > 2 > 成功数2 ダブル!
GM
ファンブルからダブルしてる。
GM
というわけで、シマチョウさんはきさらぎ駅の文字にノイズが走っているように見えます。
GM
あとなんか、ちょっとjpeg劣化みたいなモヤも感じます。
嶋田長介
「う……老眼か……?」
目をパチパチしばたかせる。
纐纈ゆうき
「おじさん大丈夫?」
嶋田長介
「いや、違うぞ! その看板、変だ! CGの……バグみたいな……君達には普通に読めるのか!?」
川崎稲荷
薬物の2文字が頭の中で明滅しました。
川崎稲荷
「どこかで聞いたことがある気がしたんですけど、いかんせんなんも分からなくて」
川崎稲荷
鳥肌だけがすごい。
纐纈ゆうき
「え?いやぜんぜん……普通だけど……」
纐纈ゆうき
おじさんがちょっとヤバそうだ。自分も何かしないと……
嶋田長介
「おい君達、そんな目で僕を見るな。君……男子くん、君も具合が悪いんだろ」
纐纈ゆうき
その他(SNS発信)で、「きさらぎ駅」の検索を試みます。
GM
どうぞ!
川崎稲荷
「まあ、そうですけど……視界が変とかはないですね」
纐纈ゆうき
2DM<=8 〈その他(SNS発信)〉 (2DM<=8) > [10, 10] > -2 > 成功数-2 ファンブル!
嶋田長介
運、歪んでる。
GM
よくわかんなかったです。
纐纈ゆうき
「う~、スマホぜんぜんつながんないんだけど!」
GM
ファンブルのチョイスをどうぞ。Choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応]です。
纐纈ゆうき
Choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応] (choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応]) > ハウリング反応
纐纈ゆうき
1d6 (1D6) > 3
3 死亡フラグ
自身(または自分たち)の死亡を決定づけるようなセリフを口にし、それにより運命を引き寄せてしまう。
死亡フラグを立てたことにより1D10分(あるいは1D3回分)の間、あらゆる技能の成功数が-1される。
〈*生存〉の成功で無効化できる。
纐纈ゆうき
「はぁ……都内の高校にスポーツ推薦も決まったのに……」
川崎稲荷
「えっ、おめでとうございます」
嶋田長介
「ふうん……前途有望だな」
纐纈ゆうき
「あ、ありがとうございます」
纐纈ゆうき
1DM<=5 〈*生存〉 (1DM<=5) > [3] > 1 > 成功数1 成功!
GM
-1なので失敗っぽいですね
纐纈ゆうき
1d3 (1D3) > 1
GM
生存判定でマイナスしたので、これで終わりですね。
GM
まぁでも、スマホを見ていると、どうもネットにはつながっていることがわかります。
GM
ただし、電話や通話アプリは使えず、GPSも表示がバグっています。
嶋田長介
「さしあたり、僕らが気にするべきは進路より次の駅だな。駅員にでも聞きに行くか?」
川崎稲荷
「駅員さんいるかな?」
川崎稲荷
「ま、とりあえずここにいても仕方ないんで、行きましょう」
纐纈ゆうき
「次の駅……」
纐纈ゆうき
「あ、待ってください。写真とっても良いですか?」
川崎稲荷
「バス停とか……」
川崎稲荷
「写真?」
纐纈ゆうき
スマホを看板に向けます。SNS発信で写真撮影が可能か判定したいです。
GM
どうぞ!
纐纈ゆうき
2DM<=8 〈その他(SNS発信)〉 (2DM<=8) > [10, 6] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
なんかブレッブレでした
嶋田長介
「ほら見ろ! 変なんだあの看板は!!!」
纐纈ゆうき
ブレた写真が撮れた!!!!
川崎稲荷
「まあまあ、まあまあ」
川崎稲荷
「とりあえずほら、次の駅なり、バス停なり、タクシーなり…」
纐纈ゆうき
「え~?!ぜんぜん撮れない……」
川崎稲荷
「帰れる手段を見つけないと」
纐纈ゆうき
「うん……じゃあえっと……どっちに行きます?」
川崎稲荷
「あっ、タクシーだったら割り勘でいいですか?」
嶋田長介
「運転手がいるかもしれない、先頭の方に向かわないか?」
川崎稲荷
「はーい」
纐纈ゆうき
(お父さんが払ってくれるかな……?)
纐纈ゆうき
「は、はい」
GM
先頭車両に向かうと、人影が現れます。
川崎稲荷
おっ。
纐纈ゆうき
「あっ」
???
「あ……、みなさん、電車で寝てた方……ですよね?」
纐纈ゆうき
「えっ、あっ、はい」
纐纈ゆうき
(ずっといたの……?)
纐纈ゆうき
「あなたは……?」
嶋田長介
「僕らの寝顔を見たということは、君は寝ていなかったのか?」
川崎稲荷
運転手さんには見えないかな。
???
「私も寝ていたんですが、皆さんより先に起きて……」
川崎稲荷
お仲間だ。
???
「あたりを見ていたんですけど、ちょっと変ですよね、ここ」
嶋田長介
「ああ、変だ。看板も変に見えるだろう?」
???
「ああ、きさらぎ駅って書いてましたね」
纐纈ゆうき
「そ、そうなんです!スマホもつながらないし……!お姉さんもですか?」
???
「私はネットにはつながるんですけど……」
???
「みなさんは?」
纐纈ゆうき
「えっまじ!?」思わず素が出る。
嶋田長介
「…………」
文字がバグって一人だけ看板名がうまく読めていなかったはずなので沈黙します。
GM
ネットには全員繋がります。
川崎稲荷
「繋がりはするっぽいですね」
川崎稲荷
「あっ、じゃあタクシー……呼ぼうにも、場所が分からないのか」
纐纈ゆうき
「え~そうなの?なんかうまくいかないっすよ……?」訝しげ。
川崎稲荷
きさらぎ駅、何県とかで検索かけてます。
GM
ちょっとここで、全員に調査か知覚で判定して頂きましょう。
嶋田長介
「ネットには繋がるが、うまく機能しないな。警察に電話……いやそれはよくない」
纐纈ゆうき
「っていうかあたし乗ってたの山手線に乗ってたんじゃないんだよな……」
川崎稲荷
1DM<=6 〈*調査〉 (1DM<=6) > [9] > 0 > 成功数0 失敗!
川崎稲荷
なんにもわかりません
纐纈ゆうき
1DM<=2 〈*調査〉 (1DM<=2) > [2] > 1 > 成功数1 成功!
嶋田長介
1DM<=6 〈*知覚〉 (1DM<=6) > [2] > 1 > 成功数1 成功!
川崎稲荷
俺はこんなにインターネットに詳しいのに!?
???
ゆうきさんとシマチョウさんは、女性が持っているのがガラケーということに気が付きます。若い女性にしては、ちょっとめずらしいかもしれません。
纐纈ゆうき
「……あれ?お姉さんガラケーだ。かわいいよね」
???
「え? ああ、ありがとうございます。 色が気に入ってるんです」
嶋田長介
(今時めずらしいな……)
全体のファッションにも目をやって時代感を確認したいです。
嶋田長介
観察眼で判定したい
GM
どうぞ!
嶋田長介
2DM<=8 〈観察眼〉 (2DM<=8) > [8, 4] > 2 > 成功数2 ダブル!
???
シマチョウさんは、どうも女性のファションが全体的に古いことに気が付きます。
嶋田長介
知識は微妙でも懐かしさは感じた。
???
ガラケーにストラップもじゃらじゃら付いています。
???
ビジネス用ならそういう感じにはしなさそう。
嶋田長介
「…………。ところで、お姉さんと男子くん、あなたはいつどこの路線に乗ったのかな。僕は山手線だが、女子くんは違うらしい」
川崎稲荷
「俺は総武線です」
???
「ていうか、自己紹介しません? なんて呼んだらいいかわからないので……」
川崎稲荷
「あ、そうですか?」
嶋田長介
「ああ……僕は嶋田長介だ」
川崎稲荷
「川崎と言います」
纐纈ゆうき
「あ、あたしはこうけつです」
纐纈ゆうき
「……纐纈ゆうきです」
川崎稲荷
「どう書くんですかそれ?」
川崎稲荷
あんまり聞かない名字だ。
纐纈ゆうき
「えっと……糸へんに……あ~、これです」スマホをみせた。
はすみ
「難しい字……」
川崎稲荷
「習字の時とか大変そう」
纐纈ゆうき
「ゆ、ゆうきで大丈夫ですよ」
はすみ
「私ははすみです。 遠州鉄道に乗ってました」
纐纈ゆうき
「細筆つかってもグチャーなりました」
嶋田長介
「子ども泣かせな名字だな。まあ子供は名前で悩みがちなもんだ。僕もシマチョウと呼ばれることが嫌だった時期がある」
川崎稲荷
「遠州鉄道」
はすみ
「静岡の電車で……」
はすみ
「みんな全然違いますね……」
嶋田長介
何か情報が得られるなら、交通知識で判定したいです。
纐纈ゆうき
「あたしは常磐線で……」
川崎稲荷
「お互い乗り入れ……てるわけないっすよね」
纐纈ゆうき
「いや普通にありえないっしょこれ」
GM
交通知識だと、今はこんな田舎で東京と静岡がつながるわけね~ くらいしかわかんないかも そのままわかっていいです。
纐纈ゆうき
(シ、シマチョウ……)
川崎稲荷
「寝てる間に誘拐されたとか? ははは」
嶋田長介
「こんな場所で東京と静岡が繋がるわけはないな」
嶋田長介
「……大人の僕が言うのはどうかと思って言わないできたが……怪談めいてきたぞ」
はすみ
「そう言われてみれば……」
纐纈ゆうき
「お姉さん、ネットつながるんですよね?何かわかりました?」
お姉さんに近づいてスマホをみせてみたいです。魅了で判定できますかね?
はすみ
見せるだけなら普通に見せていいですよ。
纐纈ゆうき
見せます~!
はすみ
「う~ん」
纐纈ゆうき
お姉さんにぐっと近づいて、画面を見比べるように見せます。
はすみ
触りますね、と一言断って、特に操作に困った様子もなくスマホをすいすい操作します。
はすみ
「やっぱり電話はできないけど、ネットはできるみたいですね。 でもマップとかはダメ……」
はすみ
「……ネットには繋がるわけだから、SNSとか掲示板で情報探してみませんか?」
纐纈ゆうき
「ね~。マップだめなんですよお」
嶋田長介
「いわゆる『神隠し』みたいだ。はすみさん、君はここに何年もいるわけじゃないよな? 服もストラップも随分懐かしいものだ……」
纐纈ゆうき
「じゃあインスタにアップしてみようかな?コメントつくかも」
纐纈ゆうき
SNS配信で判定したいです。
はすみ
「私はさっき電車を下りたばっかりですし……」
はすみ
「何が何やら……」
GM
そうですね、では、共鳴者は各自、SNS や掲示板、あるいは動画配信サイトなどに現状を実況することができます。
GM
実況には適した技能を使用してください。
川崎稲荷
SNSで聞いてみるか~。
纐纈ゆうき
インスタにさっきのブレブレ写真と駅名をあげます!
川崎稲荷
専門知識:インターネットで!
GM
各自いい感じに判定しちゃってください。
川崎稲荷
2DM<=7 〈専門知識(インターネット)〉 (2DM<=7) > [10, 8] > -1 > 成功数-1 ファンブル!
川崎稲荷
もうインターネットやめろ
GM
またファンブルしてる……
嶋田長介
身バレか炎上
纐纈ゆうき
2DM<=8 〈その他(SNS発信)〉 (2DM<=8) > [3, 8] > 2 > 成功数2 ダブル!
川崎稲荷
Choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応] (choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応]) > ダメージ
川崎稲荷
1d3 (1D3) > 2
[ 川崎稲荷 ] HP : 10 → 8
嶋田長介
シマチョーは5chでスレ建てするか
川崎稲荷
ここめちゃくちゃ寒いな……
纐纈ゆうき
「写真あげれた。『ここどこ?きさらぎ駅……』っと」
嶋田長介
スレたてはしない。5chの適当なスレで聞きます。知識で判定していいですか
嶋田長介
あんまりそれっぽい技能がなかったので
GM
知識だと何の知識を使うか、みたいな説明欲しいかも。
嶋田長介
あー、じゃあ観察眼でうまいこと手がかりとかを見て実況にやくだてたい
GM
どうぞ!
嶋田長介
2DM<=8 〈観察眼〉 (2DM<=8) > [1, 10] > 1 > 成功数1 成功!
GM
というわけで、全員の成功数の合計が3ですね。
嶋田長介
「それよりちょっと聞いてくれよ>>1よ…と」
GM
ここで、【ネット実況信用値】というゲージが出てきます。
GM
判定した全員の「成功数」を、【ネット実況信用値】に加算します。
今回は3ですね。
纐纈ゆうき
写真のほか、真っ黒な画面に「マジやばいんだけど」「GPS死んでる」「ここどこ~?」「知ってる人教えて><」という画像も追加でアップしている。早い。
GM
ネット信用値は3
3 ちらほら信じる人が現れはじめる。
川崎稲荷
SNSで質問してみたけどRT数が0でスパムのリプだけがただついてます。
GM
というわけで、ゆうきさんとシマチョウさんはちらほら信じてくれる人が現れています。
はすみ
はすみもスマホを覗き込んだりして、「あっ、リプが付いた」などと喜んでいます。
嶋田長介
「俺にはうまく読めないが、きさらぎ駅という看板だと同行者が言っている。教えてクレメンス……と」
川崎稲荷
これ以下なのか……
嶋田長介
とってつけたネット語以下
川崎稲荷
俺はインターネットをやめるべきかもしれない
纐纈ゆうき
きさらぎ駅の情報がインスタにコメントされるかSNS発信で判定したいです。
GM
どうぞ!
纐纈ゆうき
2DM<=8 〈その他(SNS発信)〉 (2DM<=8) > [4, 5] > 2 > 成功数2 ダブル!
GM
ダブルなら~ウィキペディアのURLとか貼られちゃいましょうか。
GM
友達が「これじゃね?」と教えてくれました。
纐纈ゆうき
「あっなんかきた……えっ、都市伝説ぅ……?」
みんなに画面を見せる。DMでWikipediaのスクショが来ている。
はすみ
「と、都市伝説……?」
嶋田長介
「なんだい、検索すれば出てくるくらい有名なのか? 灯台下暗しだ……」
川崎稲荷
「あ~! なんか聞いたことがある気がすると思ったら!」
川崎稲荷
でもなんもわかんないです
纐纈ゆうき
「えっと……存在しない駅……で、出られなくな……あれ?」
嶋田長介
「まあ、僕はネットをあまりやらないからな。川崎君もその口だろ?」
川崎稲荷
「えっ」
纐纈ゆうき
「これ……あの……『はすみ』って……あ、あるんですけど……」
ページには『はすみ』が最初に迷い込んだ、と書いてある。
GM
まぁあんまり分かってもあれなんで、途中で画像が急に劣化し始めたりしましょうか。
川崎稲荷
…………になっています
はすみ
「えっ……?」
はすみ
「私が……?」
纐纈ゆうき
……どうしていいかわからず、首をゆるく傾げる……
纐纈ゆうき
リロードすると、画像が見えなくなった。
はすみ
「あっ、画像が……」
纐纈ゆうき
「えっ、え?……なにこれ……」スマホと『はすみ』を見比べる。
川崎稲荷
「そういえば、さっきガラケーが古いとか、なんとか」
川崎稲荷
と、嶋田さんのほうを見ます。
嶋田長介
「ああ……さっきも言ったがはすみさん、格好が古いぞ。ちょうど、そう、そのきさらぎ駅が話題になった時代みたいじゃないか?」
はすみ
「えっ……?」
GM
などと話していますと、ガタン、と音がします。
纐纈ゆうき
「ひっ?!」音の方を見ます。
嶋田長介
身構えます。
纐纈ゆうき
完全に怯えています。
川崎稲荷
ぱっとそっちを見る。
川崎稲荷
インターネットでだれにも相手にされないことより…分かりやすい変化があったほうが嬉しいからです。
GM
乗ってきた電車が、ガタン、ガタン、と動き出しました。
GM
そのまま走り去ってしまいます。
川崎稲荷
「え」
纐纈ゆうき
「えっ……あ?!」
川崎稲荷
「あれっ!?」
はすみ
「電車が……」
嶋田長介
「運転手席を確認するのを忘れていた! ネットにかまけたせいで!」
纐纈ゆうき
「ウソ~~~~~~~~~?!!!?!1?!」
川崎稲荷
「運転手さ~ん! ちょっと!」
嶋田長介
「………まあ、運転手なんていたとは限らないけどな」
川崎稲荷
「あ~……」
はすみ
「あ~~あ~~~……」
川崎稲荷
「何か……都市伝説的なやつなんですもんね……」
GM
電車はすっかり見えなくなってしまいました。
川崎稲荷
あ~……
はすみ
「取り残されましたね……」
嶋田長介
とか言いながら、スマホをいじります。
その都市伝説ではすみという人物は、いい奴なのか悪い奴なのか、生還者なのか犠牲者なのか、ネットに聞いてみたい。
嶋田長介
判定が必要なら、洞察か危機察知でできますか
GM
判定成功したら、ネット実況信用値がその分上がります。それで大丈夫ならOKです!
嶋田長介
じゃあ振ります……
GM
どうぞ!
嶋田長介
2DM<=8 〈危機察知〉 (2DM<=8) > [1, 4] > 3 > 成功数3 トリプル!
GM
ネット実況値が6になりました!
川崎稲荷
ヤバ~
嶋田長介
僕の才能はインターネットうま男だったのか……?
川崎稲荷
そうかも……
GM
4を超えたので、∞共鳴感情:[自己顕示(欲望)]で全員判定してください。
嶋田長介
みなを危険にさらしたので逆にへた男だったかもしれない
纐纈ゆうき
「マジでやだ。無理。帰りたい……」しゃがみ込んでいます。
川崎稲荷
1DM<=1 〈∞共鳴〉 (1DM<=1) > [3] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
すみません、強度言ってなかったですね。
GM
強度はネット実況値を使用してください。
GM
今回は6です。
川崎稲荷
うわっ、成功してる。
嶋田長介
僕がバズらせすぎたせいで
纐纈ゆうき
(1*2)DM<=6 (2DM<=6) > [1, 7] > 2 > 成功数2 ダブル!
嶋田長介
1DM<=6 〈∞共鳴〉 (1DM<=6) > [4] > 1 > 成功数1 成功!
川崎稲荷
バズメーカー嶋田長介
[ 纐纈ゆうき ] 共鳴 : 1 → 3
[ 嶋田長介 ] 共鳴 : 1 → 2
[ 川崎稲荷 ] 共鳴 : 1 → 2
川崎稲荷
共鳴しまくり
嶋田長介
これだけ犠牲を払ったんだから、都市伝説的にははすみさんを信用していいかどうかわかる……といいな
GM
そうですね。なんか行方不明になった人ってことがわかります。信用するかどうかはあなた次第……。
GM
シマチョウの書き込みをきっかけに、だんだん全員の投稿がバズりはじめます。
嶋田長介
「なんだかすごいバズになっちゃったぞ。だが……はすみさん、あなたは行方不明になっているはずだ。インターネットによれば」
川崎稲荷
あっ!あんなに見向きもされなかった俺の投稿も!
纐纈ゆうき
「通知めっちゃくる……」
川崎稲荷
自己顕示欲が刺激される~。
GM
RTがされ初め、リプも来ています。
はすみ
「私が……行方不明に……?」
川崎稲荷
すごい!答えきれないぐらい人間からのリプライが!
はすみ
「そう言われても……なんと言ったらいいのか……」
はすみ
困惑している様子です。
はすみ
「明日も仕事だし、普通に家に帰りたいんですけど……」
纐纈ゆうき
「どうします……?とりあえず……駅出て……電車が行った方向に行けば、とりあえず皆の元の場所には近づきますよね……?」
川崎稲荷
「そうすね、線路沿いに歩けば……車庫なり駅なりには……」
嶋田長介
「スタンドバイミーか」
はすみ
「ここにいても仕方ないですしね」
纐纈ゆうき
あんなにくっついていたのだが、はすみとはなんとなく距離を取っている。
はすみ
「少年達じゃないけど線路を歩きますか」
纐纈ゆうき
(?という顔をしている)
嶋田長介
「とはいえ、線路を歩く前に、僕は駅を探索したい」
川崎稲荷
「そういやちょうど四人ですね」
纐纈ゆうき
「え、線路ヤバくないすか?ひかれません……?」
嶋田長介
「橋の上とかでなければ横に避けられるさ。スタンドバイミーでは橋の上だったけどね」
はすみ
「線路脇なら大丈夫でしょう」
GM
駅を探索はOKです。
川崎稲荷
「じゃあ駅、ちょっと見てみますか」
川崎稲荷
なんかめちゃくちゃ寒いし、カイロとかあると助かるな。ないか…
纐纈ゆうき
「スタンドバイミーってなに……?」
嶋田長介
「探索のまえに。はすみさんと一緒にいるべきかどうか決めないか」
纐纈ゆうき
「あ、あたしも温かい飲み物ほしい……」
川崎稲荷
「そういう有名な映画があって」
川崎稲荷
「え?」
はすみ
「えっ」
纐纈ゆうき
「へえ~……映画なんだ。」
川崎稲荷
キョトンとした顔で嶋田さんを見ます。
纐纈ゆうき
「え……」
嶋田長介
「君は……いや都市伝説の中での『はすみ』は行方不明になったんだろ。それと同じ名前の人間のそばにいたいかってことだよ」
はすみ
「状況として疑うのはわかりますけど……」
はすみ
「あの……私も怖いので……一緒にいてくれると嬉しいんですが……」
纐纈ゆうき
「…………正直言って怖いですけど……置いてくって難しくないですか……?」
川崎稲荷
「怖いこと言うなあ」
纐纈ゆうき
「偶然の一致かもしれないし……、もしかして、もしかしてですよ?あたしたちのほうが飛ばされてきたんだとしたら……」
川崎稲荷
「確かに行方不明になった人が実は怪異に取り込まれて……とか、映画ではある話かもしれないですけど」
纐纈ゆうき
「逆に部外者はこっちってことにならないっすか……?」
川崎稲荷
「それに、逆に目の届かない場所にいられた方が怖くないですか?」
はすみ
不安そうな顔で3人を見ています。
纐纈ゆうき
(頷いている)
川崎稲荷
「不意打ちし放題みたいな……」
はすみ
「しませんって……」
嶋田長介
「なるほどね……僕は推薦の決まった高校も、将来の進路もない。若い君らの意見に従おう」
纐纈ゆうき
(感じ悪ッ)
川崎稲荷
笑ってる。
川崎稲荷
「まあ、なるようになりますよ」
はすみ
「あの……心配なら手とか縛ってくれてもいいので……」
川崎稲荷
「いや、いや、大丈夫」
嶋田長介
「僕はそんな趣味はないよ」
川崎稲荷
「一緒に頑張って帰りましょうよ」
はすみ
「そうですか……?」
川崎稲荷
むしろ怪異のほうが面白いし……
はすみ
「はい……帰りたいです……」
纐纈ゆうき
「セクハラですよそれ」
GM
そんな変な雰囲気になったところで、駅の周りを調べるなら、〈*調査〉か〈*知覚〉で振ってください
嶋田長介
「これは失敬(中学生は多感だな……)」
川崎稲荷
1DM<=6 〈*調査〉 (1DM<=6) > [8] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
よくわかんなかったです。
嶋田長介
1DM<=6 〈*知覚〉 (1DM<=6) > [5] > 1 > 成功数1 成功!
川崎稲荷
よくわかんないです
纐纈ゆうき
1DM<=2 〈*調査〉 (1DM<=2) > [7] > 0 > 成功数0 失敗!
川崎稲荷
俺はずっとよく分からない。
GM
ゆうきさんもよくわかんなかったです。
纐纈ゆうき
真っ暗でなにも見えない……
纐纈ゆうき
わかんないね~って顔で川崎を見た。
GM
シマチョウさんは、視認できる範囲に人家などは全く無く、遠くに山があり、駅周辺には草原のような空間が広がっていることが分かりました。
川崎稲荷
寒いっすねえ~。
嶋田長介
「全然人影がないな。それに、遠くには山で回りは草原。まともじゃないぞ」
纐纈ゆうき
「寒いですね……おしるこ飲みたい……」
嶋田長介
「本来駅員がいるべき場所にも誰もいない」
はすみ
「わ~田舎……」
川崎稲荷
「そもそも駅が建ちそうな場所にも見えないですよね」
川崎稲荷
「俺はもうずっとサブイボ出てる」
纐纈ゆうき
「あたしの地元より田舎だ……」
嶋田長介
「僕はずっと視界が変だ」
はすみ
「……寒いし、移動しましょう」
纐纈ゆうき
「じゃあ、線路ですかね……?」
川崎稲荷
「歩いて体動かしたほうがあったまるでしょうしね」
川崎稲荷
うんうん。
嶋田長介
「自販機とかないのかね」
探索中になかったですか。
はすみ
「轢かれないように、ちょっと脇歩いていきましょう」
GM
自販機もなかったです。
纐纈ゆうき
「う~。段差こわあ……」
纐纈ゆうき
こわごわホームから降りている。
GM
といった感じで、本日はここまでにしましょう!
川崎稲荷
はーい!
纐纈ゆうき
はーい!!
川崎稲荷
お疲れさまでした。
嶋田長介
身体6を生かして無駄にさっそうと線路に降りて終わり。
纐纈ゆうき
お疲れ様でした。
嶋田長介
お疲れ様でした!
川崎稲荷
インターネットの判定に失敗し続けて悲しかったので、嶋田さんのバズに乗っかって自己顕示欲を満たそうと思います(よくない)

GM
次回予告!
GM
1959年の夏、オレゴン州の田舎町。12歳の少年4人は、性格も個性も異なっていたが仲良しで、いつも一緒に遊んでいた。そんなある日、行方不明の少年の死体が線路上に放置されているとの噂を聞きつけた──
GM
乞うご期待!!
嶋田長介
ウェンザナイッ
纐纈ゆうき
ディスコーン

GM
前回までのあらすじ!
GM
線路に下りました。
はすみ
というわけで、はすみも恐る恐る線路に下りています。
川崎稲荷
橋がないように祈りましょう。
はすみ
てくてく。
纐纈ゆうき
「橋、無理……」
嶋田長介
「ホームから線路に侵入することに憧れたことがあったのを思い出したよ。いやな夢の叶い方だ」
川崎稲荷
「俺はけっこうワクワクしてます」
纐纈ゆうき
「……私もちょっと」
川崎稲荷
非常時だから反社会的行動が許されることに……
はすみ
「そんな夢持っていたんですね……」
纐纈ゆうき
「線路ってけっこうデッカイんだな~って……」
嶋田長介
線路に目を近づけてちょっと調べてみたいです。使われ具合とか。
川崎稲荷
「あ、これがホームの下の空洞かあ。
 線路に落ちたらここに入ると魅かれないって言いますよね」
纐纈ゆうき
「そうだ……はすみさん」
GM
いいですよ。何で判定しますか?
はすみ
「はい……?」
嶋田長介
観察眼つかえますか
GM
どうぞ!
嶋田長介
2DM<=8 〈観察眼〉 (2DM<=8) > [8, 9] > 1 > 成功数1 成功!
纐纈ゆうき
「『今来た』ってさっき言ってましたけど、今って、何年です?」軽く、聞いてみる。川崎のお兄さんを挟んで。
川崎稲荷
間に挟まれてます。
GM
成功ですね。 線路の使われ具合はまぁ~私鉄ならこんなもんかな、という感じです。
纐纈ゆうき
おじさんが線路見てるのを横目で見てる。
川崎稲荷
線路見てるなあと思ってます。
はすみ
「今は……」
はすみ
「今……」 ガラケーを見ます。
はすみ
「20……22年ですよね」
纐纈ゆうき
「……!!、そ、そうです!」
川崎稲荷
「…もしかして、自分じゃ思い出せなかった感じですか?」
はすみ
「! ……は、はい……ちょっと自信がなくて……」
纐纈ゆうき
「……え……?」
川崎稲荷
「いや、いまケータイで確認したなって思って」
嶋田長介
「じゃあ、はすみさん。今の「年号」は?」
はすみ
「年号……って……」
嶋田長介
携帯カレンダーには表示されていない、こともある。
「ネットで調べるのはダメだよ」
はすみ
不安げな顔で見返す。
はすみ
はすみの携帯には表示されていない。
川崎稲荷
「別に答えられなかったら置いていくってことはないんで、分からないなら分からないでいいんですよ」
はすみ
「……平成……じゃ、ないんですか……?」
纐纈ゆうき
(同じ年だったら……行方不明の『はすみ』じゃない、って言えると思ったのに。安心したかっただけなのに。)
纐纈ゆうき
「……っ……」
纐纈ゆうき
「ま、マジ……?」男性陣二人を見比べる。
川崎稲荷
「いや~、僕ワクワクしてきました」
嶋田長介
「懐かしいなあ、平成。僕たちがきたのはレイワだよ」
纐纈ゆうき
「えええ~!?」
はすみ
「レイワ……天皇が変わったんですね……」
川崎稲荷
「そうそう!」
纐纈ゆうき
「はい、あたしも、レイワ四年……」
はすみ
「2022年でレイワ4年……4年も……」
川崎稲荷
「俺も俺も」
嶋田長介
「線路には特に変なところはない。古すぎず、新しすぎない。でもはすみさんは変な所だけだな」
線路を見ていた這いつくばった姿勢から立ち上がります。
纐纈ゆうき
「え~っどうしよう。どうしよう?怖いんだけど。冗談じゃなくて?」
GM
シマチョウさんが立ち上がって、一行が歩き始めると。
GM
駅から離れた距離に比例するように、徐々に周囲の風景が霞んでくる。
川崎稲荷
「おっ」
川崎稲荷
「おおお~?」
GM
目が霞んでいるのか?と思うこともできるくらい。
川崎稲荷
疲れ目かな……インターネットのやりすぎで……
嶋田長介
「また視界がおかしくなってきたぞ……!」
纐纈ゆうき
「ゴメンなんか……なんか見えくなってきたんだけど!」
纐纈ゆうき
写真を適当に撮った。
GM
そうして、どこからか太鼓と鈴を鳴らすような音が聞こえてくる。
纐纈ゆうき
「えっ……!?」
GM
皆さん、知覚で判定お願いします。
纐纈ゆうき
「太鼓の音聞こえない?!」ビビっている。
川崎稲荷
妙だな…こんな時間に祭りの音……?
川崎稲荷
1DM<=2 〈*知覚〉 (1DM<=2) > [3] > 0 > 成功数0 失敗!
嶋田長介
「聞こえる。祭囃子ってのはなんでこう不気味なんだ」
纐纈ゆうき
1DM<=5 〈*知覚〉 (1DM<=5) > [10] > -1 > 成功数-1 ファンブル!
嶋田長介
1DM<=6 〈*知覚〉 (1DM<=6) > [3] > 1 > 成功数1 成功!
GM
では、ゆうきさんファンブルのチョイスお願いします。
GM
ダメージが出たみたいですね。
纐纈ゆうき
1D3 (1D3) > 2
[ 纐纈ゆうき ] HP : 15 → 13
GM
2点ダメージです。こけたりしたのかも。
纐纈ゆうき
ひっ……
川崎稲荷
「あ~、危ない」
纐纈ゆうき
驚いて、尻餅をつく。手を何かで切った。
川崎稲荷
暗いですから気を付けて。
纐纈ゆうき
「ったあ……」
嶋田長介
「おい、気をつけたほうがいい。消毒のためにアルコールならあるが……」
エプロンのポケットの中からカップ酒を出す。
纐纈ゆうき
「暗いっていうかモヤモヤして……」起き上がる
纐纈ゆうき
「そ、それ効くんですか?」
川崎稲荷
逆に雑菌とか入っちゃわないかなあ?
嶋田長介
「口はつけてないぞ。ないよりはいいんじゃないか? まあ使わないならそれでもいい」
纐纈ゆうき
「じゃあ……」手を出した。
嶋田長介
「よし」
カップ酒の蓋を開けてビシャビシャ手にかける。
「僕のおごりだ」
纐纈ゆうき
「くさっ……」
はすみ
「すごいお酒の匂いがする……」
纐纈ゆうき
「あ、ありがとうございます……」(お酒くさい……)(手をハンカチで拭いている)
嶋田長介
「酒は幽霊を祓うって言うからいいだろう。寒くて飲みたい人がいたらあげるよ」
GM
さて、成功したシマチョウさんですが。
GM
後ろから。
纐纈ゆうき
「そうなんだ、そしたら、よかったかも」怖いの苦手
みたい。
川崎稲荷
「未成年なんで……」
GM
「線路を歩いたら危ないよ」
GM
という声が聞こえます。
嶋田長介
「誰だ!?」
飛びす去って振り向きます!
纐纈ゆうき
「?!ど、どしたのおじさん!?」
川崎稲荷
声は聞こえてないのでびっくりしてます。
GM
声に気が付いたシマチョウさん、あるいはシマチョウさんにつられた人が振り向くと。
GM
そこに「片足だけの老人」が立っている。
嶋田長介
「うおっ……!」
纐纈ゆうき
「ひっ」
川崎稲荷
「わっ……」
纐纈ゆうき
「きゃああああっ」
GM
はい!ここで共鳴判定お願いします。
纐纈ゆうき
川崎くんの後ろに隠れます。
共鳴判定(強度X/上昇1)∞共鳴感情:[恐怖(情念)]
※強度は現在の「ネット実況信用値」と同じ。
GM
稲荷くんルーツ一致ですね!
川崎稲荷
(2+1)DM<=6 共鳴判定(ルーツ属性一致) (3DM<=6) > [2, 8, 2] > 2 > 成功数2 ダブル!
[ 川崎稲荷 ] 共鳴 : 2 → 4
川崎稲荷
ひえーっ
嶋田長介
2DM<=6 〈∞共鳴〉
嶋田長介
2DM<=6 〈∞共鳴〉 (2DM<=6) > [5, 5] > 2 > 成功数2 ダブル!
纐纈ゆうき
3DM<=6 〈∞共鳴〉 (3DM<=6) > [10, 2, 2] > 1 > 成功数1 成功!
GM
みんな成功しましたね!
[ 嶋田長介 ] 共鳴 : 2 → 4
[ 纐纈ゆうき ] 共鳴 : 3 → 4
GM
共鳴判定に成功した人には、何者かの思念が頭の中に流れ込んできます。
GM
「消えたくない……キエタク……ナイ……」
川崎稲荷
こいつ……脳内に直接……!?
纐纈ゆうき
気持ち悪くて口元を抑えています。
嶋田長介
「……おっさん、誰だ」
具合の悪さをこらえて話しかけます。
川崎稲荷
果敢だ。
GM
老人は、じっと嶋田の顔を見る。
GM
そうして、すっと消えた。
川崎稲荷
「あっ」
纐纈ゆうき
「えっ……?!」
川崎稲荷
「……」
嶋田長介
「おい! じじい!」
川崎稲荷
「電車に轢かれた霊とかですかね?」
纐纈ゆうき
「えっ……いまの……いたよね?!」
はすみ
はすみも青い顔で震えています。
纐纈ゆうき
「なんでそんな平気なんですか!?!?」
川崎稲荷
「いや、なんか、めったにないことだから……」
はすみ
「めったにないことって……」
川崎稲荷
「できるもんじゃないですよ、こんな体験!」
纐纈ゆうき
「ずっとないことがおきてますけど?!」
はすみ
ドン引きしています。
嶋田長介
「…………消えたくないってのも、あのじいさんの声なのだろうか」
川崎稲荷
引かれているのを感じてそんな~ってなってます。
川崎稲荷
「そこは分からなかったですね」
纐纈ゆうき
「みんな聞こえたんですね、キエタクナイって……」
纐纈ゆうき
「おじいさんの声聞いてないし……」
川崎稲荷
「聞こえた聞こえた」
嶋田長介
「死人の願いとしてはちょっと妙な気もするね」
川崎稲荷
「そうそう、俺も頭の中の声だけだから」
嶋田長介
「そうか、あのじいさんの声を聴いたのは僕だけか」
老人の声と脳内の声を比べることはできますか?
GM
できるかな 何かで判定成功したら分かる感じにしましょう。
嶋田長介
聞き耳でできますか
GM
どうぞ!
嶋田長介
2DM<=8 〈聞き耳〉 (2DM<=8) > [10, 9] > -1 > 成功数-1 ファンブル!
GM
ファンブルチョイスどうぞ
嶋田長介
Choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応] (choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応]) > ダメージ
嶋田長介
1D3 (1D3) > 2
[ 嶋田長介 ] HP : 16 → 14
GM
では、声を比べようとしたら、何か頭にノイズが走ったように頭痛がします。
嶋田長介
「ううう……」
耳と頭が痛くて、うめいてしまった。
纐纈ゆうき
「おじさん大丈夫?!」
嶋田長介
「大丈夫だ……だけど、じいさんの声をよく思い出せない」
川崎稲荷
「嶋田さん、先に反応してましたもんね。『誰だ!?』って」
川崎稲荷
「いや~、怖いなあ」でも声はウキウキしてる。
纐纈ゆうき
「う~、やばいよ。ここ居たくないですよ~!早く先行きません……?」
嶋田長介
「そう、『線路を歩いていたら危ない』と言っていたはずなんだ」
川崎稲荷
「ああ……」
はすみ
「まぁそりゃ危ないでしょうけど……」
はすみ
「私も怖いし、先に進みたいです……」
川崎稲荷
「やっぱり電車に轢かれて死んだ人だったのかな」
嶋田長介
「……でも、今のもネット実況のネタになるかな」
川崎稲荷
「そうしましょう。線路はちょっと避けますか」
嶋田長介
「電車が近づいてきたらいつでも逃げられるようにしておこう。線路が震えるはず……スタンドバイミーではそうだった」
川崎稲荷
擦るなあ~。
纐纈ゆうき
「え……じゃあ、どこいくんですか……?」
纐纈ゆうき
「観てないです」
はすみ
「来た方か、反対か……」
川崎稲荷
「このまま進むでいいですけど、線路の上を歩くのはやめましょうよって」
嶋田長介
「祭囃子に向かってもいい」
川崎稲荷
危ないからね。
はすみ
「近い方がいいな……どっちかわかんないけど」
はすみ
「そうですね、線路の上はやめて、ちょっと横歩きましょう」
纐纈ゆうき
「あ、そういうことですか……」
川崎稲荷
「そそ」
川崎稲荷
線路歩きを満喫しました。
纐纈ゆうき
線路をよけて、皆の後ろをついていきます。
GM
なんかふんわり祭囃子の方向に歩いて行く感じかな。
嶋田長介
「駅に戻っても仕方ない。離れる方に行こう」
川崎稲荷
「はーい」
はすみ
「はい……」
嶋田長介
線路沿いを駅から離れる方へ。
川崎稲荷
行くぞ~。
GM
しばらく線路沿いを歩いていくと。
纐纈ゆうき
「あ」
GM
トンネルが現れました。
GM
皆さん、知覚で判定お願いします。
嶋田長介
1DM<=6 〈*知覚〉 (1DM<=6) > [4] > 1 > 成功数1 成功!
GM
あ、観察眼ならダイスボーナス+1です。
纐纈ゆうき
1DM<=5 〈*知覚〉 (1DM<=5) > [2] > 1 > 成功数1 成功!
川崎稲荷
1DM<=2 〈*知覚〉 (1DM<=2) > [3] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
稲荷くんはよくわかんなかったです。
川崎稲荷
よくわかんないです
GM
シマチョウさんとゆうきさんは、トンネルの名前がかすれて読めないことに気が付きます。
川崎稲荷
ウキウキしてるのでトンネルの名前とか見ずにさっさと先に進もうとしてます。
纐纈ゆうき
「……トンネルの名前読めなくね?」
嶋田長介
「そうだな。きさらぎ駅にはちゃんと名前があったのにね」
川崎稲荷
「えっほんとですか?…ほんとだ」後ろ歩きで戻って確認。
はすみ
「私……読めます……」
纐纈ゆうき
別に今までトンネルの名前を意識したことはなかったが、妙な感じを受ける。
纐纈ゆうき
「えっ……?」
纐纈ゆうき
「なんて……書いてるんです?」
はすみ
「イサヌキ……? イタリアの伊に、佐賀県の佐、つらぬくの貫……って書いています」
纐纈ゆうき
「いさぬき………、し、しらね~~~……」
川崎稲荷
言われて目を凝らすけど、やっぱり見えない。
纐纈ゆうき
地理の成績も悪い。
嶋田長介
「いさぬき……伊佐貫か。少し現実的なネーミングだ」
はすみ
「あの、トンネルの名前をネットの人に聞いたら、現在地わかりませんかね……?」
纐纈ゆうき
「……そう、ですね……」
川崎稲荷
「おっ、そうですね」
纐纈ゆうき
トンネルの写真を撮りました。
嶋田長介
「ゆうき君。ネットに画像を上げるのはいいが、僕は映らないようにしてくれよ。僕はあまり世間にバレたくないというか……」
纐纈ゆうき
疑う人用に、動画も撮りはじめた。
GM
実況してもいいかなと思ったら、なんらかの技能で判定してください。
嶋田長介
「ぶっちゃけてしまえば、仕事の途中でサボって抜けた身でさ」
嶋田長介
自分が着ているスーパーの店員制服であるエプロンと、カップ酒の入っていたポケットを見下ろし、ため息を吐いた。
纐纈ゆうき
「……え?なんでですか?」もしかして犯罪者……?
川崎稲荷
「あ~」
纐纈ゆうき
「なんだ~~~~~~。おどろかさないでくださいよお。しょうもな」辛辣になってきた。
はすみ
「言われてみれば、店員っぽい格好……」
纐纈ゆうき
動画と写真をアップしたいです。その他のSNS発信で判定お願いします
はすみ
「たしかにしょうもないですけど、真実は時に人を傷つけますよ」
嶋田長介
「…………」
窃盗をしたので犯罪者ではあるが、沈黙した。
川崎稲荷
当たりが強い。
GM
判定どうぞ!
纐纈ゆうき
2DM<=8 〈その他(SNS発信)〉 (2DM<=8) > [3, 6] > 2 > 成功数2 ダブル!
GM
実況信用値が8へ。
7 古き都市伝説の新たな展開に、新情報を、新展開を求める群衆の欲望が流れ込んでくる。★共鳴判定(強度X/上昇1)∞共鳴感情:[自己顕示(欲望)]
GM
というわけで、共鳴判定お願いします。
川崎稲荷
4DM<=8 〈∞共鳴〉 (4DM<=8) > [3, 3, 2, 10] > 2 > 成功数2 ダブル!
纐纈ゆうき
(4*2)DM<=8 共鳴判定(完全一致) (8DM<=8) > [3, 5, 10, 8, 5, 6, 8, 7] > 6 > 成功数6 ミラクル!
[ 川崎稲荷 ] 共鳴 : 4 → 6
[ 川崎稲荷 ] 共鳴 : 4 → 6
嶋田長介
4DM<=8 〈∞共鳴〉 (4DM<=8) > [5, 2, 10, 6] > 2 > 成功数2 ダブル!
[ 纐纈ゆうき ] 共鳴 : 4 → 7
[ 嶋田長介 ] 共鳴 : 4 → 6
GM
ネットでかなり注目を集め始めています。
GM
リプがめちゃめちゃ来てるしシェアされまくりです。
川崎稲荷
うわーっ自己顕示欲が満たされる~っ!
纐纈ゆうき
「げっ、通知やば!」流石に設定を変えた。
嶋田長介
「ゾクゾクするな。だがいまいち現実感がない」
纐纈ゆうき
「有益な情報きてるのかな~……来てもみつからなくね?」
GM
「コラにしては手が込みすぎてる」「そういう垢じゃないでしょ」「JCが本当に異界に行ってる?」「親は何してるんだ」等々色々なことが言われています
川崎稲荷
俺も実況しますか。インターネットで。
川崎稲荷
2DM<=7 〈専門知識(インターネット)〉 (2DM<=7) > [9, 5] > 1 > 成功数1 成功!
川崎稲荷
やったー!
GM
おめでと~~
9 ネット中がきさらぎ駅実況に夢中だ。★共鳴判定(強度9/上昇1)∞共鳴感情:[自己顕示(欲望)]
GM
共鳴判定お願いします!
川崎稲荷
6DM<=9 〈∞共鳴〉 (6DM<=9) > [2, 6, 2, 1, 8, 3] > 7 > 成功数7 ミラクル!
嶋田長介
6DM<=9 〈∞共鳴〉 (6DM<=9) > [9, 6, 10, 5, 10, 4] > 2 > 成功数2 ダブル!
纐纈ゆうき
(7*2)DM<=9 共鳴判定(完全一致) (14DM<=9) > [7, 2, 7, 8, 7, 4, 1, 7, 7, 9, 5, 2, 2, 6] > 15 > 成功数15 カタストロフ!
[ 川崎稲荷 ] 共鳴 : 6 → 9
[ 纐纈ゆうき ] 共鳴 : 7 → 9
[ 嶋田長介 ] 共鳴 : 6 → 8
GM
なんかマスタリングシートには

>共鳴者が【逸脱】してしまったら即座に【憑依】され、気づけばその共鳴者はいなくなっている。

って書いてるんですけどぉ
GM
ここでいなくなられたら困るのでぇ
GM
セッションシマチョウさんしかいなくなっちゃうんで……
GM
なんか上昇値勘違いしてたっぽいな
GM
勘違いしてたっぽいです
GM
ちょっと一回確認しなおします
川崎稲荷
まさかこんなことになるとはね
GM
多分
シマチョウ 4 稲荷 3 ゆうき 3って感じだと思います
川崎稲荷
俺たちは正気を失って逸脱したと思っていたが、特にそんなことはなかったぜ。
GM
それでよかったらそういう感じに減らすけど……いいかな!?
川崎稲荷
大丈夫だぜ!
纐纈ゆうき
大丈夫です~!
嶋田長介
よいです。
GM
数カウント間違えてたらごめんね!!
[ 嶋田長介 ] 共鳴 : 8 → 4
[ 川崎稲荷 ] 共鳴 : 9 → 3
[ 纐纈ゆうき ] 共鳴 : 9 → 3
GM
安全な値だ
川崎稲荷
正気に戻ってきた気がします。
川崎稲荷
正気に戻って改めて見てもバズりまくってるぜ。
纐纈ゆうき
一瞬意識を失った気がした。
嶋田長介
僕は一番共鳴していなかった気がするんだが、実は一番共鳴していた。
川崎稲荷
1d6 (1D6) > 1
1 不確かな存在
何故だか急に、「このまま自分の存在が世界から消え てしまうのではないか」という恐怖感に苛まれる。こ れは異界に迷い込んだ不安からか。あるいは何者かの 感情が流れ込んでいるのだろうか? シナリオ中、[共鳴感情:恐怖(情念)]を獲得する。
纐纈ゆうき
1d6 (1D6) > 4
4 難易度調整
共鳴者には世界の過ごしやすさが変化したように思える。
1D3を振る。1なら以降の判定でダイスボーナス+1、2ならそのまま、3ならダイス-1となる。この影響は1D10分(あるいは1D3回分)の間続く。
纐纈ゆうき
1d3 (1D3) > 2
川崎稲荷
ノーマルモード継続だ
嶋田長介
ふたりはハウリングが起きたけど、僕はハウリングが起きなかった。
纐纈ゆうき
「?」ぬるい風が吹いたなあ、と思った
川崎稲荷
ちょっと怖くなってきた気がします。
川崎稲荷
寒気がぶり返してきたな……
嶋田長介
「…………いや、僕は実況をやめておこう」
先ほど何かにとりつかれそうになった錯覚、そして仕事サボりと万引き身バレが危険な気がしたので、実況する指を止める。
纐纈ゆうき
「なんかさ……実況すると……気分悪くなる」
川崎稲荷
「なんかありますよね」
川崎稲荷
「ホラー映画とかで、怪異がどんどん人を取り込もうとして」
川崎稲荷
「ビデオとかネットとか使うやつ」
纐纈ゆうき
「えぇええ~!?やめてくださいよお……」
川崎稲荷
気が付いたら片棒担いでたりして、と言いながら手はポチポチツイートしてます。
川崎稲荷
「あ、そういえば場所のこと分かりました?」
嶋田長介
「若者のSNS中毒が深刻だな……」
纐纈ゆうき
「それそれ!え~っとね……」情報を確認します。
GM
SNSには大量の有象無象の情報の中に、いくつか有用なものもありました。
GM
まず、伊佐貫トンネルというトンネルは存在しないこと。
川崎稲荷
ほうほう。
纐纈ゆうき
「え」
GM
複数人が同じことを言っており、ソースも提示されていたりして、信用できそうです。
GM
そして、きさらぎ駅の都市伝説に、その名前のトンネルが現れること。
纐纈ゆうき
「…………、だって。」共有して、固まっています。
纐纈ゆうき
「その先に何があるかはないのぉ~?!!?!?!」ビビってます。
川崎稲荷
「…あ、でも、怪談に現れるってことは、ここ通ったら帰れるんじゃないですか?」
GM
「ネタにしては本格的すぎる」「三人ばらばらのとこで実況してるのも本当っぽい」「俺は信じるぜ」「まるで伝説の再現だ」と盛り上がっています。
嶋田長介
「これがきさらぎ駅再現テーマパークだったら満点なのにな」
川崎稲荷
でもはすみさんは行方不明のままなんだったっけ、と思ってさすがに言うのを止めてます。
はすみ
「じゃあ私、スタッフですか……?」
纐纈ゆうき
「ど、どうしますう……?先、行きます……」
川崎くんを見て、
「よね……」
川崎稲荷
「まあ、ここまで来たんだから進むしかないでしょう」
纐纈ゆうき
「はすみさんもそんなこと言う余裕ないでしょお!?」
はすみ
「すみません、つい……」
嶋田長介
「はすみさんもバックヤードでの練習をきっとがんばったことだろう」
川崎稲荷
乗ってる。
はすみ
「そうなんですかぁ……?」
嶋田長介
シマチョウはむしろ乗っかった
纐纈ゆうき
何だこの人達
GM
行くかな~という感じで顔を上げると。
GM
視界の端に違和感を覚えます。
川崎稲荷
視界の端に。
GM
みなさん、知覚で判定してください。
川崎稲荷
1DM<=2 〈*知覚〉 (1DM<=2) > [6] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
振り直しちゃっていいですよ
嶋田長介
観察眼で振ります
川崎稲荷
わーい、危険察知で振り直します
纐纈ゆうき
1DM<=6 〈観察眼〉 (1DM<=6) > [1] > 2 > 成功数2 ダブル!
川崎稲荷
1DM<=7 〈危機察知〉 (1DM<=7) > [9] > 0 > 成功数0 失敗!
嶋田長介
2DM<=8 〈観察眼〉 (2DM<=8) > [9, 9] > 0 > 成功数0 失敗!
川崎稲荷
何も分かりませんでした。
GM
川崎稲荷……………
嶋田長介
シマチョウもここまで目を酷使しすぎた
川崎稲荷
ゆっくり目を休めて……
GM
シマチョウも年齢が年齢だししかたないね
纐纈ゆうき
ぴちぴちの眼
GM
では成功したゆうきさん。
GM
先程までかすれて読めなかったはずのトンネルの名前。
GM
「伊佐貫」の文字が、ハッキリ読み取れるようになっています。
纐纈ゆうき
「……あれ?」
纐纈ゆうき
ごしごし
GM
はい、ここでゆうきさんだけ共鳴判定!
纐纈ゆうき
「……あれ!?」
共鳴判定(強度X/上昇1)∞共鳴感情:[恐怖(情念)]
※強度は現在の「ネット実況信用値」と同じ。
纐纈ゆうき
3DM<=9 〈∞共鳴〉 (3DM<=9) > [7, 8, 5] > 3 > 成功数3 トリプル!
[ 纐纈ゆうき ] 共鳴 : 3 → 4
GM
ハウリングですね。
纐纈ゆうき
「なん、か……読めるんだけど……あっれ……」
GM
1D6をどうぞ。
纐纈ゆうき
1d6 (1D6) > 5
5 ミーム汚染
なぜかやたらと会話にネットスラングを使いたくなる。 1D6×10分間(あるいは1D10発言ノルマ)程度継続。
纐纈ゆうき
最悪
纐纈ゆうき
1D10 (1D10) > 7
纐纈ゆうき
「うはおk」
川崎稲荷
「なんて?」
嶋田長介
「ん? 最近の若者言葉はネットミーム由来のも多いというが……古くないか?」
纐纈ゆうき
「?!」
はすみ
「え?」
はすみ
「ぬるぽ?」
纐纈ゆうき
「ガッ」
川崎稲荷
「?」
纐纈ゆうき
「!?」
はすみ
「どうしたんですか?」
嶋田長介
「はすみさんとは世代も合ってそうだ」
纐纈ゆうき
(なぜか……変な言葉が口をついて出る……?!)
はすみ
「ええ……複雑……」
纐纈ゆうき
「意味わからなくて草」
川崎稲荷
「大丈夫ですか?」
川崎稲荷
いろんな意味で……
嶋田長介
「悪酔いでもしたのか」
川崎稲荷
「ああ、さっきのお酒で……?」
はすみ
「気分悪くなったって言ってましたしね……」
川崎稲荷
「ちょっと進むのは待って、纐纈さんが落ち着くまで待ちましょうか」
嶋田長介
「少し休むか。ところで考えていたんだが、はすみさんが冗談で言った『きさらぎ駅テーマパークのスタッフ』だけど……そう考えると妙につじつまが合うな」
嶋田長介
「この場所も、はすみさんの名前や振る舞いも、きさらぎ駅をしらない僕たちに、丁寧に都市伝説を紹介してくれてるみたいだ」
はすみ
「そう……なんでしょうか?」
纐纈ゆうき
「長文乙……」
川崎稲荷
「ですかね?」
はすみ
ゆうきの方を心配そうに見ている。
嶋田長介
「思いついただけだから、だから何とは言えないんだがね」
嶋田長介
荒らしはヌルーした
はすみ
バッグを漁り、ペットボトルの蓋を回した。プシューと音が鳴る。
纐纈ゆうき
「うう……おじさんイミフ……」
嶋田長介
ペットボトルの銘柄を見る
はすみ
水素水。
川崎稲荷
水素水!?
嶋田長介
「水素の音だな……」
嶋田長介
「で、このトンネル、入るか?」
川崎稲荷
「大丈夫そうですか? 纐纈さん」
纐纈ゆうき
(こくこく)
川崎稲荷
「それじゃ、行きましょうか」
纐纈ゆうき
「ガンジーも助走つけて進むレベル」
川崎稲荷
だめかも……
纐纈ゆうき
禿同……
はすみ
大丈夫かな……
GM
共鳴判定に成功したゆうきさんは、トンネルの名前がまるで「書き足された」かのような違和感と不気味さを感じます。
纐纈ゆうき
「はぁ……はぁ…………ん……?」
纐纈ゆうき
「なんか、……書き足されてるっぽくない?名前……」はすみの方を向く。
GM
全員、風景もクリアに見えてきています。
川崎稲荷
「ん?」
はすみ
「そうですか? 私はよくわかりませんが……」
纐纈ゆうき
「えっ、あたしだけ?!」
嶋田長介
「なんだか……なじんできたな……」
川崎稲荷
きょろきょろとあたりを見回しています。
嶋田長介
改めてクリアになった視界で周りを見回してみよう。
纐纈ゆうき
観察眼で、トンネルをさらによく見ます。
GM
どうぞ
纐纈ゆうき
1DM<=6 〈観察眼〉 (1DM<=6) > [9] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
よくわかんなかったです。
纐纈ゆうき
よくわからなかった。
はすみ
「ゆうきさんの喋り方も落ち着いてきましたし、先に行きましょうか」
纐纈ゆうき
「あの、書き足されてるようにみえるんですけど……もしかして本物のイサヌキトンネルじゃ……なかったりしないですか?」
川崎稲荷
「そうですね」
はすみ
「え……?」
川崎稲荷
あれも怪現象だったのだろうか……?
川崎稲荷
「んん?」
はすみ
「といっても……実在しないってネットにありましたし……本物もなにも……」
纐纈ゆうき
「でも……えっと……あの……
 そう、ですよね……」
纐纈ゆうき
従うようだ。
嶋田長介
「僕の見た老人もよくわからなかったしな……」
嶋田長介
「進んでみるか」
纐纈ゆうき
「はあ、う~~~……こわいよ~……暗い……」
はすみ
恐る恐る進みます。
川崎稲荷
スマホのライトをつけつつ……
はすみ
「トンネル声響く~……」
纐纈ゆうき
「川崎さんの服つかんでいいですか……?」
川崎稲荷
「ああ、いいですよ」
嶋田長介
「じゃあ僕ははすみさんの服を掴むか」
纐纈ゆうき
「ありがとうございます……」上着のうしろを掴んで進む。
はすみ
「え、なんでですか……?」
纐纈ゆうき
「セクハラですよそれ」
川崎稲荷
「嶋田さんも俺のにしときましょうよ。掴むなら」
嶋田長介
「これは失敬(女子中学生は多感だな……)」
はすみ
「全員で川崎くんに掴まりますか」
川崎稲荷
「はぐれないようにって意味ではいいかも」
川崎稲荷
生きて帰れるかって時に服が伸びるぐらい些事些事。
纐纈ゆうき
「スマホのライトも節約できそうっすねえ」ちょっとほぐれてきた。
嶋田長介
結局嶋田はひとり少し離れて歩く。
川崎稲荷
「さあ、どんどん行きましょう!」
はすみ
嶋田さんが掴まらないならはすみも遠慮しておきましょうか 未成年相手だし
纐纈ゆうき
「ゆっくりお願いします!!」
川崎稲荷
ちょっとビビり始めているのでかえって明るくなっています。
GM
暗く長いトンネル。
GM
響く声、足音。わずかに天井から滴る水。
纐纈ゆうき
「う~……早く帰りたい……」
川崎稲荷
「さすがにちょっと腹減ってきましたしね」
嶋田長介
「……都市伝説だったら、一人だけ離れて実況している奴は安全だから、今は僕が一番安全かな」
嶋田長介
軽口をたたく
纐纈ゆうき
「おなか……空いたのかなあ……」よくわからない。
川崎稲荷
「年長者なんだから、一番危険なポジションにあえて行きましょうよ。そのほうが人気出ますよ」
纐纈ゆうき
「死亡フラグじゃないですか?それ…… 気がついたら一人消えてるやつ」
はすみ
「ヘイト高い人は先に死にますよ~」
嶋田長介
「四十過ぎがヒーローぶって人気が出るかい」
GM
いかにも何か出そうな雰囲気だが、特に何か出ることもなく。
GM
一行は出口にたどり着いた。
川崎稲荷
「おっ、出口……」
GM
風景がめちゃめちゃぼやけている。
川崎稲荷
ぼやけまくり。
纐纈ゆうき
「え……でぐち……なんですかコレ……?」後ろから覗き込んで、引っ込んだ。
嶋田長介
「またよく見えなくなっているぞ……さっきは目がすっきりしたのに」
GM
すりガラス越しに見たような、jpeg劣化を繰り返したような、そんな風景。
川崎稲荷
目を凝らして目を細めて……もうこれ以上細くはならないぐらい細いですが……
はすみ
「……あ!人影ですよ!」
川崎稲荷
はすみさんのほうを見る。
纐纈ゆうき
「えっ……?」(見るよりも背中に隠れる)
GM
そう言ってはすみが駆け出した先には、たしかに人影がある。
川崎稲荷
あっ。
嶋田長介
見守る。
GM
その人影は輪郭がおぼろで、顔もモヤがかったようによく見えない。
纐纈ゆうき
「えっ?はすみさん?!」走り出すのを止められるわけもない。
川崎稲荷
「はすみさん、ちょっと……!」
嶋田長介
「さっきの老人……とは別か……?」
GM
はすみはその人影に話しかける。
はすみ
「あの……」
人影
「あくせづんあちすおで、どろこたんのく」
はすみ
「実は、道に迷っちゃった? みたいで……」
纐纈ゆうき
「!?」
GM
はすみは気にせずに会話を続けている。
川崎稲荷
会話してるな……
纐纈ゆうき
ぐいぐい、と川崎氏の服を引っ張る。
嶋田長介
何となく嫌な感じがして、目をそらし耳を塞ぎたい。
人影
「ぁあっとやみにちむ」
川崎稲荷
「……でも、話せてるんだし、情報が手に入れられるかも……」
はすみ
「そうなんです」
纐纈ゆうき
「まじすかぁ~~~??」(超小声)
GM
はすみの表情は明るい。 助けに出会えた、というように。
川崎稲荷
「いや~、でも、言うとおりについてったりそっちに進んだりしたら、俺たち逆に帰れないかもですね!はは」
川崎稲荷
「まあ様子見てみましょうよ」小声。
人影
人影が、ぎょろりと稲荷を見る。
川崎稲荷
あ。
人影
「おやにろん、いしあなきおみねかうけちおいにちままやんのく、あーむ」
川崎稲荷
目合っちゃった。
人影
「おゆれがえっつこえだみけおぬかきつ」
纐纈ゆうき
近くにいる自分も一緒に見られた気がして、引っ込んだ。
川崎稲荷
何言ってるか分かんねえ~。
はすみ
「みなさん! この人が、近くの駅まで車で送ってくれるそうです!」
川崎稲荷
「あ~」
川崎稲荷
ちょいちょいと手招きをする。
川崎稲荷
「ちょっといったん相談しましょう」
纐纈ゆうき
(こくこくっ)首がもげそう
はすみ
「え。ああ……、そうですね」
はすみ
ちょっと待っててくださいね、と人影に断って、戻ってくる。
嶋田長介
シマチョウは耳を塞いで目をそらしているのでよくわかっていない
纐纈ゆうき
「はすみさんっ、あのひとだれなんですか……?!何言ってるか全然……わっかんないんすけど………」(小声)
はすみ
「誰って……通りすがりの人ですけど……」
川崎稲荷
「めちゃくちゃ訛ってたりします?」
纐纈ゆうき
「もやもやしてて……目ぎょろぎょろしてて……怖い以外にないんですけど……」
はすみ
「いえ、別に……。 距離があったから聞き取れなかったんですかね?」
川崎稲荷
「…いや、実は……」
はすみ
「もやもや……は、わかんないですけど……」
川崎稲荷
「俺たちには、あの人の姿もよく見えないし」
川崎稲荷
「めちゃくちゃ意味不明の言葉をしゃべってるように聞こえるんですよ」
はすみ
「えっ……」
川崎稲荷
「はすみさん、このあたりの風景ってよく見えたりします?」
はすみ
ええ~という顔で人影を振り返ります。
川崎稲荷
「俺たち、風景もめちゃくちゃぼやけてて……」
はすみ
「ええっと……はい……」
はすみ
「ええ……」
川崎稲荷
「さすがにちょっとヤバそう」
はすみ
「どうしましょうか……」
はすみ
「ネットの人に相談してみます?」
纐纈ゆうき
「えっと……場所じゃないしなあ……」
川崎稲荷
「……うーん」
はすみ
「迷ったら安価って言いますし……」
川崎稲荷
「?」
纐纈ゆうき
「あんか……?」
はすみ
「あっ、なんでもないです……」
川崎稲荷
「……とりあえず、車に乗るのはやめる方向で……」
纐纈ゆうき
「はすみさん、あの、あの人はさっき川崎さんになんて話したんですか……?」
川崎稲荷
あ、そういえば色々長文を言ってたな。
はすみ
「え? だから、車で近くの駅まで送ってくれるって……」
川崎稲荷
「なるほどなあ」
はすみ
「嶋田さんもほら、話し合ってくださいよ」
川崎稲荷
直感でついていっていいか判断します。
GM
どうぞ!
川崎稲荷
2DM<=8 〈直感〉 (2DM<=8) > [4, 2] > 2 > 成功数2 ダブル!
GM
直感がピーンと来てる
川崎稲荷
めちゃくちゃピンときました。
GM
直感では、なんか別にどっちでもいい気がします。
GM
それよりももっと嫌な予感があります。
川崎稲荷
おっ。
纐纈ゆうき
「ど、どうしました……?」
GM
嫌な予感的には、どっちにしろ一緒そう。
嶋田長介
「ううむ……」
耳を塞いでた手を放して、ざっと事情を聴いた。
川崎稲荷
「うーん」
川崎稲荷
「サブイボがずっと止まらないんですよね」
川崎稲荷
ほら見て、と学ランめくってる。
纐纈ゆうき
「……嫌な予感って、当たる方ですか?」
川崎稲荷
「この予感は当たる気がしています」
はすみ
「嶋田さんはわかりますよね、迷ったら安価って」
嶋田長介
「おk把握」
纐纈ゆうき
「???」
嶋田長介
「ところではすみさん、さっき僕らに聞こえた『消えたくない』って言葉、あなたには聞こえたかな」
川崎稲荷
こっちも分からない言葉で話し始めたな。
はすみ
「よかった……始めて嶋田さんに安心を覚えました……」
はすみ
「え、ああ……」
はすみ
「聞こえました」
嶋田長介
「なるほど。いや、あの声が、なんだか浮いてるというか、駅っぽくなくて気になってたんだ」
川崎稲荷
「駅っぽくない?」
嶋田長介
「……駅も、トンネルも、線路でひかれた人も、駅で迷ったのを助けてくれる人も、駅に関係あるだろ。でも『消えたくない』は、違う」
川崎稲荷
「ああ……」
はすみ
「確かに……そうですね」
はすみ
「あの、とりあえず車に乗るか乗らないか決めませんか? 待たせてますし……」
川崎稲荷
「できれば僕は、今回はお見送りがいいかな……」
纐纈ゆうき
「じゃああの……提案なんですけど……乗らないとして……その人にここが何県のどこかって聞いてもらえないですか……?」
嶋田長介
「僕一人なら乗った。が、川崎君とゆうき君が不安ならやめておこう」
はすみ
「えーっと……じゃあ、何県か聞いてお断りしてきますね」
川崎稲荷
「ありがとうございます」
纐纈ゆうき
「それで、どっちに歩けば良いのかとか……」
纐纈ゆうき
「はい、お願いします……」
纐纈ゆうき
人の制服をぎゅうっと掴んでいる。
GM
しばし話した後、人影は車に乗って走り去った。
川崎稲荷
捕まれてます
はすみ
「聞いてきました! ここは静岡県で、あっちに歩くと隣の駅があるそうです」
纐纈ゆうき
「……」車を見送った。
川崎稲荷
うーん。
嶋田長介
「静岡か。はすみさんが乗った電車も静岡だったか」
纐纈ゆうき
「しずおか……」
川崎稲荷
サブいぼが止まらないんだよな。
はすみ
「そうです!」
川崎稲荷
「歩いてみましょうか」
嶋田長介
「じゃあそっちに歩いてみるか」
はすみ
「そうですね……、あっ、ネットの人も心配しているだろうし、報告しませんか?」
纐纈ゆうき
「なんで……静岡にいんだよお……」
川崎稲荷
じっとはすみさんの顔を見る。
川崎稲荷
それから、二人を振り返る。
川崎稲荷
「どうします?」
纐纈ゆうき
「報告をですか?それとも、歩く、こと……?」
川崎稲荷
「報告。しちゃいましょうか。みんな待ってるし」
はすみ
「駅までの道がわかりましたよーとか」
はすみ
「人に道を聞けたから大丈夫とか」
嶋田長介
「いいんじゃないかな、実況しても」
纐纈ゆうき
「…………」スマホを見る。
嶋田長介
さっきは実況を止めたが今度は賛成する。
纐纈ゆうき
自分の過去の写真もシェアされ始めている。かわいいとか、かわいいとか、かわいいとか。
GM
では、実況してもいいかな~と思う人は適当な技能で判定してください。
川崎稲荷
では僭越ながら俺が、インターネットで。
嶋田長介
私も洞察でやりたい。
川崎稲荷
2DM<=7 〈専門知識(インターネット)〉 (2DM<=7) > [8, 5] > 1 > 成功数1 成功!
GM
おめでとう!!
川崎稲荷
光のインターネットの力だ!
嶋田長介
1DM<=6 〈洞察〉 (1DM<=6) > [5] > 1 > 成功数1 成功!
纐纈ゆうき
SNS発信で、振ります。
嶋田長介
「世間には忘れられたくないからな」
纐纈ゆうき
2DM<=8 〈その他(SNS発信)〉 (2DM<=8) > [9, 6] > 1 > 成功数1 成功!
GM
全員成功!
GM
ネット実況値は10へ!
10 ネット上のあらゆる世代が実況に注目し、無断転載されまくり、MADが作られ、幾百のメディアからDMが飛んでくる。
川崎稲荷
うわーっ大変だ
川崎稲荷
通知切っときます。
GM
ネットに実況すると、周囲の風景がはっきりしてきます。
はすみ
「ふふ……皆が夢中になってる……」
嶋田長介
「おお……さっきの黒いのがいた時に実況してれば、顔を拝めたのかな?」
川崎稲荷
「俺も同じこと考えてました」
はすみ
ガラケーをずっと見ている。
川崎稲荷
「じゃ、周りもはっきり見えるようになったことだし、歩きましょうか」
纐纈ゆうき
ここは静岡だと言われたが信じられない、とか、他の人に会った、という話をシェアしている。
嶋田長介
「うれしそうだね、はすみさん」
はすみ
「ええ、ええ」
はすみ
「皆がこの話を知って……皆が誰かに話してる……」
纐纈ゆうき
「あっ……?」スマホから顔を上げると、視界がクリアになり、驚いている。
纐纈ゆうき
「……はすみさん……?」
嶋田長介
「……僕は思うんだが、はすみさん、やっぱりあなたは妖怪で、スタッフなんじゃないか。きさらぎ駅の……きさらぎ駅という物語が、世間から自分を忘れられないために生み出した、そういうものなんじゃないか」
嶋田長介
おもむろに語り出した。
はすみ
「…………」
川崎稲荷
失礼ですよ、嶋田さん、とは今度は言わなかった。
纐纈ゆうき
「……えっ」シマチョウを見る。
纐纈ゆうき
「……」何も言わないはすみを見る。
嶋田長介
「だから、話題になりたくて……そして僕らはうまくバズらせた。もう十分じゃないか? この子らを帰してくれてもいいんじゃないか?」
嶋田長介
「『消えたくない』は叶ったろ」
嶋田長介
様子を伺います。
川崎稲荷
いざとなったら引っ張って走って逃げられるように、纐纈さんの手を握っとくか。
はすみ
「察しがいいんですね、嶋田さん」
纐纈ゆうき
「!」強ばるが、握り返す。
はすみ
「そうですよ、ここはきさらぎ駅。 ネットミームにしか存在しない異界」
はすみ
「人々の好奇心や恐怖そのものが、この空間を作っている。 皆がきさらぎ駅に興味を持つほど、恐れを抱くほど、きさらぎ駅は力を得る……」
はすみ
「協力してくれたあなた方には、本当に感謝しているんです」
川崎稲荷
「……じゃあ、ご褒美にこのまま帰してもらえたりします?」
はすみ
「ふふ」
纐纈ゆうき
「…………」やっぱり、と思った。
纐纈ゆうき
「か、帰してよお……」
嶋田長介
「オチが弱いなんて言わないだろうな……」
はすみ
「きさらぎ駅の結末、聞きましたよね」
はすみ
「『きさらぎ駅に迷い込んだものは消息不明になる』──」
纐纈ゆうき
「………、そ、れは……!」
川崎稲荷
「あ~……」
はすみ
「伝説を再現し、きさらぎ駅を完全なものにするにはァ」
はすみ
「あなた達に消えてもらう必要があるんですよ!!」
纐纈ゆうき
「ヒッ……!?」
GM
言いながら、はすみの体が軋み始める。腕が、胸が、足が膨れる。
川崎稲荷
「げっ」
纐纈ゆうき
「……、は……」
GM
赤いニットを破り、異形が顔を出す
GM
異形となったはすみが襲いかかる。
纐纈ゆうき
「は、むり、マジムリ、ムリ!!!!!」
GM
というわけで、皆さんは巨大な化物と化したはすみから逃げながら、
異界からの脱出の糸口を探さなければなりません。
GM
まずはイニチアチブ値を確認します。
【💪 身体】+〈スピード〉技能レベルです。
川崎稲荷
「走りましょう!」
纐纈ゆうき
「は、はい!」
川崎稲荷
1です!
嶋田長介
身体6でスピード1の7です
纐纈ゆうき
7です
川崎稲荷
いざとなったら走って逃げる(一番遅い)
GM
終了条件は
「きさらぎ駅からの脱出」あるいは
「共鳴者全員の【死亡】または【逸脱】」です。
はすみ(異形化)
最大 HP: 【ネット実況信用値】× 5
イニシアチブ値:4
GM
というわけで、逃げつつ脱出する糸口を探すことになるんですが
GM
10分くらい休憩にしましょう。

GM
休憩おわり!
纐纈ゆうき
ワーッ
川崎稲荷
ウオーッ
嶋田長介
戦うぞインターネットと
GM
改めて、逃げつつ脱出する糸口を探すことになるんですが、脱出する方法に心当たりがあれば行っていいです。
特に心当たりがなければ、洞察、直感、専門知識オカルト等で判定するとヒントが得られるでしょう。
GM
ネットの人に聞いてもいいんですが、ネット実況信用値は上がります。
纐纈ゆうき
1d10 (1D10) > 4
嶋田長介
イニシアチブが私とゆうきさん同値なので、どっちが先かきめます
嶋田長介
1D10 (1D10) > 9
GM
ありがとうございます!
纐纈ゆうき
恐怖から、咄嗟に川崎くんの手を掴んで、距離を取ろうとします。
纐纈ゆうき
「ひっ、……」
川崎稲荷
引っ張られて一緒に走ります。
はすみ
はすみは虚空に咆哮し、3人を追いかける。
川崎稲荷
「追ってくるよなあ~!」
はすみ
地面や木を破壊しながら、四つ足で駆ける。
川崎稲荷
足をもつれさせながら、なんとか俊足の纐纈さんについていこうとしてます。
はすみ
しかしその体が巨大すぎるためか、慣れていないためか、足の早い人間には追いつけない。
川崎稲荷
「おっ、意外と手間取ってるな」
川崎稲荷
「纐纈さん、大丈夫。あいつけっこうのろまですよ! この隙に、脱出する方法を探しましょう!」
纐纈ゆうき
「はっ、は、……お、おじさんは大丈夫かな……?!」川崎の言葉に少し、足を緩める。
纐纈ゆうき
「えっ、脱出、………、えっと……、」
嶋田長介
「全力疾走は久々だ!」
二人から少し離れた場所を走っています。
はすみ
電柱に激突し、吠える。 腕を振るうと、電柱は簡単にひしゃげた。
川崎稲荷
力は強い~!
嶋田長介
「ネットの妖怪なんだからネットの力で何とかならないのか!」
川崎稲荷
「デマでした!ごめんなさい!ってSNS発信してみんなの興味をなくすとか?!」
川崎稲荷
もうけっこう息が上がってます。
纐纈ゆうき
「えっ……、デマ……!?し、信じるかなあ……!」
川崎稲荷
「もしくは……さっきのあのぼやけたところ……」
纐纈ゆうき
様子を見ながら足を緩めます。
纐纈ゆうき
「………あっ、デマ、じゃなくて……」
川崎稲荷
「ネットで話した途端によく見えるようになったってことは、またぼやけたところに行けば、なんもないところまで出たりするかも……」
纐纈ゆうき
「むしろ、脱出できましたって言う、とか……」
川崎稲荷
げほげほ急き込んでいます。
川崎稲荷
「なるほど! それもアリだな!」
嶋田長介
「噂を消すんじゃなくて続きを書くのか。いいぞ、ゆうき君!」
纐纈ゆうき
「わ、わかりました!そしたら、ぼやけたところに向かいつつ、今のを書き込んでみます……」
GM
えーっと、では。
GM
ネットの人々に嘘の情報を信じ込ませるには、交渉にトリプル以上の成功が必要です。
GM
脱出できた、となると結構嘘のハードル高いので、ミラクル成功かな。
GM
嘘の内容によって難易度は変化します。
嶋田長介
SNS発信技能でボーナスついたりは?
GM
現在の【ネット実況信用値】÷ 2 個のダイスボーナスが付くって書いてる……
嶋田長介
本来行動順が私は後だけど、シマチョウがはすみを走っておびき出して、文章整える時間を稼いだってことでボーナスあげられませんか
嶋田長介
スピード技能とかで
GM
では、判定に成功したらボーナス付く感じにしましょうか。
GM
成功数と同じだけのボーナスって感じかな
嶋田長介
了解です。
嶋田長介
「おいはすみさん、随分遅いな! 僕も何もしないまま消えていきそうな人生だってのに、僕よりなまってるぞ!」
と挑発して囮になります。
嶋田長介
1DM<=7 〈スピード〉 (1DM<=7) > [10] > -1 > 成功数-1 ファンブル!
嶋田長介
ぐえ
はすみ
「ガアアアアアッ!」
纐纈ゆうき
「お、おじさん!!」
はすみ
どん、と地面を叩く。
GM
ファンブル表をどうぞ。
嶋田長介
「やっぱり四十越えがヒーローぶるもんじゃないな……」
嶋田長介
Choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応] (choice[ダメージ,共鳴,ハウリング反応]) > 共鳴
嶋田長介
「なんなら、ネットロアの一部になった方が意味のある人生か……察しがいいって言われるくらい相性がいいもんな」
[ 嶋田長介 ] 共鳴 : 4 → 5
川崎稲荷
おじさんが自虐をはじめてしまった。
川崎稲荷
「大丈夫!大丈夫です!ドンマイですよ!」
嶋田長介
はすみさんを挑発しようとその内心を考えたことで、かえって共鳴度が上がってしまった。
川崎稲荷
下手な励ましをしてます。
纐纈ゆうき
「ひぃいい、えっとおおお……」文章がまとまらない。
嶋田長介
「ゆうき君、文章が下手なら、顔でやったらどうだい。一発僕らが笑顔の写メあげるとかさ」
纐纈ゆうき
「おじさんは出しちゃダメでしょ、顔!」
纐纈ゆうき
次の駅についた!と書きます。SNS発信で判定できますか?
嶋田長介
「バイトが首になるだけだし、もういいよ。酒を盗った方はバレないだろうし」
川崎稲荷
「えっ!?」
川崎稲荷
「あのお酒盗んだ奴だったんですか!? 奢りとか言って!」
嶋田長介
「あっ……。まあ……ああ、そうだよ。どうでもよくなっちゃってさ」
纐纈ゆうき
「は、はあ!?」スマホを落としそうになった。
GM
最後に実況していたのが、駅までの道がわかりました、みたいな感じだったので大丈夫そうですね。 SNS判定どうぞ!
纐纈ゆうき
2DM<=8 〈その他(SNS発信)〉 (2DM<=8) > [10, 6] > 0 > 成功数0 失敗!
GM
【ネット実況信用値】÷ 2 個のダイスボーナスが付くので+5ですね
纐纈ゆうき
5DM<=8 (5DM<=8) > [6, 8, 10, 3, 5] > 3 > 成功数3 トリプル!
GM
「よかったね」「とりあえす一安心」「つまんね」「その駅も変なんじゃない?」というようなリアクションが付きます
GM
大体信じてもらえているようです。
GM
気がつくと、風景が駅になっていました。
はすみ
「なっ……これは!」
川崎稲荷
「おっ!」
纐纈ゆうき
「あっ!」
川崎稲荷
「いい感じですね! この調子でいきましょう!」
はすみ
「貴様らァ!! きさらぎ駅を変えたな!!」
はすみ
「私のきさらぎ駅を……私が生まれたきさらぎ駅を!!」
嶋田長介
「……いいじゃないか、きさらぎ駅さん。僕らの衰える人生がよくなるなら」
GM
ちょうど怒ったところではすみの手番ですね。
纐纈ゆうき
「そっか……やっぱり、興味がなくなればいいんだ……!」
纐纈ゆうき
自分のアカウントが心配だが……
はすみ
「うるさい……うるさい!!」
はすみ
「消えゆくことを恐れない存在がいるか!」
はすみ
シマチョウに固有技能:〈当て逃げ〉
はすみ
2DM<=10 〈当て逃げ〉 (2DM<=10) > [6, 6] > 2 > 成功数2 ダブル!
はすみ
命中時のダメージは【成功数】D6。
はすみ
2D6 (2D6) > 4[2,2] > 4
[ 嶋田長介 ] HP : 14 → 10
はすみ
腕を振り回し、嶋田へ振り下ろす。
纐纈ゆうき
「おじさん!」
嶋田長介
わからないとは言えない、という感情が体を鈍らせて、よけそこねた。
川崎稲荷
「うわっ……!」
嶋田長介
「いや……大丈夫だ……体は強い方なんだよ……」
よろよろ立ちあがります。
川崎稲荷
引き続き、デマを書き込んでいきます。内容は「まともそうな電車が来た」で!
川崎稲荷
専門知識:インターネットで……
GM
がんばれ
川崎稲荷
ダイスボーナスが5ついている 俺はやれる
川崎稲荷
5DM<=7 〈専門知識(インターネット)〉 (5DM<=7) > [5, 8, 2, 7, 6] > 4 > 成功数4 ミラクル!
川崎稲荷
2DM<=7 〈専門知識(インターネット)〉 (2DM<=7) > [8, 2] > 1 > 成功数1 成功!
GM
やったぜ
川崎稲荷
これが光のインターネットの力だ!
GM
「プァーン」
GM
電車が来ました。
纐纈ゆうき
「えっ、マジで!?」
はすみ
「バカなっ!!やめろ!!」
嶋田長介
健全そうな画像素材が使われて、ひかりのインターネット度が上がってきた
電車
「プシュー」
電車
「えーご乗車ーありがとうございまーす」
川崎稲荷
まともそうだ~!
川崎稲荷
乗るか。
はすみ
「バカ!!」
はすみ
「やめろやめろ!!普通に帰れた話にするな!!」
嶋田長介
「よく見ると、はすみさん。顔真っ赤だな」
川崎稲荷
「じゃあ、俺たちこれで……」
はすみ
「まってまって!! 謝るから待って!!」
纐纈ゆうき
(ついていけてない)
はすみ
「赤いのは最初からだって!!」
川崎稲荷
「お疲れさまっした~(部活の帰りの時に出す声)」
はすみ
「待ってよ~~!!!」
川崎稲荷
纐纈さんの手を引いて、乗ります。とりあえず。
纐纈ゆうき
「えっ、ほんとに?乗っていいの?」引かれたので、乗ります。
嶋田長介
一応、乗って良いのか危機察知で感じようとしてもいいですか
GM
どうぞ
嶋田長介
2DM<=8 〈危機察知〉 (2DM<=8) > [4, 5] > 2 > 成功数2 ダブル!
GM
かなり大丈夫そうです。
川崎稲荷
「大丈夫大丈夫」
GM
車内もかなり大丈夫そう。
はすみ
「ねぇ待ってぇ~~~」
嶋田長介
「大丈夫そうだよ。なんとなく、だけど」
シマチョウも乗ります。
川崎稲荷
「あっ、車内暖房効いてる。ありがたい」
はすみ
「待ってよ~~~」
はすみ
窓バンバン
嶋田長介
「……きさらぎ駅の知名度は上がったんだから、いいじゃないか。また誰かくるよ」
複雑な表情で言う。
GM
とはいえ、電車はまだ進みません。 外見と内装もちぐはぐです。
纐纈ゆうき
「はすみさんが自分で配信したらいいじゃないですか!TikTokとかで!!!」
GM
何線のどこ駅か決まっていないので、どうにもなんない感じかも。
川崎稲荷
なるほどね。
川崎稲荷
じゃあ次纐纈さんの手番だから、自分の最寄路線書いていいっすよ。
はすみ
「怪異に無茶いわないでよ~」
はすみ
「人間にやらせてこそでしょうよ~」
川崎稲荷
怪談美学を語り始めちゃった。
はすみ
「そもそも簡単にバズらないからどこの企業も困ってるんでしょ~」
はすみ
「貴重なチャンスなんですよ~~」
纐纈ゆうき
「えっと……我孫子です……。常磐線の。」
嶋田長介
「いいところで僕たちを帰したら良かったじゃないか。僕らが生きて帰ったらかってに怪談を広めたよ」
纐纈ゆうき
インターネットに、最寄り駅についた、と書き込みます。魅了判定で。
嶋田長介
「もうハッピー宣言しちゃったからダメだが……」
川崎稲荷
「そうそう。バズり狙いの怪異だとわかったら逆に広めないで置くか……みたいになっちゃいますよ」
GM
どうぞ!
纐纈ゆうき
2DM<=8 〈魅了〉 (2DM<=8) > [5, 2] > 2 > 成功数2 ダブル!
纐纈ゆうき
5DM<=8 (5DM<=8) > [8, 1, 4, 4, 2] > 6 > 成功数6 ミラクル!
GM
めちゃめちゃ成功している。
纐纈ゆうき
やったー!
GM
「ご乗車~ありがとうございま~す」
GM
「次は~北柏~北柏~」
嶋田長介
この女子中学生は、もうきさらぎ駅物語のほぼ全てを操作できるかもしれない。
纐纈ゆうき
「みなさん遠くてすみません……」
川崎稲荷
「いやいや、帰れるんなら大丈夫大丈夫」
GM
「プシュー」と扉が閉まります。
はすみ
「あっ、やだっ、待ってっ、待ってぇっ」
川崎稲荷
手を振る。
電車
ガタン……ガタン……
はすみ
「待ってぇ~~~!!」
嶋田長介
「おいて行かれるリアクションが平成だな……」
はすみ
ダッシュで追いかけますが、ゆうきさんがめちゃめちゃ成功してるので、普通に追いつけません。
はすみ
「待ってぇ~~~…………」
川崎稲荷
だんだんと小さくなっていく姿がすぐに見えなくなった 電車なので
GM
電車ってはや~い
纐纈ゆうき
「あの、ときどき、話しますよ、友達に……!」
纐纈ゆうき
聞こえているかいないのか、見えなくなった……
川崎稲荷
「ふわーっ」
川崎稲荷
帰れそう~となったので、立つのをやめてようやく座席に座りました。
GM
「ご乗車ありがとうございま~す。 北柏~北柏~」
纐纈ゆうき
「…………はあ。……はあ。」スマホの電波を見ます。
GM
普通に我孫子の隣駅につきました。
GM
スマホの電波も普通に来てます。
纐纈ゆうき
「あ、ついた………」
嶋田長介
「本当に帰れたみたいだね」
GM
他の乗客も普通にいます。
纐纈ゆうき
「あの……よかったら、みなさんうち、泊まります……?」
川崎稲荷
「えっほんとに? 迷惑じゃない?」
嶋田長介
「いいアイデアだね。川崎君、そうしなよ。僕は……ちょっとやることがあるから遠慮しておくが」
嶋田長介
「エプロンを返しに行かないとな」
川崎稲荷
「自首するんですか?」
纐纈ゆうき
「大丈夫ですよ、よく友達泊まりに来るし……おじさんはないけど……お父さんとか言って」
纐纈ゆうき
「あ……」そっか。
嶋田長介
「……まあ、社員さんに相談するよ」
川崎稲荷
「おつかれさまです」
川崎稲荷
「あの時、嶋田さんがバシッと見抜いてくれたおかげで、はすみさんの正体が分かったんで……」
川崎稲荷
「ほんとに感謝してます」
纐纈ゆうき
「おじさんのお陰であの異界から出られたので……有難うございました」
嶋田長介
「…………」
二人に褒められて、返事に困って頬をかいた。
嶋田長介
「……じゃあ、僕を見習った人生を送ってくれ」
纐纈ゆうき
「それはしないです」
川崎稲荷
「ははは」
嶋田長介
「それでいいよ、うん。じゃあ、僕はここで。元気でな」
川崎稲荷
「はい。お元気で」
纐纈ゆうき
「はい、元気で……」
GM
電車に次の駅のアナウンスが流れる。
嶋田長介
小さく手をあげて、ホームから去っていきます。
GM
乗客の話し声が聞こえる。
GM
「きさらぎ駅実況、盛り上がったけど普通に帰れたっぽいね」
GM
「無事でよかったよね~」
GM
「私もちょっと行ってみたいな、きさらぎ駅」
GM
「あの人達、この電車に乗ってたりして」
GM
「まさかぁ」
GM
昔の形とは異なるが、きさらぎ駅への好奇心は確かに息づいている。
GM
それは、共鳴者達の影響だろう。
川崎稲荷
帰れる駅になったほうがリピーターとか出るかもしれなくておとくですよ。はすみさん。
川崎稲荷
と心の中で話しかけた。
嶋田長介
一人になって、スマホを取り出した。
嶋田長介だけは、まだネットに無事に帰れた書き込みをしていない。嶋田のきさらぎ駅は、怪談ではなくなっていない。
「…………」
何かを打ち込んで、東京に向かっていった。
川崎稲荷
「じゃあ、お世話になろうかな」
川崎稲荷
「ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします」
川崎稲荷
頭を下げた。
川崎稲荷
家族に連絡しないと。
纐纈ゆうき
「あ、はい。狭い家ですが、ぜひ」
こちらも、深々と頭を下げた。
纐纈ゆうき
「何か聞かれたら、道に迷ってるところを助けてもらった、とかで。」間違ってないですし、と付け加えた。
川崎稲荷
「オッケー」
纐纈ゆうき
感触の残る右手で、空を軽く握った。
GM
エモクロア TRPG
『新約・きさらぎ駅』
GM
おわり
はすみ
もう学生はこりごりだよ~!(黒丸ワイプ)

GM
お疲れ様でした!
川崎稲荷
お疲れさまでしたー!
嶋田長介
お疲れ様でした!
纐纈ゆうき
お疲れ様でした!!
GM
残響の処理をやりますかとなったので、やります。
川崎稲荷
ワーッ
GM
[∞残響]は『エモクロアTRPG』のセッションクリア報酬です。
共鳴者が【死亡】や【逸脱】することなく生還した場合、セッションクリア報酬として共鳴者は[∞残響]を得ます。
GM
[∞残響]とは、物語中に受けた共鳴の残り香、欠片のようなものです。
《怪異》がいなくなり、事件が解決しても、彼らの影響は完全に消えてしまうわけではありません。
はすみ
やったぁ!
川崎稲荷
影響が残ってます
GM
事件を経験した人たちに残った感情として、あるいはもっと直接的な《怪異》からの魔力として、ほんの少しですがこの世界に残り続けます。
GM
[∞残響]はその共鳴者で遊んだシナリオの履歴、あるいはトロフィーであり、共鳴者が経てきた経験、そこで得た思い出や感情の記録でもあります。
GM
というわけで、シナリオをクリアした際に、各共鳴者は[∞残響]を一つ獲得します。
GM
キャラクターシートの[∞残響]の欄にシナリオ名「新約・きさらぎ駅」と「そのセッションで得た感情」を記録しましょう。
GM
感情の欄には《怪異》が持っていた共鳴感情をそのまま記載してもいいですし、あるいは他の共鳴者やNPCなどとの関わりの中で得た感情を具体的に記載しても構いません。書き方は自由です。
「哀しみ」「**との友情」「思い出せない誰かへの追憶」など、あなたらしい記載をしてください。
纐纈ゆうき
結構自由だ!
嶋田長介
PCにとってこのセッションがどういう思い出だったか、一言で表す、みたいなもんですね。
GM
そういう感じっぽい
嶋田長介
はすみさんのエコーは僕の中に残っているよ……ふふ……。
川崎稲荷
セクハラ
川崎稲荷
せっかく得た恐怖と、はすみさんの自己顕示欲で迷うな
はすみ
え……何……? 怖……
GM
感情を決めたら教えたり、もうちょっと悩みますしたりしてね。
纐纈ゆうき
もうちょっと悩みます!
川崎稲荷
せっかくだから恐怖にしようかな。
川崎稲荷
怖かったですよ!
纐纈ゆうき
大衆への恐怖か、川崎くんへの憧れ?みたいなののどっちかかなあ
纐纈ゆうき
でもやっぱ成長してほしいし、恐怖かな……MAD作られてるしな……
川崎稲荷
怪異への恐怖にします。
纐纈ゆうき
これから女優になれるかな……
纐纈ゆうき
大衆への恐れにします。インターネットの怖さ知った、みたいな
川崎稲荷
きっとなれますよ!
纐纈ゆうき
がんばります!
GM
シマチョウさんどうします?
嶋田長介
うーん、迷う
纐纈ゆうき
大衆っていうのかな~ インターネットの名称……
纐纈ゆうき
まあ大衆でいっか
嶋田長介
シマチョウは、「消えゆくことへの恐怖」を獲得したいです。
嶋田長介
正義もなせず孤独でぱっとしない人生のまま中年になった嶋田長介の中には、はすみの「消えゆくことを恐れない存在がいるか!」という叫びが、殴られた痛みと共にずっと残響し続けています。
自分や、共感した物語が消費されて消えたくないがために、今後少しあやうい行いをするかもしれません。
川崎稲荷
おっいいな
川崎稲荷
怪異に共感する40代となった
はすみ
えっ……嬉しいかも……
嶋田長介
シマはす、やっていこうな
川崎稲荷
またそういうこと言う
はすみ
距離の詰め方がもっと上手ければ考えたかもしれませんが……
纐纈ゆうき
普通にダメ出しだ
嶋田長介
はすみさんには言われたくないだろ
はすみ
GM
では、皆さんそんな感じの残響を得ました!
纐纈ゆうき
得!!!
川崎稲荷
得~!
GM
同じPCでどこかのセッションに参加する場合、残響効果として使用できます。
GM
詳しくはるるぶのディーラーセクション、残響効果をチェックだ!!
川崎稲荷
ワーッ
川崎稲荷
ありがとうございます
GM
という感じで、今度こそ、完!!
纐纈ゆうき
ありがとうございます!うれし!
纐纈ゆうき
お疲れ様でした!
嶋田長介
改めて、お疲れ様でした。
川崎稲荷
お疲れさまでした!